掲載日:2026年6月17日

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リハビリテーション科

お知らせ 

術前呼吸器教室のご案内

術前呼吸器教室の説明用紙に、永久気管孔を造設されている患者さんは対象外であることを明記いたしました。

2025年10月27日 永久気管孔のある患者さんが、術前呼吸器教室の際に使用する呼吸訓練装置(ボルダイン)を誤って購入される事例がありました。これを受け、術前呼吸器教室の対象患者の条件を説明用紙に追記するとともに、外来・リハビリ室での説明および確認方法を見直し、同様の誤購入が起きないよう対策を行いました。

引き続き、患者さんが安心してリハビリテーションや術前準備に取り組める環境づくりに努めてまいります。
ご不明な点がございましたら、遠慮なくスタッフまでお声がけください。

がんロコモ検診について 

1. がんロコモ検診とは?

1)検診の目的:がん治療を継続するために、骨・筋肉・歩行機能を評価し、転倒や骨折を予防すること

2)対象者:当院でがん治療中または経過観察中の患者さん

3)検診のポイント:

  •  早期発見・早期対策で転倒や骨折を予防
  • 「動ける体」を維持し、治療の継続をサポート
  •  日常生活動作や体力の改善につながる

2. 検診の内容(詳細な検査項目)

1)骨密度検査(DEXA法):骨粗鬆症のリスクを評価

2)体組成検査(筋肉量・脂肪量の測定):筋肉量や体脂肪率を測定し、運動機能の低下をチェック

3)歩行機能解析:歩き方やバランスを評価し、転倒リスクを分析

4)ロコモ度テスト:運動機能の簡易評価を実施


3. 検診の流れ

1) 受付・問診:日常生活や運動器についてのヒアリング

2) 各種検査:骨密度、筋肉量、歩行機能を測定

3) 結果の説明・アドバイス

  • 骨粗鬆症治療やリハビリの紹介
  • 自宅でできるエクササイズ指導
  • 生活習慣改善のアドバイス

4. 検診の実施日・予約方法
  • 実施日:毎月第1・第3金曜日の午後(※変更の可能性あり)
  • 定員:5名/日(完全予約制)
  • 費用:9,200円→初回限定割引:4,600円(50%OFF)

予約方法

  • 電話予約:予約専用電話 048-722-3333
  • 受付窓口:埼玉県立がんセンター予約係/リハビリテーション室

※予約における注意点

  • 混合診療を避けるため、検診のご予約は診察とは別日でお取りください。

5. よくある質問(FAQ)
Q. どのくらいの時間がかかりますか? → 約1時間程度
Q. どんな服装で行けばいいですか? → 動きやすい服装でお越しください
Q. 結果はすぐに分かりますか? → 当日、医師やスタッフが分かりやすく説明します
Q. どのような人に特におすすめですか? → がん治療の影響による骨粗鬆症や運動機能の低下が心配な方

最新情報 

  • 2026年5月16日 第11回日本がんサポーティブケア学会学術集会で、小柳医師が「がん患者を対象とした包括的運動器評価としての『がんロコモ検診』の実践」をeポスター発表しました。

  • 2026年5月30-31日 小柳医師が、アピアランスケア管理者および担当者を対象とした「アピアランスケアに係る相談支援・情報提供体制構築に向けた実地研修」を修了しました。

  • 2026年4月9日 北足立郡市医師会整形外科医会学術講演会で、小柳医師が「ステロイド・性ホルモン関連骨粗鬆症と対策」を講演しました。

  • 2026年4月16-19日 World Congress on Osteoporosis, Osteoarthritis and Musculoskeletal Diseaseで小柳医師が「Evaluation of FRAX for Predicting Osteoporotic Fractures in Patients with Cancer」をポスター発表しました。

2025年度までの情報はこちら

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がんのリハビリテーションとは 

 1981年以来、がんは日本人の死亡原因の第一位となっており、高齢化社会といわれる現在、患者数は年々増加傾向にあります。その一方、早期診断・早期治療などにより、がんの死亡率は減少傾向にあることも事実です。そのため、がんの直接的影響や手術・化学療法・放射線治療などにより、身体に障害が出現した場合に運動機能改善・日常生活動作の維持・拡大を目的としたリハビリテーションを行っています。

 がんのリハビリテーションは、大きく分けて、予防期・回復期・維持期・緩和期の4時期に分類されます。予防期は、がんの診断後早期から機能障害の予防を目的に行われます。回復期では、手術後の筋力低下や歩行能力障害のある患者さんに対し、最大限の機能回復を図る時期です。維持期は、がんが進行し患者さんの運動能力を維持するために、杖・車椅子など道具を使用して日常生活を円滑に行えるように練習をします。緩和期は、末期がんの患者さんに対して、その要望を尊重しながら、身体的・精神的・社会的に、より質の高い生活が送れるように援助します。
 リハビリテーション室では、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士による質の高いリハビリテーションを日々実践しています。

当院のリハビリテーション科の特徴 

●患者サポートセンターとの連携

 患者サポートセンターではリハビリの必要性を判断するためにスクリーニング実施しています。リハビリが必要だと判断された患者に対し体力測定やin-bodyを使用した体組成測定、自主トレーニングの指導を行い、入院や治療により体力が低下しないようにサポートしています。

●がんロコモ回診

 がん自体あるいはがんの治療によって、骨・関節・筋肉・神経などの運動器の障害が起きて移動機能が低下した状態のことをがんロコモといいます。

 当院では整形外科医・理学療法士・看護師からなる運動器ケアチームにて定例運動器ケアとして月2回のがんロコモ回診を行っています。骨転移に対する専門的介入の他、骨転移以外の四肢・関節の痛みも対象としています。また、治療に伴って生ずる体力・筋力や移動能力の低下が起きにくいように、多職種で協働し早期のがんロコモ発見と予防的なリハビリ介入を実施しています。

リハビリテーション施設基準 

リハビリテーション部門では以下の施設基準を取得しています。

①がん患者リハビリテーション

②運動器リハビリテーションⅠ

③脳血管リハビリテーションⅡ

④呼吸器リハビリテーションⅠ

⑤廃用症候群リハビリテーションⅡ

診療実績 

リハビリ新規依頼数

riha2026新規依頼

依頼診療科別 外来・入院新規依頼件数
  外来新患数 入院新患数 合  計
診療科別 2022年 2023年 2024年 2025年 2022年 2023年 2024年 2025年 2022年 2023年 2024年 2025年
血液内科 0 4 4 3 109 177 262 243 109 181 266 246
乳腺腫瘍内科 0 0 0 0 13 19 32 33 13 19 32 33
呼吸器内科 3 3 2 1 75 83 99 111 78 86 101 112
消化器内科 2 3 2 2 98 76 113 124 100 79 115 126
消化器外科 73 75 24 4 159 161 250 329 232 236 274 333
胸部外科 5 6 1 3 15 11 28 14 20 17 29 17
脳神経外科 6 3 3 2 130 183 258 268 136 186 261 270
婦人科 1 1 3 3 31 45 58 57 32 46 61 60
頭頚部外科 17 18 6 1 71 105 143 153 88 123 149 154
泌尿器科 9 10 3 0 65 58 69 90 74 68 72 90
整形外科 48 30 34 24 187 151 222 194 235 181 256 218
形成外科 0 0 0 0 2 0 2 3 2 0 2 3
皮膚科 0 0 1 2 2 1 6 0 2 1 7 2
口腔外科 30 45 8 5 58 64 93 147 88 109 101 152
乳腺外科 7 14 20 94 0 28 79 370 7 42 99 464
放射線科 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
緩和ケア科 2 2 2 0 82 78 58 75 84 80 60 75
循環器科 2 2 1 0 1 5 11 10 3 7 12 10
総合内科 0 0 0 0 7 2 1 2 7 2 1 2
リハ科 0 0 0 4 0 0 0 17 0 0 0 21
腫瘍内科 0 0 0 0 0 0 0 4 0 0 0 4
内視鏡科 0 0 0 0 0 0 0 5 0 0 0 5
205 216 114 148 1105 1247 1784 2249 1310 1463 1898 2397

MegaOak HRーリハ帳票出力ー依頼元科別新患月報より

外来担当表 

診療科目 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
リハビリテーション科

小柳 広高

リハビリ

リハビリ/がん骨粗鬆症

小柳 広高

①③がんロコモ検診

リハビリ/がん骨粗鬆症

   

リハビリ/がん骨粗鬆症

リハビリ/がん骨粗鬆症

リハビリテーション科 スタッフ紹介 

小柳 広高 コヤナギ ヒロタカ

リハビリ科長兼診療部長、外来統括部長、患者サポートセンター副センター長、希少がん・サルコーマセンター副センター長(外科系)/平成12年信州大学卒 東京医科歯科大学大学院卒

専門

がんリハビリテーション
がん骨粗鬆症
骨・軟部腫瘍

資格等

医学博士(東京医科歯科大学)

2018-9年東京医科歯科大学(現 東京科学大学)整形外科教室会議長
日本整形外科学会 専門医・認定医
日本整形外科学会認定 運動器リハビリテーション医
日本整形外科学会認定 骨・軟部腫瘍医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医

日本骨粗鬆症学会 認定医

日本リハビリテーション医学会認定臨床医
がんリハビリテーション研修会修了
急性期病棟におけるリハビリテーション医師研修会修了
埼玉骨軟部腫瘍研究会 幹事
埼玉県央がんロコモネットワーク研究会 世話人
悪性骨腫瘍ガイドライン委員
臨床研修指導医

肢体不自由診断指定医(身体障害者福祉法15条・埼玉県)

アメリカ心臓協会(AHA)認定BLSプロバイダー

所属学会・研究会

日本整形外科学会
日本リハビリテーション医学会
日本癌治療学会
日本臨床腫瘍学会
日本骨粗鬆症学会
日本がんサポーティブケア学会
東日本整形災害外科学会

関東整形災害外科学会

日本サルコーマ治療研究学会
骨軟部肉腫外科研究会
日本骨転移研究会
埼玉骨軟部腫瘍研究会
埼玉県央がんロコモネットワーク研究会
国際がんサポーティブケア学会(MASCC)

日本がんリハビリテーション学会

 

職種

人数

認定資格等

理学療法士

6名

登録理学療法士(4名)

がんのリハビリテーション研修修了者(9名)

緩和ケア研修会修了者(5名)

3学会合同呼吸療法認定士(2名)

リンパ浮腫セラピスト指定講習会修了者(1名)

医療クオリティ マネジャー(1名)

サルコペニア・フレイル指導士(1名)

アメリカ心臓協会(AHA)認定BLSプロバイダー(1名)

作業療法士

1名

言語聴覚士

1名、非常勤職員1名

 

リハビリ2025

リハビリテーションスタッフ

1_2

リハビリテーション室

3

4

筋力訓練用機器(レッグプレス、ローイング、チェストプレス、アブドミナル&バック)    

 

ACトレッドミル

 

5

6

 

訓練用トイレユニット、浴室ユニット 言語聴覚療法室

 

7

8
体組成分析装置(InBody s10) 低周波治療器 G-TES2000

 

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お問い合わせ

地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立がんセンター  

郵便番号362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町小室780番地 埼玉県立がんセンター

ファックス:048-722-1129

※※お問い合わせフォームご活用時の注意点※※

上記フォームからの受診や治療等に関するお問い合わせについては、医療上の安全確保のため回答しておりません。
受診や治療等に関するご相談は、患者サポートセンターへ直接お電話でお問い合わせください。
担当の者が内容を伺い対応させていただきます。
なお、既にがんセンターを受診している方の場合は、診療科外来へお問い合わせください。

【患者サポートセンター連絡先】
電話番号:048-722-1111(代)※「患者サポートセンターに相談したい」とお伝えください。
受付時間:平日9時~12時、14時30分~15時30分

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