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掲載日:2022年7月29日

血管外科

血管疾患と治療

上腸間膜動脈塞栓症

急性動脈閉塞の項にも書きましたが、心臓からの血栓が時に腸を栄養する血管に詰まることが有ります。症状は腹痛ですが、血管が急につまるため激痛となります。また、動脈硬化や動脈解離により急に詰まる可能性もあります。緊急疾患であり、一般的に6時間以内に血栓除去などの緊急手術が必要となります。しかし、なかなか治療できる診療科がないため、診断もつかないことも多く手遅れになることもあります。また、手術も血栓除去だけではなく、血管造影やカテーテル処置も必要な事が多いです。さらに、腸管壊死を伴うことが有り、腸管切除や人工肛門になることもあります。また、セカンドルック手術(腸管壊死確認のための再度の手術)なども必要で、重篤になる場合が多いです。

血管外科手技、カテーテル手技、消化器外科手技などの多岐にわたる知識とテクニックが必要となります。

お問い合わせ

地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立循環器・呼吸器病センター  

郵便番号360-0197 埼玉県熊谷市板井1696

ファックス:048-536-9920

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