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掲載日:2022年7月29日

血管外科

血管疾患と治療

腎動脈狭窄症

腎動脈は腹部の大動脈から枝分かれして、左右に一つずつある腎臓に血液を供給している血管(まれに数本の患者さんもいます)ですが、加齢と動脈硬化症により狭くなりやすい血管の一つです。腎動脈が狭くなった場合、初期のうちは全く症状がありませんが、狭窄率が約70%をこえると血圧が上昇する(高血圧)などの症状が出ることがあります。さらに血管が狭くなると腎臓にいく血流が不足し、腎機能が悪化し、最終的には血液透析が必要となることもあります。

下記の所見のある場合には、腎動脈狭窄が疑われため検査を行います。

  1. 原因不明の腎機能障害
  2. 55歳以上で高血圧を発症
  3. 安定していた高血圧の悪化
  4. 3種類以上の高血圧の内服が必要
  5. 左右の腎臓の大きさが違う
  6. 原因不明の肺水腫
  7. 腹部ステントグラフト術後の腎機能障害・高血圧悪化

検査は血液検査と超音波検査です。さらに、腎動脈MR、CTやレノグラム(分腎機能検査)を行います。高度腎動脈狭窄を認めた場合、症状などを総合的に判断し、腎動脈をバルーン拡張し、ステントを挿入します。

 

お問い合わせ

地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立循環器・呼吸器病センター  

郵便番号360-0197 埼玉県熊谷市板井1696

ファックス:048-536-9920

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