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掲載日:2024年9月26日
循環器・呼吸器病センターは、2名の専門看護師、15名の認定看護師が在籍しております。
私たち専門看護師・認定看護師は、「希望」「誠実」「愛情」「幸運」という言葉を四葉のクローバーの葉にたとえ、その意味を胸に抱きながら、患者さんに寄り添った活動をしています。
また、埼玉県北部の基幹病院の役割として、地域施設との連携を大切に県民の皆様の必要としている医療が届くよう情報発信もしています。
専門看護師は、水準の高い看護を効率よく行うための技術と知識を深め、卓越した看護を実践できると認められた看護師です。「専門看護分野」ごとに日本看護協会が認定しています。
分野名 | 専門看護師の紹介 |
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がん看護専門看護師 |
人生の最終段階における医療・ケアの決定など倫理的問題が生じやすい場面に関わり、患者さんと家族の思いを尊重した医療・ケアを行えるよう、看護師や医師等、関係する人々に働きかけます。患者さんの療養の場が病院から自宅(施設)、あるいは自宅(施設)から病院へ移行しても、必要な医療・ケアを円滑に受けられるよう、医師や看護師、地域の訪問看護ステーションやケアマネジャー等、様々な職種・施設に働きかけて調整し、連携を推進します。専門知識や技術に基づき看護師に教育を行い、施設全体や地域の看護の質の向上に努めます。 |
慢性疾患看護専門看護師 |
慢性性の病と向き合い、日々の生活を調整しながら、自分らしい生活を送ることは決して容易なことではありません。慢性疾患を持つ生活者の病気に対する思いや生活についてお話を伺い、その人らしい暮らしを続けていけるよう多職種と連携し、再発予防のための支援や療養支援、意思決定支援に努めています。 |
認定看護師とは、高度・専門化が進む医療の現場において、水準の高い看護を実践できると認められた看護師です。「認定看護分野」ごとに日本看護協会が認定しています。
分野名 | 認定看護師の紹介 |
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集中ケア認定看護師 |
手術後や集中治療を受けている患者さんの重篤化を回避し、早期回復の支援をしています。また、集中ケア領域における、安全で安楽な看護ケアを患者さんとそのご家族に提供できるよう看護の質の向上に努めています。 |
緩和ケア認定看護師 |
痛みや苦しさをやわらげるケアをします。患者さんとそのご家族が自分らしく過ごせるような支援を行います。 |
がん化学療法看護認定看護師 |
がん化学療法薬の安全な取り扱いと適切な投与管理の知識をもって、患者さんの療養支援や副作用症状の緩和とセルフケア支援を行います。 |
がん性疼痛看護認定看護師 |
がん患者さんが体験する痛みは、からだの痛み、こころの痛み、社会的な気がかり、生活上の困りごと、スピリチュアルな苦悩などが絡み合っています。そうした複雑で個別的な痛みの体験を患者さんやご家族から伺い、医師・看護師・薬剤師などと協働することにより、患者さんの痛みがやわらぎ穏やかに過ごして頂けるよう支援します。 |
感染管理認定看護師 |
患者さん、ご家族、職員を感染症から守る使命のもと、多職種で構成する感染対策チーム(ICT:Infection Control Team)で活動しています。病院内や地域での感染症発生状況の調査と監視、感染症発生時の迅速な対応を可能にするためのシステム作り、全職員への感染予防のための教育、指導等を行っています。また、地域連携施設と情報交換やカンファレンスを実施することで、地域の感染予防対策に取り組んでいます。 |
糖尿病看護認定看護師 |
血糖値の変動を観察し、糖尿病管理ための支援をしています。糖尿病の進行により、身体にさまざまな合併症を引き起こしてしまう可能性があるため、患者さんやご家族などを含めて、どのような生活習慣の改善が必要であるかを一緒に考えます。また、下肢の血流不足等により足のトラブルも起こしやすくなるため、フットケアや療養のための支援を行います。 |
透析看護認定看護師 |
腎不全、透析療法を行っている患者さんに治療や日常生活の留意点などの患者教育を行っています。 また、医師・コメディカルと連携し、制限がある生活の中でも患者さんが「楽しみにしていること」などの希望を大切にしながら治療が継続できるよう支援しています。 |
手術看護認定看護師 |
手術に伴う様々な合併症の予防に努め患者さんの安全を守ります。また、手術前から手術後にわたって継続した支援を行います。手術を受けることは人生の大きなイベントです。手術看護認定看護師は、手術を受ける患者さんご家族の思いを受け止め、安全に手術が受けられるように支援を行います。 |
摂食・嚥下障害看護認定看護師 |
摂食嚥下(食べること・飲み込むこと)障害のある患者さんに対し、食事の評価、食べ方の指導、ご家族への対応、看護師への食事介助の指導を行っています。また、摂食嚥下が重度の患者さんには、医師・コメディカルと連携し専門的な検査を行い、少しでも口から食べられるように支援を行っています。また、口腔内の評価を入院時から退院時まで各病棟で看護師が行い、口腔内が清潔に保てるようケアの充実を図っています。 |
慢性心不全看護認定看護師 |
心不全は、病状がよくなったり悪くなったりするため、患者さんは入退院を繰り返すことが多いです。そのため、患者さんやご家族に心不全ついての病態や原因について説明をしています。生活においても、注意すべき点を一緒に考え、患者さんが日常生活で行える心不全の予防方法について提案します。医師、看護師を始め理学療法士、栄養士、薬剤師と共にそれぞれの分野で、患者さんに寄り添って支援を行います。 |
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師 |
脳卒中はある日突然発症し、早期に治療を開始できても、 麻痺や言語障害、高次脳機能障害などの後遺症が残り、退院後の生活に不安を抱え悩む方も多くいます。 脳卒中発症後の合併症重篤化回避や早期リハビリテーションへの介入、退院後の生活にむけた様々な問題に対し、患者さんや家族に寄り添った支援を行います。 |
認知症看護認定看護師
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超高齢社会を迎え、認知症は誰でも起こりうる病気といわれています。治療のため入院される患者さんは、認知症に限らず、急激な環境の変化、疾患による身体の不調などで不安や一時的に認知機能が低下することがあります。 そのような症状の緩和につとめ、患者さんとご家族が安心して療養生活が送れるように、様々なスタッフと連携し支援していきます。 |
クローバー通信とは当センター専門・認定看護師による医療コラムです。
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