小児がん拠点病院
当センターは白血病などの小児の血液がんの患者数が日本一多い病院です。固形がんもほとんどすべての種類の小児がんの診療を行うことが可能です。豊富な臨床経験に加えて、国内・海外の最新の情報を収集することにより、最善の治療を行うように努力しています。治療成績を改善するための小児がんの臨床試験にも積極的に参加しており、登録患者数は日本一です。
さらに最近ではCAR-T療法やゲノム医療などの最先端の医療にもいち早く取り組んでいます。
小児がん拠点病院として、他の小児がん拠点病院および小児がん診療施設と連携しながら、埼玉県内はもとより、関東甲信越地域ひいては日本全体の小児がん診療のレベル向上に全力を尽くします。
小児がんセンター センター長
血液腫瘍科 科長
康 勝好
小児がん拠点病院指定書(PDF:168KB)
各部門の取り組み
小児がん相談支援センター
医療ソーシャルワーカーが、お子さんとご家族の療養生活の不安や負担をより少なくするために、様々な制度のご紹介や、生活上のご相談を伺います。
がんゲノム医療
がんゲノム医療/ゲノム外来
長期フォローアップ(LTFU)外来
小児がんの治療成績は向上し、小児がん経験者の約80%以上が治癒するようになってきました。一方で、健康上の問題を抱えている方もいらっしゃいます。近年、小児がん経験者を長期的に支援するためにLTFUの必要性が明らかになってきました。
当センターでは小児がん治療後のLTFU外来と造血細胞移植後LTFU外来の2つの外来で対応しております。
(LTFU外来についてご案内)
家族会(びすけっと)
血液腫瘍科や、小児がん全体の親の会として活動しています。
月に1回の定例会を行っています。血液腫瘍科や小児がんに関係する患者さんのご家族であれば、どなたでもご参加いただけます。
令和6年 びすけっと会報
令和5年 びすけっと会報
令和4年 びすけっと会報
令和3年 びすけっと会報
入院生活について
病棟保育
保育士は平日8時30分~20時15分まで交替勤務により2名配置されています。
プレイルームで集団保育を行なったり、感染しやすい状態の患者さんにはベッドサイドで遊びを提供しています。
きょうだい保育
当センターに入院中の患者さんのご兄弟・姉妹に対しまして、面会している間の託児を行う保育室があります。
院内保育室のご案内
家族宿泊室
付き添いや面会をされるご家族の方の経済的、身体的、精神的負担を軽減するため「ドナルド・マクドナルド・ハウスさいたま」が6階に併設されています。
ドナルド・マクドナルド・ハウスさいたま
教育支援について
「病気のときでも 教育はできます 病気のときだからこそ 行うべき教育があります」
小児がんの入院治療中も、ベッドサイドや7階にある「けやき特別支援学校」で、体調に合わせて学習を継続できます。入院治療中から保護者や病院と連携をとりながら、子どもたちが安心して地元の学校に戻れるように支援しています。地元の学校に戻る前には、病院・地元の学校・保護者と児童生徒・けやき特別支援学校とで、学校生活上心配なことを話し合い、要望を伝える復学支援会議を実施し、安心して復学できるようにしています。
また、復学後も学校生活について相談したり、アフターフォローに教員が出向いたりしています。
けやき特別支援学校(http://www.keyaki-sh.spec.ed.jp/)
医療関係者の皆様へ
小児がん診療実績
関連リンク
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