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掲載日:2024年8月27日
小児がんが疑われる症例で、紹介科に迷われる場合は、まず血液腫瘍科にご相談ください。AYA世代(高校生)の受け入れも積極的に行っています。また、緊急受診が必要と思われる場合は、ご一報いただければ当日対応いたします。
現在血液腫瘍科で取り組んでいる主な研究は次の通りです。
臨床研究部は次のことに取り組んでおります。
検査および治療の検討については、血液腫瘍科担当医への相談が必要となります。
連絡先電話番号 048-601-2200(病院代表)血液腫瘍科担当医
当センターでは平成26年度より治験管理室を設置し、治験の実施体制を整えました。小児がん関係の治験はもとより、代謝・内分泌疾患、神経・精神疾患、消化器系疾患、循環器疾患、血友病、ネフローゼ症候群、JIA等の多岐にわたる治験が実施されています。
平成25年度より小児治験ネットワーク治験を開始し、院内治験、医師主導治験を合わせた受託件数は年々増加しています。
期間 | 対象 | 内容 | |
---|---|---|---|
(1) | 2年間 | 卒後5~10年 | 小児がん専門医を志す医師を対象としたプログラム。 小児がんの診療経験がない場合も可能。 主要な小児がん疾患について指導を受けながら診療方針を策定できる。 終了時には専門医取得が可能。 |
(2) | 8~10ヵ月 | 卒後5~8年 | 稀な小児がん疾患や脳腫瘍、造血幹細胞移植の診療経験が可能。 自施設での経験を補完して専門医取得が可能になるプログラム。 |
ご希望の場合は、血液腫瘍科までお問合せください。
小児がんのトータルケアを学び、小児がんの子どもとその家族に対して安心できる適切な医療や看護支援が提供できる人材育成と、小児がん診療の中核となる連携病院と看護領域における地域連携ネットワーク構築を目的として、小児がん看護の専門研修を実施しています。
埼玉県内全域の小児がん診療の質を向上させることを目的とし、県内の小児がん診療を行っている主要医療機関で定期的に協議会を開催しています。
埼玉県立小児医療センター、埼玉医科大学国際医療センター、埼玉医科大学総合医療センター、防衛医科大学校病院、獨協医科大学埼玉医療センター、北里メディカルセンター、自治医科大学附属さいたま医療センター、埼玉県立がんセンター、さいたま市立病院
(オブザーバー)埼玉県立病院機構、埼玉県保健医療部疾病対策課
関東甲信越地域の小児がん診療に関する取り組みに関する情報共有や意見交換、連携強化を目的として、組織されている協議会です。関東甲信越地域では小児がん拠点病院に当センターと国立成育医療研究センター、東京都立小児総合医療センター、神奈川県立こども医療センターの4病院が指定されています。この4病院に加え、関東甲信越地域の小児がん診療を行っている主な医療機関がメンバーとなり、関東甲信越地域の小児がん医療・支援に関わる計画書(小児がん地域計画書)を策定しました。計画書は小児がん医療の質を向上し、小児がん患者とそのご家族が、慣れ親しんだ地域にとどまり、安心して適切な医療や支援を受けられるような環境の整備を目標としており、協議会ではその進捗管理を行っています。
全国で指定されている15の小児がん拠点病院と国立がん研究センターが集まり、今後の課題や協力体制の構築について話し合います。
その内容は、相談支援体制の整備、情報収集や発信、臨床試験支援、診療支援(診断・治療)、診療者育成の体制整備、小児がん登録体制の他、小児がんに関する全国的な体制整備全般について多岐に渡ります。
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