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掲載日:2023年7月13日

医療関係者の皆様へ

患者さんのご紹介について

小児がんが疑われる症例で、紹介科に迷われる場合は、まず血液腫瘍科にご相談ください。AYA世代(高校生)の受け入れも積極的に行っています。また、緊急受診が必要と思われる場合は、ご一報いただければ当日対応いたします。

  • 連絡先電話番号 048-601-2200(病院代表)血液・腫瘍科担当医
  • セカンドオピニオン
    随時受け付けております。診療情報提供書をご用意いただき、患者さんから直接ご予約のご連絡をお願いいたします。
    →セカンドオピニオン外来のご案内

臨床研究

現在血液腫瘍科で取り組んでいる主な研究は次の通りです。

  • 全ゲノム的メチル化解析を用いた小児脳腫瘍の分子分類とその臨床的意義の検討
  • 脳幹部神経膠腫に対する放射線再照射
  • 悪性脳腫瘍の新たなバイオマーカー及び分子標的の探索とそれらの臨床応用に向けた多施設共同研究による遺伝子解析

臨床研究部

臨床研究部は次のことに取り組んでおります。

  • がんゲノム医療(がんゲノムパネル検査)
    臨床研究部では患者さんの同意が得られた場合には、がんゲノム遺伝子パネル検査やがん研究のための検体保存を行っています。
  • CAR-T細胞療法(細胞調整)
    白血病・リンパ腫に対するCAR-T細胞療法の細胞調整・凍結保存を行う準備を進めています。

検査および治療の検討については、血液腫瘍科担当医への相談が必要となります。
連絡先電話番号 048-601-2200(病院代表)血液腫瘍科担当医

治験管理室

当センターでは平成26年度より治験管理室を設置し、治験の実施体制を整えました。小児がん関係の治験はもとより、代謝・内分泌疾患、神経・精神疾患、消化器系疾患、循環器疾患、血友病、ネフローゼ症候群、JIA等の多岐にわたる治験が実施されています。
平成25年度より小児治験ネットワーク治験を開始し、院内治験、医師主導治験を合わせた受託件数は年々増加しています。

血液・腫瘍関係の治験の実績(過去5年間)

  • カンジダ症又はアスペルギルス症
  • 同種造血幹細胞移植後の急性/慢性GVHD
  • 急性リンパ性白血病
  • リンパ芽球性リンパ腫
  • 造血幹細胞移植患者における単純ヘルペスウイルス感染症
  • 抗悪性腫瘍剤投与に伴う悪心・嘔吐の予防
  • 大量療法時のメソトレキセート排泄遅延
  • 乳児血管腫
  • 再発・難治性急性リンパ性白血病
  • 再発/難治性B前駆細胞性急性リンパ性白血病
  • Ph陽性慢性骨髄性白血病
  • 急性リンパ性白血病のm-RNA検出キットの性能試験
  • がん疼痛
  • FLT3変異陽性の初発急性骨髄性白血病
  • 血友病A/B

人材育成

医師向け(小児血液腫瘍疾患研修)

  期間 対象 内容
(1) 2年間 卒後5~10年 小児がん専門医を志す医師を対象としたプログラム。
小児がんの診療経験がない場合も可能。
主要な小児がん疾患について指導を受けながら診療方針を策定できる。
終了時には専門医取得が可能。
(2) 8~10ヵ月 卒後5~8年 稀な小児がん疾患や脳腫瘍、造血幹細胞移植の診療経験が可能。
自施設での経験を補完して専門医取得が可能になるプログラム。

ご希望の場合は、血液腫瘍科までお問合せください。

看護師向け

小児がんのトータルケアを学び、小児がんの子どもとその家族に対して安心できる適切な医療や看護支援が提供できる人材育成と、小児がん診療の中核となる連携病院と看護領域における地域連携ネットワーク構築を目的として、小児がん看護の専門研修を実施しています。

医療連携体制について

埼玉県小児がん診療病院連携協議会

埼玉県内全域の小児がん診療の質を向上させることを目的とし、県内の小児がん診療を行っている主要医療機関で定期的に協議会を開催しています。

参加施設

埼玉県立小児医療センター、埼玉医科大学国際医療センター、埼玉医科大学総合医療センター、防衛医科大学校病院、獨協医科大学埼玉医療センター、北里メディカルセンター、自治医科大学附属さいたま医療センター、埼玉県立がんセンター、さいたま市立病院
(オブザーバー)埼玉県立病院機構、埼玉県保健医療部疾病対策課

関東甲信越地域小児がん医療提供体制協議会

関東甲信越地域の小児がん診療に関する取り組みに関する情報共有や意見交換、連携強化を目的として、組織されている協議会です。関東甲信越地域では小児がん拠点病院に当センターと国立成育医療研究センター、東京都立小児総合医療センター、神奈川県立こども医療センターの4病院が指定されています。この4病院に加え、関東甲信越地域の小児がん診療を行っている主な医療機関がメンバーとなり、関東甲信越地域の小児がん医療・支援に関わる計画書(小児がん地域計画書)を策定しました。計画書は小児がん医療の質を向上し、小児がん患者とそのご家族が、慣れ親しんだ地域にとどまり、安心して適切な医療や支援を受けられるような環境の整備を目標としており、協議会ではその進捗管理を行っています。

小児がん拠点病院連絡協議会

全国で指定されている15の小児がん拠点病院と国立がん研究センターが集まり、今後の課題や協力体制の構築について話し合います。
その内容は、相談支援体制の整備、情報収集や発信、臨床試験支援、診療支援(診断・治療)、診療者育成の体制整備、小児がん登録体制の他、小児がんに関する全国的な体制整備全般について多岐に渡ります。

学術的業績

 

お問い合わせ

地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立小児医療センター  

郵便番号330-8777 埼玉県さいたま市中央区新都心1番地2

ファックス:048-601-2201

検査や治療又は診療の内容に関する個別のご相談には応じかねます。
回答にお時間をいただく場合がございますので、ご了承ください。

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