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掲載日:2025年1月6日
実施中の臨床研究について知りたい方へ
埼玉県立小児医療センターで実施中の「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」あるいは「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」が適用となる研究について情報公開を行っています。
臨床研究部のご紹介
臨床研究とは、病気の予防・診断・治療方法の改善や、病気の原因の解明、患者の生活の質の向上などを目的として行われる医学研究であり、治験等の臨床試験と観察研究、橋渡し(トランスレーショナル)研究に分けられます。
患者さんのために、より良い医療を提供したいという思いと病気の原因やメカニズムへの探究心がこれらの研究の原動力であり、多岐にわたる小児疾患の専門的な医療を担っている当センターは、豊富な症例を用いたさまざまな臨床研究を生み出す潜在能力を有しています。
臨床研究部は平成29年4月に新設され、研究倫理や利益相反といった研究に必要なルールを守って、医療現場ならではの臨床研究を行っています。また、臨床研究の推進を目的に基盤整備を行い、研究者への支援を行っています。
臨床研究部には、実験・研究を行う臨床研究室、研究費の申請・管理をはじめとした研究関連事務を行う臨床研究支援室(事務局、管理部)、動物飼育室の管理や動物実験に関する教育・精度管理を担当する動物実験管理室の3つの部門(室)が設置されています。
平成29年度に臨床研究部は、文科省の研究機関として指定され、研究を業務として行う研究員を院内辞令により配置することとなりました。令和2年度の研究員は医師12名(兼任11、専任1)で、臨床検査技師2名(兼任1、専任1)が研究業務と研究室の管理を行っています。
臨床研究室
臨床研究室内動物実験室
公的研究費:51件 |
31,526,877円 |
動物実験 |
4件(95体) |
標本作製(パラフィンブロック/枚数) |
110個/29,874枚 |
標本作製(免疫組織化学染色) |
350件/803枚 |
FISH(Fluorescence in situ hybridization) |
78件/249枚 |
検体保存(2018年10月~)細胞保存 |
512件 |
検体保存(2018年10月~)組織保存 |
48件 |
自動染色装置
臨床研究部で主に取り組んでいることは次の通りです。
FISH検査解析作業
検体保存作業
役職 | 氏名 |
---|---|
部長 | 中澤 温子 |
動物実験管理室長(兼) | 菅沼 栄介 |
副技師長(兼) | 急式 政志 |
臨床検査技師 | 石川 さやか |
臨床検査技師 |
海口 璃奈 |
臨床研究支援室(兼) | 茂木 治 |
臨床研究支援室(兼) | 出口 亜美 |
臨床研究支援室(兼) | 鮎澤 美代子 |
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