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掲載日:2024年4月8日

麻酔科

麻酔科のご紹介

外来診療日程

麻酔科長あいさつ

麻酔科のホームページへようこそ!

麻酔科では子ども達が、安全に、かつ、イヤな思いをすることなく手術・検査を受けるためのお手伝いをしています。より安全に、より苦痛がなく手術・検査が受けられるようにするための様々な工夫(研究活動)も行っています。次世代を担う麻酔科医に対して、安全な小児麻酔を教育するのも私達の重要な仕事の一つです。

私達は”SAFE”(reSearch:研究、Anzen:安全、For children:子ども達のために、Education:教育)を合言葉にして、手術室に来る子ども達を応援しています。

麻酔科長 蔵谷紀文

苦痛のない手術・検査のために

  • 手術の内容に応じた麻酔を行っています。全身麻酔についての説明はコチラを御覧ください。
  • 成人では麻酔なしで行われる様々な検査(MRI検査、消化管内視鏡検査など)に対しても、主治医からの依頼に応じて麻酔・鎮静を行っています。
  • 麻酔前には麻酔科専門医が麻酔の内容について具体的な説明を行っています。
  • 麻酔前の絶飲食時間はガイドラインに準拠した形に最適化しています。
  • (必要に応じて)鎮静薬(ミダゾラム)の内服投与により、親子分離不安の軽減を図っています。
  • (必要に応じて)保護者に手術室内まで来ていただき、麻酔導入に付き添っていただく場合もあります。
  • 手術後の痛みが最小限になるように、手術内容に応じた鎮痛(区域麻酔、鎮痛薬の投与など)を行っています。
  • 麻酔についての具体的な手順はコチラを御覧ください(当院の流れとは一部異なる部分があります)。
  • お子様向けの麻酔の説明はコチラを御覧ください(当院の流れとは一部異なる部分があります)。

安全な麻酔・鎮静のために

  • 日本麻酔科学会が認める認定病院であり、学会が規定する安全な麻酔を行うための基準を満たしています。
  • 当科が行う全ての麻酔・鎮静は日本麻酔科学会専門医・指導医の監督下に行われています。
  • 麻酔前には専門医・指導医が診察を行い、術前評価と説明を行っています。
  • 麻酔薬など手術中に使用する薬剤は、日本麻酔科学会が推奨する麻酔薬使用ガイドラインなど各種のガイドラインに準拠した形で使用しています。
  • 麻酔中は日本麻酔科学会が勧告する安全な麻酔のためのモニター指針に準拠した生体情報監視を、全ての症例で行っています。全ての生体情報モニタリングデータは記録されており、事後の検証が可能です。
  • WHO安全な手術のためのガイドライン2009が推奨する手術前・後のタイムアウト(手術スタッフ全員による安全確認作業)を全ての症例で行っています。
  • WHOが提唱する「手術部位感染予防のためのガイドライン」に準拠した手術部位感染予防対策を推進しています。
  • 手術前から合併症をお持ちのお子様や大きな手術を受けられるお子様は、麻酔後に集中治療室(NICU,PICU,HCU)で経過を観察しています。
  • 米国小児麻酔学会が推奨するマニュアル(PDF:2,173KB)を用いた周術期危機対応手順の標準化をおこなっています。

次世代の麻酔科医を育てるために:研修医・専門医教育

  • 研修者の到達目標に応じて、小児麻酔・周術期管理の研修が可能です。
  • 日本麻酔科学会の教育ガイドラインに準拠した教育を行っています。
  • 多くの麻酔科専門医研修プログラムと連携しています。
  • スタッフは臨床研修指導医講習会を順次受講して、研修医に対する適切な指導力を身につけるようにしています。
  • 新生児麻酔、心臓麻酔、区域麻酔など、小児麻酔のサブスペシャリティ領域に高い専門性を持つ指導者がいます。
  • 北米の小児病院への臨床留学経験者による留学希望者へのアドバイスを行っています。
  • 希望者には公衆衛生学修士(MPH)による臨床研究立案、実行、データ解析、論文執筆のアドバイスを行います。

研修期間とおおよその到達目標

3ヶ月研修

一般的な小児の小手術症例を経験します。麻酔科学会が全ての専門医に求めている小児麻酔の知識とスキルの習得が目標です。

6ヶ月研修

研修期間の後半は新生児や合併症を有する小児症例を経験します。研修期間中に心臓麻酔ローテーション(1ヶ月)があります。小児麻酔学会認定医レベルの知識とスキルの習得が目標です。

1年研修

研修終了時に小児麻酔の指導者として活躍できるレベルが目標です。研究期間中に心臓麻酔ローテーション(2ヶ月)があります。希望者には北米の小児病院での研究・臨床留学を紹介します。

小児心臓麻酔フェロー

小児心臓麻酔の専門家を目指す麻酔科医におすすめします。小児麻酔経験のない方には上記の基本プログラムを組み入れてアレンジします。小児心疾患特有の循環動態を学び、実際の心臓手術の麻酔管理、経食道心エコーの評価を行います。また、カテーテルインターベンションや心疾患合併患者の周術期管理を心臓麻酔チームの一員として行います。

また、日本心臓血管麻酔学会専門医取得のための小児症例(10症例以上)の経験実績が必要な方はお問合せください。

当科の教育リソース

手軽にエッセンスを学びたい方に

小児麻酔ポケットマニュアル:小児の生理・薬理学的特徴から各科手術の麻酔・管理のポイント

じっくり勉強したい方は

小児の麻酔

最新の知見を探したい時は

エビデンスで読み解く小児麻酔

明日の担当症例のポイントをつかみたい時は

ポイントで学ぶ小児麻酔50症例

医学シミュレーション教育

https://youtu.be/oOM-bADzWzY

当院の研修プログラムに、麻酔危機管理シミュレーション教育を取り入れました。小児麻酔では様々な危機的偶発症が成人麻酔に比べると高頻度で発生します。研修期間の初期段階で高機能シミュレーターを用いたシミュレーショントレーニングを受講し、稀ではあるが重要な危機的偶発症についての管理方法を学んでいただきます。

連絡先

研修プログラムについては各自の到達目標に合わせた形でアレンジ可能です。興味のある方はご連絡ください。見学も随時可能です。

麻酔科長 蔵谷 紀文(NoriMD@aol.com)

より安全に、より苦痛のない手術・検査を目指して

  • 未来の子ども達が、より安全に、よりイヤな思いをせずに麻酔・手術がうけられるように、様々な工夫(臨床研究)を行っていきます。
  • 臨床研究に際しては厚生労働省の指針に準拠した形で行います。
  • 臨床研究は院内の倫理委員会で研究計画についての審議・承認を受けてから行います。(必要に応じて)研究計画を登録・公開します。
  • 患者(家族)に説明・同意のない臨床研究は行いません。
  • 研究成果は学会発表、論文執筆などの形で公表します。
  • 症例報告を行う際には患者プライバシー保護に関する指針を遵守します。

麻酔科のスタッフ紹介

科長兼部長

蔵谷 紀文

麻酔科指導医、医学博士、公衆衛生学修士、東北大学医学部臨床教授、

埼玉医科大学医学部客員教授、昭和大学医学部客員教授、
帝京大学大学院公衆衛生学研究科客員研究員、

ECFMG認証、外国人医師臨床修練指導医、臨床研修指導医養成講習会修了

副部長

古賀 洋安

麻酔科指導医、小児麻酔認定医、小児科専門医、ICD、

日本化学療法学会抗菌化学療法認定医、臨床研修指導医養成講習会修了、

日本医師会認定産業医

医長

石田 佐知

麻酔科指導医

医長

大橋 智 麻酔科指導医、小児麻酔認定医、臨床研修指導医養成講習会修了

医長

駒崎 真矢 麻酔科指導医
医長 伊佐田 哲朗 麻酔科指導医、医学博士

医長

高田 美沙 麻酔科指導医
医長 坂口 雄一 麻酔科指導医、医学博士、小児麻酔認定医、心臓血管麻酔専門医
医長 藤本 由貴 麻酔科専門医、小児麻酔認定医
医長 鴻池 利枝 麻酔科専門医、小児麻酔認定医
レジデント 小野 元彰 杏林大学医学部付属病院麻酔科専門研修プログラム
レジデント 境田 文威 埼玉医科大学総合医療センター麻酔科専門研修プログラム
レジデント 太田 俊樹 三井記念病院麻酔科専門研修プログラム
レジデント 深谷 佑理子 帝京大学医学部附属病院麻酔科専門研修プログラム
レジデント 楮佐古 晃大 自治医科大学附属さいたま医療センター麻酔科専門医研修プログラム
レジデント 出光 修人 国際医療福祉大学三田病院麻酔科専門医研修プログラム
院内研修 早野 駿佑 集中治療科
外国人修練医師

ニラワンティ ビンディ

モハマド セッド

マレーシア
専門医研修 成田 湖筍 麻酔科専門医

お問い合わせ

地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立小児医療センター  

郵便番号330-8777 埼玉県さいたま市中央区新都心1番地2

ファックス:048-601-2201

検査や治療又は診療の内容に関する個別のご相談には応じかねます。
回答にお時間をいただく場合がございますので、ご了承ください。

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