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「脳神経外科」は、2019年4月から「脳神経センター」となり、埼玉県北部の脳卒中拠点病院として、急性期脳卒中患者を中心とした幅広い脳神経疾患を受け入れています。脳神経センターの中心病棟である当病棟では、意識障害があり生命危機にある患者さんへの急性期看護と、機能を回復し自立を促し在宅での生活に戻れるように支援しています。看護師のみならず、医師やコメディカルによるチームカンファレンスを実施し、患者本人だけでなく介護者となる家族の思いにも耳を傾け、個別性のある支援を大切にしています。
急性期脳卒中患者の増加に伴い、診療内容の幅も広がり緊張の連続ですが、日々経験を重ね、経験豊富な先輩や先生方に教わることで、より一層専門知識・技術を習得することができています。
患者さんやご家族の感謝の声や、運動機能や高次脳機能障害のある患者さんが回復する姿を間近で感じることが、脳神経外科看護の楽しさ、やりがいとなっています。
循環器・呼吸器病センターでは、1年を通してインターンシップを受け入れています(注:新型コロナウイルス感染拡大防止のため、受け入れを中止していることがあります)。また、自分の希望する診療科や部署が複数ある場合は、日にちを分けて全て経験させてもらえます。私は、当病棟以外にも興味のある診療科でインターンシップをさせていただき、病棟の雰囲気をイメージすることができました。
看護部では入職時のオリエンテーションから始まり1年を通して新人研修があるため、病棟で実際の業務に入る前に基礎的な研修を受けることができます。病棟業務が始まってからは、毎日先輩方に丁寧に優しく指導していただき、不安が徐々に軽減できたことを覚えています。現在では、個別性のある看護支援を提供できるようになり、看護の楽しさを感じています。
1年目は業務に慣れることに精一杯で、体力的な不安がありました。しかし、病院の近くに公舎があり、近くに仲間がいる環境で安心して過ごすことができました。
私たちと協力し合う看護を一緒に学びませんか?お待ちしています。
私が認定看護師を目指したきっかけは、急性期治療を行う集中治療室の経験があったからです。急性期病院の現場では治療が最優先され、「食べたい」と訴える患者さんの思いを叶えることができないことが多くあります。そのため急性期であっても、早期から経口摂取に向けた支援を開始する必要性があると、日々感じていました。そして、そのような患者さんの思いを叶えたいと考え、摂食嚥下に関する専門的な知識や技術を学び認定看護師の資格を取得しました。
現在は、病棟で働きながら活動日に他病棟へ出向き、摂食嚥下障害のある患者さんの状態の把握、食事の評価、患者さんへ食べ方の指導、ご家族への対応、看護師に食事介助の方法などを指導しています。また、摂食嚥下障害が重度の患者さんには、医師・コメディカルと連携し、専門的な検査を実施して「食べる」ための評価を行い、少しでも経口から摂取できるように支援しています。患者さんが最初のひと口を食べられた後に、「おいしい」と笑顔で言っていただける言葉にやりがいを感じながら、さらに成長できるように日々実践を重ねています。
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