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掲載日:2022年4月20日

新生児科

新生児病棟は総病床数78床(NICU30床+GCU48床)の国内最大規模の総合周産期母子医療センターです。小児専門病院と総合病院(さいたま赤十字病院)とのハイブリッド型総合周産期母子医療センターとして埼玉県内のあらゆるハイリスク母胎・ハイリスク新生児への対応が可能です。新生児科には新生児専門医が数多く勤務し、最先端・高度医療技術と各種医療設備を有した施設として、全国トップクラスの新生児医療を提供しています。

外来診療日程 

新生児科の様子

科長・診療部長あいさつ

総合周産期母子医療センター長、新生児科科長・診療部長の清水正樹です。

卒後研修(今の初期研修)を終えて小児科に入局し、一般小児の研修後は新生児医療一筋です。新生児医療に携わるようになってから30年以上が経過しますが、そのほとんど全ての期間を当センターNICUで過ごしてきました。新生児医療は大きく変化していますが、若手ドクターたちから日々刺激をもらっています。

我々の施設は2016年末に埼玉県蓮田市から移転拡充し総ベッド数78床の「総合周産期母子医療センター」を開設しました。多くの国内小児専門病院が総合周産期母子医療センター化の際に産科施設のみを併設したのと異なり、全国初の試みとして「小児専門病院」と「産科施設を持つ総合病院」がお互いの機能を最大限に生かし、さいたま赤十字病院産婦人科との共同運用により「さいたま新都心」に埼玉県の周産期・新生児医療拠点を構築することができました。

当センター開設前は埼玉県母体・新生児搬送コーディネーターにより年間50~80件の他都県への母体搬送がありましたが、開設後は年間3~6例と激減しました。当センターの開設目的の一つである「東京都への母体・新生児搬送の減少」は確実に実行され、埼玉県民への安心安全な妊娠、出産、育児のサポートができていると自負しております。また、もう一つの目的である「新生児科医による胎児診断症例の出生前後管理・治療」も順調に稼働しており、胎児診断された先天性心疾患、先天性外科系疾患の入院患児数も、国内トップクラスとなり埼玉県内の胎児診断・管理・治療の中枢となりつつあります。

さらに、米国認定音楽療法士が国内NICUで初めて「NICUにおける音楽療法」の活動を行っています。現在新生児医療領域では「ハイリスク新生児の障害なき生存」から、「より豊かな成長発達」を促すために新生児集中治療に加えデベロップメンタルケアが普及しています。その一環として「音楽療法」を国内でいち早く導入でき、入院中のハイリスク新生児とご家族との絆の形成に尽力しています

新生児科の仕事は?

当科では「早産児」や「高度な医療を必要とするハイリスク新生児」「胎児診断された先天性疾患」の診療をしています。
次のような症状の方を対象としています。

  • 主に出生体重1000g未満の超低出生体重を中心に出生体重2000g未満の低出生体重児
  • 急性の呼吸循環不全または慢性の呼吸循環不全の急性増悪、ECMO治療を要する重症児
  • 先天性疾患児(早産児の先天性心疾患児、先天性外科系疾患児、先天性代謝性疾患、先天性奇形症候群など)、胎児診断された先天性疾患児。
  • 代謝・内分泌異常児(交換輸血を必要とする高ビリルビン血症、重度電解質異常、肝腎不全、先天糖尿病など)、血液透析や血漿交換を要する重症児
  • 神経疾患(低酸素性虚血性脳症、先天性中枢神経疾患、意識障害・けいれんなど)
  • 血液疾患(早期貧血、先天白血病など)
  • 新生児期早期に外科的手術を要する早産児など
  • 上記以外の小児専門病院の機能を必要とするハイリスク新生児(生命危機や後障害の危険の高い児など)

新生児科の特色

当科は、埼玉県周産期医療ネットワークの基幹病院の一つであり、一年365日24時間体制で、高度新生児医療を行っています。特に切迫早産に関してはさいたま赤十字病院産婦人科と共同で県内周産期新生児医療機関などでは対応できない在胎期間28週未満の超早産児や出生体重1500g未満の極低出生体重児の母体搬送を受入れ、分娩立会い後に新生児集中治療室(NICU)へ入院させています。出生後のハイリスク新生児に対して完全紹介型診療体制であり、周辺大学病院・市立病院・地域産科小児科から24時間体制で新生児入院依頼を受けています。重症新生児仮死児、呼吸循環不全児、ショック状態のハイリスク新生児、母体搬送が不可能な超早産児などの高度新生児集中医療が必要な児は、当センター所有の新生児搬送車により埼玉県内各地や近隣地域へお迎え搬送を行い、初期治療を行いながらNICUへ入院となります。ハイリスク妊婦母体に関しても、できる限り分娩立会いを行う方針でいます。当NICUが満床などで入院受け入れができない場合には、責任を持って新生児の受け入れ先病院を探し、適切な対応をするように心がけています。

さらに、小児専門病院としての特性を生かし、未熟児・新生児のあらゆる小児内科系疾患・小児外科系疾患に対し関連各科との連携のもとに診断、治療にあたっています。特に未熟性に起因する疾患、呼吸循環障害、脳障害、感染症などの重篤な疾患に対し、後遺症を残さないための治療と退院後の健全な発育、発達のために母子関係や地域の医療、保健、教育機関との連携にも力を注いでいます。

また、国内最大規模の遠隔医療ネットワークを用いた「埼玉県遠隔胎児診断支援システム」を運用しています。本ネットワークに接続された地域産科医療機関で胎児診断を受けた際、胎児に何らかの異常所見・疑義が見つかった場合に本システムにより当センター総合周産期母子医療センターの診断支援が受けられます。

以上の通り、当センター総合周産期母子医療センターは埼玉県の周産期・新生児医療の要となるべく設立されました。少子化が進む中、埼玉県における「安全安心な妊娠出産」「高度新生児医療」の提供を目指しています。

医療機器

搬送車

新生児科のスタッフ紹介

新生児科スタッフ集合写真

総合周産期母子医療センターセンター長・新生児科 科長・診療部長

清水正樹

医学博士
1989年 東京慈恵会医科大学卒業

【職歴】
東京慈恵会医科大学小児科、神奈川県立厚木病院小児科、埼玉県立小児医療センター神経科、
埼玉県立小児医療センター未熟児新生児科、東京都立母子保健院新生児科、
埼玉県立小児医療センター新生児科 部長兼科長
埼玉県立小児医療センター総合周産期母子医療センター センター長
東京慈恵会医科大学小児科講座 准教授

【資格】
日本小児科学会専門医・指導医、日本周産期・新生児学会新生児専門医・指導医、日本新生児成育学会評議員、
新生児蘇生法「専門」コースインストラクター、日本脳低温療法・体温管理学会幹事、臍帯血を用いた再生医療研究会幹事、
日本新生児慢性肺疾患研究会幹事、埼玉県新生児医療懇話会代表幹事

【所属学会など】
日本小児科学会、日本周産期・新生児学会、日本新生児成育学会、日本脳低温療法・体温管理学会、日本脳循環代謝学会、日本再生医療学会、日本小児神経学会、日本小児救急医学会、日本遠隔医療学会、日本胎児心臓病学会、周産期循環管理研究会、臍帯血を用いた再生医療研究会、慢性肺疾患研究会、埼玉県新生児医療懇話会など

【ひとこと】
モットーは「仕事と家庭の両立」「自身の幸せが、患者に幸せをもたらす」です。
仕事と余暇の時間をはっきりと分けられるように努力しており、いわゆる「WORK Life Balance」を重視し、スタッフにも「ゆとり」を持って新生児医療をするように推奨しています。

【趣味】
スキー、写真撮影、熱帯魚飼育です。スキーをこよなく愛し(スキー歴50年)、冬場の週末は日本各地のゲレンデにこもっています。カメラはCanon派で、主に静物・植物を撮影しています。熱帯魚飼育は、新生児医療に通じるところがあり、どちらが仕事でどちらが趣味かわかりません(笑)。今年から、ウクレレ教室に通い始めました。

スタッフ紹介

名前をクリックするとプロフィールがご覧になれます。

胎児診断支援システムとは?

新病院開設と同時に国内最大規模の遠隔医療ネットワークを用いた「埼玉県遠隔胎児診断支援システム」が運用されています。
県内産科医療機関からオンラインで胎児診断画像を当センター胎児診断支援サーバーに転送すると、当センター胎児診断担当医(新生児科医、循環器科医、放射線科医など)とさいたま赤十字病院産婦人科医とで供覧し、「胎児診断支援」を行います。
システムに接続された県内産科医療機関で胎児診断を受けることにより、県立小児医療センター総合周産期母子医療センター胎児診断医の診断支援・胎児疾患の管理および出生直後からの治療をスムーズに受けることができるようになります。


胎児診断支援システムに関する詳細は、「胎児診断遠隔支援システムについて」をご覧ください。

つくしんぼ外来

当科を退院した極低出生体重児(出生体重1500g未満)や在宅医療導入患児(在宅酸素療法、在宅人工呼吸管理、経管栄養管理など)とそのご家族、養育に不安を感じているご家族などに3~4か月毎に外来受診していただき、経過観察と同時にご家族からのご相談や何らかのサポートが必要な場合に受診していただく外来です。入院中あるいは退院時にスタッフからお声をかけさせていただきます。

外来の様子1 外来の様子2

すくすく外来

すくすく外来看護師写真

 

当センターNICUを退院した出生体重1000g未満の超低出生体重児のお子さまとそのご家族を対象に、発達支援外来を年3回(2月、6月、10月)行っています。多職種(新生児科医師、神経科医師、新生児病棟看護師、保健発達外来看護師、理学療法士、作業療法士、臨床心理士、言語聴覚士、栄養士など)による発達支援およびご家族の育児支援を目的としています。

 

研修プログラム/医師募集

令和4年度(2022年)4月に「常勤医1名」を募集します。
新生児科医師集合写真当センター新生児科は日本周産期・新生児学会専門医制度(新生児)の基幹研修施設に指定されています。
豊富な症例数と小児専門病院の総合周産期母子医療センターであるため、さまざまな疾患を経験することができます。
当科では総勢16名の新生児科常勤医と後期研修医1~2名が診療にあたっています。新生児科常勤医は卒後20年以上のベテラン新生児科医が5名、卒後10年以上(新生児科医歴5年以上)の中堅新生児科医が7名、若手新生児科医4名勤務しており、そのうち10名が周産期・新生児学会専門医です。さらにほぼ全員が出身大学、所属医局が異なるためお互いに切磋琢磨しながら日々診療にあたっています。ベテランから中堅まで新生児専門医がバランスよく所属しているため、しっかりとした診療体制、指導体制が整っています。
スタッフ紹介をご覧ください。)

当センター新生児科では、数多くのハイリスク新生児とさまざまな疾患に対して、ベテラン新生児科医が最新鋭の医療機器を屈指しながら最先端の新生児医療が日夜行われています。新生児救急救命医療の最前線で働いてみませんか?当センター新生児科で、働いてみたい医師および見学してみたい医師は気軽にご連絡ください。

連絡は、新生児科まで。(電話 048-601-2200(代表))

研修プログラム

研修期間別の習得目標

6か月研修目標

基本的な新生児診療手技、新生児蘇生、低出生体重児の管理、呼吸障害管理、新生児仮死の管理などができる。
12か月研修目標 極低出生体重児(一部超低出生体重児)、重症新生児仮死児、遷延性肺高血圧症児、重症呼吸障害の管理ができる。
低出生体重児、新生児仮死児、呼吸障害児などの新生児搬送ができる。
24か月研修目標 あらゆるハイリスク新生児に対して診療計画を立て、それが実施できる。新生児医療の指導教育ができる。

新生児科常勤医募集

埼玉県立小児センター総合周産期母子医療センターが開設して4年が経過しました。NICU/GCU病棟運営は順調であり、設備規模のみならず入院患児の重症度分布は日本でトップクラスとなりました。当センターは埼玉県母体・新生児搬送コーディネーター事業の基幹施設であるため、軽症・中等症のハイリスク新生児は県内地域周産期医療センター、新生児センターに担当していただき、当センターは超早産児、重症呼吸循環障害児、先天性疾患児など小児専門病院の機能を必要とする最重症ハイリスク新生児の医療を担っています。開設後4年間の平均値で超低出生体重児40名/年、極低出生体重児30名/年、気管内挿管による人工呼吸器管理患児数250名/年、先天性心疾患患児数60名/年、外科系疾患患児数50名/年、うち胎児診断症例60名/年でした。2020年度の新型コロナウイルス感染症に影響した出生数減少により若干入院数が減少しましたが、依然重症患者入院数は国内トップクラスです。「新生児科医による胎児診断症例の出生前後管理・治療」も積極的に行っており、胎児診断のついた先天性心疾患、先天性外科系疾患の入院患児数も、国内トップクラスとなり埼玉県内の胎児診断・管理・治療の中枢となりつつあります。

現在当科のスタッフは新生児科常勤医15名と新生児科レジデント医1名で構成されています。出身はさまざまで、慈恵医大、日本医大、宮崎大学、東北大学、和歌山県立医大、名古屋市立大学、千葉大学、東京大学、杏林大学、京都府立医科大学、札幌医科大学、群馬大学など全国から当科で新生児医療をしたい新生児科医が集まっており、後期研修医2名と合わせると、常時18名前後の医師が勤務しており、お互い切磋琢磨しチーム医療をしています。

研究面では、スタッフ各自が研究テーマを持ち研究を行っています。主な研究テーマとしては、新生児低体温療法に関する研究、近赤外線分光法を用いた脳循環代謝に関する研究、呼吸機能測定装置を用いた新生児呼吸療法に関する研究、新生児神経に関する研究、臍帯血を使った再生医療に関する研究、インピーダンス法を用いた新生児循環に関する研究、自動酸素濃度調整装置による呼吸管理の研究、体外循環補助装置に関する研究、NICUにおける音楽療法の研究など多岐にわたり、各人がそれぞれ興味を持ったテーマで研究をしています。さらに新病院には同じ建物内に基礎研究施設・動物実験センターが設置され、従来の臨床中心の小児専門病院から基礎医学研究もできる施設へと進化しました。また、近隣医療機関との共同研究、産官学共同での医療研究、地域医療支援としての総合医局なども併設される複合型医療施設としても機能しています。

働く環境としては、主治医制を廃止し8~9名のグループ制を導入しています。患児家族には、それぞれ担当医が対応しますが、夜間休日は基本的にグループで対応しています。当直は、2人当直体制(上級医+常勤医、レジデント医、後期研修医)で、夜間・休日の緊急入院にも複数人で対応します。当直明けはもちろん時間外は基本的にフリーとなっています。また、女性医師も多く働いており、通常の勤務体系(当直含む)や子育て支援体制(当直、休日勤務なし)、産休・育児休暇など、ライフスタイルに合わせた勤務体制を可能としています(要相談)。

当センター新生児科で新生児医療に従事したい先生で、1年以上の勤務が可能(できれば複数年勤務可能が望ましい)であればご連絡ください。面談等で詳細についてご相談させていただきます。

埼玉県立小児医療センター新生児科は、臨床面、研究面そして働きやすさでも日本一のNICUを目指しています。充実した医療環境でゆとりを持った新生児医療を体験してみませんか?

新生児科レジデント医募集

卒後3年目以上で新生児医療に興味があり、短期間ないし長期間専門分野の研修をしたい、あるいは小児科医として基本的な新生児医療を習得したい、あらゆるハイリスク新生児に対応できるようになりたいなど、さまざまな要望に対応できます。大学医局に属したままでの派遣も対応できます。特に埼玉県出身で、将来的に埼玉県で小児科医として働く予定の先生は大歓迎です。

開設後4年間の平均値で超低出生体重児40名/年、極低出生体重児30名/年、気管内挿管による人工呼吸器管理患児数250名/年、先天性心疾患患児数60名/年、外科系疾患患児数50名/年、うち胎児診断症例60名/年でした。2020年度の新型コロナウイルス感染症に影響した出生数減少により若干入院数が減少しましたが、依然重症患者入院数は国内トップクラスです。「数多くのさまざなハイリスク新生児に対応するために新生児用人工呼吸器は84台(ABEA、VN500、ハミングビューX、ハミルトンC3、ベラビスタベンチレータなど)、超音波診断装置4台、気管内視鏡検査装置、呼吸機能検査装置、近赤外線分光測定装置などさまざまな新生児医療用に器材を所有しています。埼玉県遠隔胎児診断支援システムにより様々な先天性心疾患、先天性外科系疾患も入院し、小児専門病院としての特性を生かし、あらゆるハイリスク新生児に対し対応が可能で、小児外科・心臓外科等の連携のもとに診断、治療にあたっています。特殊治療は、新生児脳低温療法(年間20例前後)、NO呼吸療法(年間60前後)、CHDF、ECMOなども経験できます。新生児専用ドクターカーを所有しており、年間100件前後の新生児搬送をしています。

当NICUは最重症例が多く、指導が充実しているため、当センターで研修(1から2年)をすれば、どのような症例であっても対応ができる自身がつくと言われています。(卒業生談)

待遇については、総務・人事担当にお問い合わせください。

後期研修医募集

後期研修医の研修プログラムは基本的に当センター研修委員会で定められております。3年間の小児科専門医取得コースと2~3年の小児科専門医取得支援コースがあります。この研修中で4か月間のNICU研修(新生児科研修)が必須となっています。専門医取得コースでは、希望により3年目にさらに新生児科研修を選択することも可能でです。

待遇については、医師・職員募集/後期研修医のページをご覧ください。

総合周産期母子医療センター新生児病棟看護師募集

赤ちゃんと家族の始まりを支える看護を一緒にやりましょう。

新生児病棟看護師集合写真1新生児病棟看護師集合写真2

 

 

お問い合わせ

地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立小児医療センター  

郵便番号330-8777 埼玉県さいたま市中央区新都心1番地2

ファックス:048-601-2201

検査や治療又は診療の内容に関する個別のご相談には応じかねます。

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