循環器・呼吸器病センター > 診療科及び各部門の紹介 > 総合内科
ここから本文です。
掲載日:2026年11月5日
2025年9月から診療体制の整備を開始し、2026年4月より一般内科診療を基盤として外来診療と入院診療に精力的に取り組んでいます。循環器・呼吸器疾患の高度専門医療を担う当センターにおいて、臓器別の専門診療を支えるとともに、複数の疾患を併せ持つ患者さん、症状の原因となる臓器や受診すべき診療科が定まっていない患者さん、高齢者救急などに幅広く対応することが当科の役割です。
科では、全スタッフが一般内科診療に携わりながら、消化器、内分泌・糖尿病、脳神経内科、感染症、アレルギーなど、それぞれの専門性を生かした診療を行います。診断や治療に専門的判断が必要な場合には、院内各診療科や地域の医療機関と速やかに連携し、患者さんにとって適切な診療につなげます。
私たちは、「必要とされる医療」を診療の基本に据えています。患者さんの疾患だけでなく、生活背景や価値観、ご家族の思いにも配慮し、検査・診断・治療の内容を分かりやすく説明したうえで、納得できる診療方針を共に考えます。
医療では、必ずしも望ましい結果だけを得られるとは限りません。厳しい病状に直面する場合にも、患者さんとご家族に誠実に向き合い、院内外の多職種と協力しながら、他責することなくその時点で最も適切と考えられる医療と支援を検討します。
また、非がん疾患を含め、専門的治療後も症状緩和や療養支援を必要とする患者さん、根治的・積極的治療の適応がない、または治療継続が困難な悪性疾患の患者さんについては、院内の専門診療科と連携して緩和ケア領域も対応します。訪問診療や在宅療養が必要な場合には当科で患者さんの状況に応じて適宜検討します。
これまで、当センターは高度な設備を備えて先進医療の実践に従事してまいりました。ただ、院内の各専門診療科を受診なさっている患者さんが複数の併存症を抱えた場合には、専門領域以外の併存症を他院に管理していただくことがほとんどでした。これは患者さん・ご家族に少なからずご負担をおかけしていたと思いますが、内科領域においては当科が協力できる機会を増やしていきたいと考えております。
私たちは“ありのままの状況”を共有し、目の前の患者さんとの共通の目標、診療計画を導き出していければと思っております。積極的な医療を望まれる場合は当センターの最新鋭の医療設備を用いながらハイスペックの専門領域スタッフと協力して臨みます。対症療法として現在抱えている苦痛を取り除いてほしい場合には、病態を見極めて的確な対応を心がけ、患者さん・ご家族の満足度が高い医療を目指します。このような選択肢もあるのだとご理解いただき、まずは皆さんの想いをお聞かせいただけたらと思います。
2027年度の研修開始を目指し、総合診療専門研修プログラムの基幹施設申請と教育体制の整備を進めています。今後は、内科専門研修プログラムの基幹施設申請も視野に入れ、地域医療を担う若手医師を継続的に育成できる体制の構築を目指します。
埼玉県医師育成奨学金制度では、総合診療を担う診療科が「準特定診療科」に位置付けられています。埼玉県と連携し当科では、奨学金貸与医師が義務従事と専門研修を両立し、専門医資格の取得と地域医療への貢献を一貫して進められる研修体制を整備しております。
総合内科に所属するスタッフは、それぞれの専門領域を持ちながらも幅広く内科学に精通した医師によって構成されています。
医師だけでなく慢性期から集中治療までの修練を積んだ看護師、日々知識と技術の向上を図っているリハビリテーション部門や臨床工学士、高度な技術をもつ検査部門(検査技術部)、あたたかい人柄の医療ソーシャルワーカーなど多職種間で密に連携し、包括的な医療を提供いたします。
必要に応じてフォローアップを行いますが、急性期の治療や診断が中心となります。その後は専門医やかかりつけ医に継続的なケアを依頼することが多いです。
若手の先生へ
それぞれの専門領域を持ち一般内科学に精通したスタッフが、そのスキルや知識をみなさんに惜しみなく、情熱をもってお伝えします。医師同士が垣根低く活発にディスカッションする日々を通して、医師としてのスタイルを確立しませんか。それに適した環境を、スタッフ一同準備してお待ちしています。
ご興味のある方は病院見学にいらして下さい。(水曜日推奨)
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください