循環器・呼吸器病センター > センターのご紹介 > 病院情報の公表 > 平成29年度 埼玉県立循環器・呼吸器病センター 病院指標
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掲載日:2024年9月26日
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年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 0 | 31 | 57 | 58 | 262 | 481 | 1530 | 2198 | 962 | 109 |
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DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし |
21 |
18.81 |
16.38 |
19.05 |
67.86 |
|
010040x099x00x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし |
15 |
34.07 |
19.10 |
73.33 |
73.13 |
|
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし |
11 |
11.55 |
9.68 |
0.00 |
75.18 |
|
010060x2990411 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病1あり |
10 |
19.40 |
18.34 |
30.00 |
71.90 |
|
010061xxxxx0xx | 一過性脳虚血発作 手術・処置等2なし |
6 |
4.00 |
6.28 |
0.00 |
69.00 |
脳神経外科の上位5位までの疾患(治療)について各々集計した指標である。
(1)010060x2990401:脳梗塞(脳卒中発症3日以内、かつ、JCS10未満で副傷病名なし)の治療→ラジカット注(脳保護材:エダラボン)点滴での入院。
(2)010040x099x00x:非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満)の治療→イーケプラ注(抗てんかん薬)点滴での入院。
(3)160100xx97x00x:頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術ありの治療→慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術施行での入院。
(4)010060x2990411:脳梗塞(脳卒中発症3日以内、かつ、JCS10未満で副傷病名あり)の治療→ラジカット注(脳保護材:エダラボン)点滴での入院。
(5)010061xxxxx0xx:一過性脳虚血発作 手術・処置等2なし。
(1)から(5)の治療を受けた患者の平均年齢は、(1)67.86歳、(2)73.13歳、(3)75.18歳、(4)71.90歳、(5)69.00歳。
さらに全国的な平均的入院期間は、(1)16.38日(当センター:18.81日)、(2)19.10日(当センター:34.07日)、(3)9.68日(当センター:11.55日)、(4)18.34日(当センター:19.40日)、(5)6.28日(当センター:4.00日)であった。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x0xx | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし |
153 |
15.97 |
12.35 |
0.65 |
68.39 |
|
040200xx99x00x | 気胸 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし |
59 |
7.42 |
9.14 |
1.69 |
48.25 |
|
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし |
48 |
7.17 |
11.99 |
0.00 |
68.25 |
|
040200xx01x00x | 気胸 肺切除術等 手術・処置等2なし 副傷病なし |
26 |
9.23 |
10.04 |
0.00 |
29.19 |
|
040040xx99000x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし |
25 |
6.48 |
14.60 |
0.00 |
72.24 |
(3)040040xx99040x:肺癌の治療→化学療法(抗癌剤)ありでの入院。
(4)040200xx01x00:気胸の治療→肺切除等施行での入院。
(5)040040xx99000x:肺癌の治療→手術はなし。手術・処置等2なし。副傷病なし。
(1)から(5)の治療を受けた患者の平均年齢は、(1)68.39歳、(2)48.25歳、(3)68.25歳、(4)29.19歳、(5)72.24歳。
さらに全国的な平均的入院期間は、(1)12.35日(当センター:15.97日)、(2)9.14日(当センター:7.42日)、(3)11.99日(当センター:7.17日)、(4)10.04日(当センター:9.23日)、(5)14.60日(当センター:6.48日)であった。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050163xx03x10x | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術手術・処置等21あり 副傷病なし |
100 |
17.74 |
16.80 |
8.00 |
75.38 |
|
050180xx97xxxx | 静脈・リンパ管疾患 その他の手術あり |
77 |
4.35 |
3.20 |
0.00 |
68.23 |
|
050170xx03000x | 閉塞性動脈疾患 動脈塞栓除去術 その他のもの(観血的なもの)等 手術・処置等1なし、1あり 手術・処置等2なし 副傷病なし |
59 |
8.36 |
5.68 |
6.78 |
75.12 |
|
050163xx99000x | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし |
35 |
5.51 |
8.40 |
0.00 |
74.94 |
|
050080xx01010x | 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 副傷病なし |
31 |
29.16 |
23.93 |
0.00 |
69.71 |
心臓血管外科の上位5位までの疾患(治療)について各々集計した指標である。
(1)050163xx03x10x:非破裂性大動脈瘤等の治療→ステントグラフト内挿手術での入院。
(2)050180xx97xxxx:静脈・リンパ管疾患の治療→下肢静脈瘤血管内焼灼手術等での入院。
(3)050170xx03000x:閉塞性動脈疾患の治療→動脈塞栓除去術等施行での入院。
(4)050163xx99000x:非破裂性大動脈瘤等の治療→手術なし、手術・処置等1・2なし、副傷病なし。
(5)050080xx01010x:連合弁膜症を含む弁膜症の治療→弁形成術、弁置換術等施行での入院。
(1)から(5)の治療を受けた患者の平均年齢は、(1)75.38歳、(2)68.23歳、(3)75.12歳、(4)74.94歳、(5)69.71歳。
さらに全国的な平均的入院期間は、(1)16.80日(当センター:17.74日)、(2)3.20日(当センター:4.35日)、(3)5.68日(当センター:8.36日)、(4)8.40日(当センター:5.51日)、(5)23.93日(当センター:29.16日)であった。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 副傷病なし |
295 |
13.45 |
11.99 |
0.34 |
68.87 |
|
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2なし |
196 |
19.79 |
19.65 |
7.14 |
71.53 |
|
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし |
184 |
3.50 |
3.59 |
1.09 |
70.12 |
|
0400040xx99000x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし |
111 |
16.97 |
14.60 |
1.80 |
73.62 |
|
040040xx9908xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等28あり |
52 |
14.19 |
11.75 |
1.92 |
68.87 |
(2)040110xxxxx0xx:間質性肺炎の治療で入院。
(3)040040xx9910xx:肺の悪性腫瘍 手術なし、手術・処置等1(気管支ファイバー)あり。
(4)040040xx99000x:肺の悪性腫瘍 手術なし、手術・処置等1・2なし、副傷病なし。
(5)040040xx9908xx:肺癌の治療→化学療法(ペメトレキセドナトリウム水和物注)あり。
(1)から(5)の治療を受けた患者の平均年齢は、(1)68.87歳、(2)71.53歳、(3)70.12歳、(4)73.62歳、(5)68.87歳。
さらに全国的な平均的入院期間は、(1)11.99日(当センター:13.45日)、(2)19.65日(当センター:19.79日)、(3)3.59日(当センター:3.50日)、(4)14.60日(当センター:16.97日)、(5)11.75日(当センター:14.19日)であった。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050050xx02000x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし、1,2あり 手術・処置等2なし 副傷病なし |
420 |
4.23 |
4.62 |
0.48 |
68.02 |
|
050050xx99100x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし |
274 |
3.22 |
3.03 |
0.73 |
69.35 |
|
050070xx01x0xx | 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2なし |
151 |
6.00 |
5.30 |
0.00 |
61.38 |
|
050210xx97000x | 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 副傷病なし |
109 |
14.58 |
11.21 |
0.92 |
76.49 |
|
050130xx99000x | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし |
71 |
17.90 |
17.71 |
4.23 |
80.00 |
循環器内科の上位5位までの疾患(治療)について各々集計した指標である。
(1)050050xx02000x:狭心症等の治療→経皮的冠動脈ステント留置手術等施行での入院。
(2)050050xx99100x::狭心症等の治療→心臓カテーテル検査での入院。
(3)050070xx01x0xx:頻脈性不整脈の治療→経皮的カテーテル心筋焼灼術施行での入院。
(4)050210xx97000x:徐脈性不整脈の治療→ペースメーカー移植手術・交換術等施行での入院。
(5)050130xx99000x:心不全の治療、手術なし、手術処置等1(心臓カテーテル等)なし。
(1)から(5)の治療を受けた患者の平均年齢は、(1)68.02歳、(2)69.35歳、(3)61.38歳、(4)76.49歳、(5)80.00歳。
さらに全国的な平均的入院期間は、(1)4.62日(当センター:4.23日)、(2)3.03日(当センター:3.22日)、(3)5.30日(当センター:6.00日)、(4)11.21日(当センター:14.58日)、(5)17.71日(当センター:17.90日)であった。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
180040xx01x0xx | 手術・処置等の合併症 内シャント又は外シャント設置術等 手術・処置等2なし |
7 |
9.29 |
12.41 |
0.00 |
72.57 |
|
110280xx02x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2なし 副傷病なし |
6 |
3.00 |
8.50 |
0.00 |
67.17 |
|
110280xx02x1xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等21あり |
6 |
30.17 |
36.38 |
0.00 |
80.83 |
|
110280xx99010x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等21あり 副傷病なし |
4 |
10.50 |
14.55 |
0.00 |
70.75 |
|
050130xx99000x | 心不全 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし |
3 |
14.00 |
17.71 |
0.00 |
74.00 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060020xx99x40x | 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし |
19 |
2.58 |
6.94 |
0.00 |
67.89 |
|
060035xx01000x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 副傷病なし |
12 |
20.58 |
15.61 |
0.00 |
77.33 |
|
060035xx99x50x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり 副傷病なし |
9 |
8.33 |
4.38 |
0.00 |
67.89 |
|
130090xx97x0xx | 貧血(その他) 手術あり 手術・処置等2なし |
6 |
10.00 |
10.89 |
0.00 |
77.50 |
|
060035xx99x00x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし |
5 |
5.80 |
7.21 |
0.00 |
65.60 |
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初発 |
再発 |
病期分類 |
版数 |
|||||
Stage I |
Stage II |
Stage III |
Stage IV |
不明 |
基準(※) |
|
||
胃癌 | 1 | 2 | 0 | 5 | 1 | 36 | 1 | 7 |
大腸癌 | 0 | 6 | 9 | 2 | 5 | 20 | 1 | 7 |
乳癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | |
肺癌 | 119 | 38 | 95 | 225 | 102 | 548 | 1 | 7 |
肝癌 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
※ 1:UICC TNM分類、2:癌取扱い規約
当センターに入院して治療を受けた5つの代表的癌疾患(5大癌)の診療情報の指標である。
初めての治療(初発)時の癌の進行度(Stage;ステージ)と再発で治療を受けた患者数を集計している。当センターでの癌治療は、肺癌・胃癌・大腸癌の対象患者となっている。
当センターで最も多い肺癌のステージ分類の進行度は、Stage1(119人:20.5%)、Stage2(38人:6.6%)、Stage3(95人:16.4%)、最も重症なStage4(225人:38.9%)、不明(102人:17.6%)で再発患者数は548人であった。
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患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 27 | 10.70 | 60.33 |
中等症 | 128 | 17.61 | 75.74 |
重症 | 13 | 16.00 | 77.85 |
超重症 | 5 | 14.80 | 84.60 |
不明 | 0 | 0.00 | 0.00 |
日常生活をしていた成人が発症した肺炎(市中肺炎)の重症度を集計した指標である。
入院中に発症した肺炎(院内肺炎)を別にし、市中肺炎の入院患者数の重症度を軽症・中等症・重症・超重症・不明の5つの分類に分けて集計している。
当センターの成人市中肺炎の重症度分類は、軽症(27人:15.6%、平均年齢60.33歳)、中等症(128人:74.0%、平均年齢75.74歳)、重症(13人:7.5%、平均年齢77.85歳)、超重症(5人:2.9%、平均年齢84.60歳)、不明(0人:0.0%)であった。
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発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 79 | 29.54 | 72.86 | 34.09 |
その他 | 9 | 23.11 | 70.56 | 2.27 |
脳梗塞を国際的な疾病分類(ICD-10分類)に基づき、入院患者数等を集計した指標である。
脳梗塞等の発症日から「3日以内」と「その他」に分けて集計している。
主な疾患としては、次の治療による入院である。
(1)G45$は、一過性脳虚血発作及び関連症候群の入院
(2)G46$は、脳血管疾患における脳の血管(性)症候群の入院
(3)I63$は、脳梗塞疾患の入院
(4)I65$は、脳実質外動脈(内頸動脈等)の閉塞及び狭窄、脳梗塞に至らなかった疾患の入院
(5)I66$は、脳動脈(中大脳動脈等)の閉塞及び狭窄、脳梗塞に至らなかった疾患の入院
(6)I675は、もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症)疾患の入院
(7)I679は、脳血管疾患、詳細不明の入院
当センターでは、発症日から3日以内の脳梗塞による入院患者数が79人と最も多く、平均年齢は、72.86歳、回復期病院等への転院率は、34.09%であった。
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Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 |
15 |
0.33 | 10.80 | 0.00 | 75.80 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | 10 | 2.00 | 33.40 | 20.00 | 64.50 | |
K1643 | 頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内) | 4 | 0.00 | 64.50 | 100.00 | 65.00 | |
K6092 | 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) | 4 | 1.00 | 11.50 | 0.00 | 72.00 | |
K145 | 穿頭脳室ドレナージ術 | 3 | 0.00 | 39.00 | 33.33 | 76.00 |
脳神経外科の上位5位までの手術について各々集計した指標である。
(1) K164-2:慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術
外傷等により、数週間から数カ月後に硬膜とくも膜の間にできた血腫を穿頭して抽出及び洗浄し、さらにドレナージ(排液)を行う手術。
(2) K1771:脳動脈瘤頸部クリッピング術(1箇所)
脳動脈瘤の頸部を1箇所、脳血流遮断用クリップで止める手術。
(3)K1643:頭蓋内血腫除去術(開頭)(脳内)
頭部外傷、脳卒中によって発症した血腫を開頭して除去する手術。
(4)K6092:動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈)
閉塞性動脈硬化症に対し、血栓と内膜を一塊として剥離摘除して血行再建を図る手術。
(5)K145:穿頭脳室ドレナージ術
脳室内で産生された髄液を外に流出させる手術。
(1)から(5)の手術を受けた患者の平均年齢は、(1)75.80歳、(2)64.50歳、(3)65.00歳、(4)72.00歳、(5)76.00歳であった。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) | 75 | 6.56 | 9.33 | 1.33 | 68.44 | |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) | 31 | 7.52 | 3.32 | 0.00 | 33.16 | |
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) | 29 | 5.34 | 7.07 | 0.00 | 69.76 | |
K5143 | 肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) | 23 | 7.30 | 9.57 | 0.00 | 68.09 | |
K5132 | 胸腔鏡下肺切除術(その他) | 21 | 5.52 | 5.81 | 0.00 | 63.19 |
呼吸器外科の上位5位までの手術について各々集計した指標である。
(1)K514-23 :胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える)
開胸よりも低侵襲の胸腔鏡下で、悪性腫瘍である肺葉を切除する手術。
(2)K5131 :胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除))
良性肺腫瘍、自然気胸、慢性閉塞性肺疾患(COPD)等に施行する手術。
(3)K514-21:胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除)
開胸よりも低侵襲の胸腔鏡下で、悪性腫瘍である病巣を部分切除する手術。
(4)K5143:肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える)
原発性肺悪性腫瘍の標準治療で、上~下の肺葉を切除する手術。
(5)K5132 :胸腔鏡下肺切除術(その他)
良性肺腫瘍、自然気胸、慢性閉塞性肺疾患(COPD)等に施行する手術。
(1)から(5)の手術を受けた患者の平均年齢は、(1)68.44歳、(2)33.16歳、(3)69.76歳、(4)68.09歳、(5)63.19歳であった。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 78 | 2.67 | 8.64 | 17.95 | 75.19 | |
K5612 | ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) | 77 | 4.68 | 11.81 | 9.09 | 75.10 | |
K617-4 | 下肢静脈瘤血管内焼灼術 | 75 | 0.92 | 2.20 | 0.00 | 67.77 | |
K5611 | ステントグラフト内挿術(胸部大動脈) | 32 | 7.63 | 16.91 | 15.63 | 74.31 | |
K5551 | 弁置換術(1弁) | 21 | 9.76 | 23.38 | 0.00 | 70.90 |
心臓血管外科の上位5位までの手術について各々集計した指標である。
(1)K616:四肢の血管拡張術・血栓除去術
主に四肢動脈の閉塞病変が対象となるが、人工血管吻合部狭窄の治療でも行われる手術。
(2)K5612:ステントグラフト内挿術(腹部大動脈)
腹部大動脈瘤に対してステントグラフトを用いた経カテーテル的な血管内手術。
(3)K617-4:下肢静脈瘤血管内焼灼術
主に四肢動脈の閉塞病変が対象となるが、人工血管吻合部狭窄の治療でも行われる手術。
(4)K5611:ステントグラフト内挿術(胸部大動脈)
胸部大動脈瘤に対してステントグラフトを用いた経カテーテル的な血管内手術。
(5)K5551:弁置換術(1弁)
生体の心臓弁が著しく荒廃して修復不能な状態となった場合、その弁を切除して人工弁を挿入する手術。
(1)から(5)の手術を受けた患者の平均年齢は、(1)75.19歳、(2)75.10歳、(3)67.77歳、(4)74.31歳、(5)70.90歳であった。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術前日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K488-4 |
胸腔鏡下試験切除術 |
5 | 12.80 | 17.40 | 0.00 | 55.80 | |
K6153 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他のもの) | 5 | 5.40 | 6.00 | 0.00 | 69.60 | |
K6261 | リンパ節摘出術(長径3cm未満) | 3 | 4.67 | 24.33 | 33.33 | 66.67 | |
K5091 | 気管支異物除去術(直達鏡) | 2 | 0.00 | 2.00 | 0.00 | 81.00 | |
K509-2 | 気管支肺胞洗浄術 | 2 | 4.00 | 4.50 | 0.00 |
48.50 |
呼吸器内科は基本的には手術は施行しないが、上位5位までについて各々集計した指標である。
(1)K488-4:胸腔鏡下試験切除術
適正な治療方法を選択するため、胸腔鏡下で病巣を試験的に切除すること。
(2)K6153:血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他)
動静脈奇形等に対して、血管塞栓術や動脈塞栓術を施行する手術。
(3)K6261:リンパ節摘出術(長径3cm未満)
リンパ節を摘出して、組織学的診断を目的に施行する手術。
(4)K5091:気管支異物除去術(直達鏡)
直達鏡(気管支鏡等)下に種々の異物鉗子等を使って気管支内の異物を除去すること。
(5)K509-2:気管支肺胞洗浄術
肺胞内の貯留物質を生理食塩水で物理的に洗いだす方法。
(1)から(5)の手術を受けた患者の平均年齢は、(1)55.80歳、(2)69.60歳、(3)66.67歳、(4)81.00歳、(5)48.50歳であった。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 325 | 1.83 | 2.64 | 1.54 | 68.02 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) | 141 | 0.09 | 7.36 | 1.42 | 68.68 | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) | 128 | 0.00 | 15.44 | 3.13 | 67.26 | |
K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) | 113 | 1.86 | 2.69 | 0.00 | 60.34 | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極) | 58 | 4.48 | 10.38 | 1.72 | 76.47 |
循環器内科の上位5位までの手術について各々集計した指標である。
(1))K5493:経皮的冠動脈ステント留置術(その他)
不安定狭心症、急性心筋梗塞以外の冠動脈の狭窄疾患等に対して冠動脈ステント留置を用いた経カテーテル的な血管内手術。
(2)K5492:経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症)
不安定狭心症に対して冠動脈ステント留置を用いた経カテーテル的な血管内手術。
(3)K5491:経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞)
急性心筋梗塞に対して冠動脈ステント留置を用いた経カテーテル的な血管内手術。
(4)K5951:経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ)
アブレーションカテーテルから高周波電流を流して心筋を焼灼し、不整脈を治療する手術。
(5)K5972:ペースメーカー移植術(経静脈電極)
心臓に電気刺激を与えて心拍動を起こす人工ペースメーカーを体内に植え込む手術。
(1)から(5)の手術を受けた患者の平均年齢は、(1)68.02歳、(2)68.68歳、(3)67.26歳、(4)60.34歳、(5)76.47歳であった。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K610-3 | 内シャント又は外シャント設置術 | 16 | 3.31 | 11.56 | 0.00 | 73.50 | |
K616-4 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 | 3 | 0.33 | 3.00 | 0.00 | 60.33 | |
K635-3 | 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 | 3 | 8.67 | 35.33 | 0.00 | 51.67 | |
K1642 | 頭蓋内血腫除去術(開頭)(硬膜下) | 1 | 1.00 | 153.00 | 100.00 | 61.00 | |
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) | 1 | 6.00 | 22.00 | 0.00 | 67.00 |
腎臓内科の上位5位までの手術について各々集計した指標である。
(1)K610-3:内シャント又は外シャント設置術
患者の血管から血液を導き出す出入り口を確保し、脱血可能な血管にする方法。
(2)K616-4:経皮的シャント拡張術・血栓除去術
動静脈吻合部あるいは、シャント化静脈の狭窄、閉塞を拡張、除去する方法。
(3)K635-3:連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術
腹膜を活用して体液を浄化し、余分な水分や老廃物、電解質を除去する方法。
(4)K1642:頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの)硬膜下のもの
頭部外傷、脳卒中によって発症した血腫を開頭して除去する手術。
(5)K514-23:胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える)
開胸よりも低侵襲の胸腔鏡下で、悪性腫瘍である肺葉を切除する手術。
(1)から(5)の手術を受けた患者の平均年齢は、(1)73.50歳、(2)60.33歳、(3)51.67歳、(4)61.00歳、(5)67.00歳であった。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 25 | 1.16 | 5.08 | 0.00 | 72.08 | |
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 14 | 2.64 | 4.43 | 0.00 | 72.50 | |
K7193 | 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) | 14 | 9.71 | 17.79 | 0.00 | 76.29 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 10 | 1.00 | 10.20 | 0.00 | 73.60 | |
K6552 | 胃切除術(悪性腫瘍手術) | 2 | 6.00 | 16.00 | 0.00 | 76.00 |
消化器外科の上位5位までの手術について各々集計した指標である。
(1) K7211:内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)
内視鏡下で行うポリープ切除は、主として電気焼灼で施行される手術である。
(2) K6335:鼠径ヘルニア手術
鼠径部に発生するヘルニアで、最も頻度の高いヘルニアが鼠径ヘルニア手術である。
(3)K7193:結腸切除術(悪性腫瘍手術)
結腸の悪性腫瘍の病巣に対して、結腸の病変を切除する手術
(4)K654:内視鏡的消化管止血術
消化管の出血部位を内視鏡下に確認し、鉗子孔からの操作し電気メス等で止血する手術。
(5)K6552:胃切除術(悪性腫瘍手術)
胃の悪性の病巣に対して、胃の病変の切除とリンパ節郭清等を施行する手術。
(1)から(5)の手術を受けた患者の平均年齢は、(1)72.08歳、(2)72.50歳、(3)76.29歳、(4)73.60歳、(5)76.00歳であった。
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DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | 0 | 0.00 |
異なる | 5 | 0.09 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 4 | 0.07 |
異なる | 19 | 0.33 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | 11 | 0.19 |
異なる | 0 | 0.00 | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 18 | 0.32 |
異なる | 4 | 0.07 |
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70歳~79歳の年齢の患者が最も多く、2,198人で全体の38.6%を占めている。未成年の患者(0歳~19歳)の退院患者の割合は0.55%で、70歳以上の退院患者の割合は57.5%であった。
今回の解説については、平成29年4月1日~平成30年3月31日までの退院患者が対象となっている(1~7まですべて)