循環器・呼吸器病センター > センターのご紹介 > 病院情報の公表 > 平成27年度 埼玉県立循環器・呼吸器病センター 病院指標
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掲載日:2024年9月26日
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 0 | 29 | 48 | 74 | 216 | 522 | 1725 | 2089 | 901 | 82 |
70歳~79歳の年齢の退院患者が最も多く、2,089人で全体の36.7%を占めている。未成年の患者(0歳~19歳)の退院患者の割合は0.51%で、70歳以上の退院患者の割合は54.0%であった。
今回の解説については、平成27年4月1日~平成28年3月31日までの退院患者が対象となっている。(1~7まですべて)
DPCコード | DPC名称 | 患者数 |
平均 |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x099030x | 脳梗塞(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 副傷病なし |
45 |
21.71 |
18.08 |
17.78 |
71.82 |
|
010040x099x00x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし |
24 |
31.75 |
19.32 |
50.00 |
64.33 |
|
010070xx97x00x | 脳血管障害 手術あり 手術・処置等2なし 副傷病なし |
16 |
13.31 |
12.14 |
6.25 |
67.63 |
脳神経外科の上位3位までの疾患(治療)について各々集計した指標である。
(1)010060x099030x:脳梗塞の治療→ラジカット注(脳保護剤:エダラボン)点滴での入院。
(2)010040x099x00x:非外傷性頭蓋内血腫の治療での入院。
(3)010070xx97x00x:脳血管障害の治療→動脈血栓内膜摘出手術(内頸動脈)等での入院。
(1)から(3)の治療を受けた患者の平均年齢は、(1)71.82歳、(2)64.33歳、(3)67.63歳。
さらに全国的な平均的入院期間は、(1)18.08日(当センター:21.71日 )、(2)19.32日(当センター:31.75日)、(3)12.14日(当センター:13.31日)であった。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x0xx | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし |
148 |
19.04 |
13.03 |
0.00 |
67.49 |
|
040040xx9904xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり |
55 |
5.44 |
13.38 |
0.00 |
67.20 |
|
040200xx99x00x | 気胸 手術なし 手術・処置等2なし 副傷病なし |
47 |
6.51 |
8.28 |
0.00 |
31.15 |
呼吸器外科の上位3位までの疾患(治療)について各々集計した指標である。
(1)040040xx97x0xx:肺癌の治療→肺悪性腫瘍手術での入院。
(2)040040xx9904xx:肺癌の治療→化学療法(抗癌剤)ありでの入院。
(3)040200xx99x00x:気胸の治療→手術はなし。胸腔ドレナージ等での入院。
(1)から(3)の治療を受けた患者の平均年齢は、(1)67.49歳、(2)67.20歳、(3)31.15歳。
さらに全国的な平均的入院期間は、(1)13.03日(当センター:19.04日)、(2)13.38日(当センター:5.44日)、(3)8.28日(当センター:6.51日)であった。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050163xx03x10x | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等21あり 副傷病なし |
60 |
14.73 |
16.65 |
0.00 |
74.70 |
|
050180xx97xx0x | 静脈・リンパ管疾患 その他の手術あり 副傷病なし |
53 |
3.98 |
3.46 |
0.00 |
66.68 |
|
050163xx97x0xx | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置等2なし |
45 |
6.29 |
8.56 |
0.00 |
76.93 |
心臓血管外科の上位3位までの疾患(治療)について各々集計した指標である。
(1)050163xx03x10x:非破裂性大動脈瘤等の治療→ステントグラフト内挿手術での入院。
(2)050180xx97xx0x:静脈・リンパ管疾患の治療→下肢静脈瘤血管内焼灼手術等での入院。
(3)050163xx97x0xx:非破裂性大動脈瘤等の治療→血管塞栓手術(胸腔内血管等)での入院。
(1)から(3)の治療を受けた患者の平均年齢は、(1)74.70歳、(2)66.68歳、(3)76.93歳。
さらに全国的な平均的入院期間は、(1)16.65日(当センター:14.73日)、(2)3.46日(当センター:3.98日)、(3)8.56日(当センター:6.29日)であった。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx9904xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり |
293 |
13.91 |
13.38 |
1.71 |
67.86 |
|
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2なし |
209 |
21.26 |
20.63 |
4.78 |
70.61 |
|
040080x099x0xx | 肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし |
176 |
12.53 |
14.34 |
1.14 |
68.80 |
呼吸器内科の上位3位までの疾患(治療)について各々集計した指標である。
(1)040040xx9904xx:肺癌の治療→化学療法(抗癌剤)ありでの入院。
(2)040110xxxxx0xx:間質性肺炎の治療での入院。
(3)040080x099x0xx:肺炎(15歳以上)の治療での入院。
(1)から(3)の治療を受けた患者の平均年齢は、(1)67.86歳、(2)70.61歳、(3)68.80歳。
さらに全国的な平均的入院期間は、(1)13.38日(当センター:13.91日 )、(2)20.63日(当センター:21.26日)、(3)14.34日(当センター:12.53日)であった。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1なし 1,2あり 手術・処置等2なし |
481 |
3.72 |
4.87 |
0.42 |
69.89 |
|
050050xx99100x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等11あり 手術・処置等2なし 副傷病なし |
244 |
3.25 |
3.07 |
0.41 |
70.26 |
|
050210xx97000x | 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1なし、1,3あり 手術・処置等2なし 副傷病なし |
110 |
12.90 |
11.76 |
2.73 |
77.44 |
循環器内科の上位3位までの疾患(治療)について各々集計した指標である。
(1)050050xx0200xx: 狭心症等の治療→経皮的冠動脈ステント留置手術等での入院。
(2)050050xx99100x: 狭心症等の治療→心臓カテーテル検査での入院。
(3)050210xx97000x: 徐脈性不整脈の治療→ペースメーカー移植手術・交換術等での入院。
(1)から(3)の治療を受けた患者の平均年齢は、(1)69.89歳、(2)70.26歳、(3)77.44歳。
さらに全国的な平均的入院期間は、(1)4.87日(当センター:3.72日 )、(2)3.07日(当センター:3.25日)、(3)11.76日(当センター:12.90日)であった。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060020xx99x40x | 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 副傷病なし |
22 |
2.05 |
7.81 |
0.00 |
68.18 |
|
060020xx97x4xx | 胃の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等24あり |
15 |
4.40 |
28.22 |
0.00 |
68.40 |
|
060035xx99x4xx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり |
11 |
3.91 |
4.28 |
0.00 |
66.73 |
消化器外科の上位3位までの疾患(治療)について各々集計した指標である。
(1)060020xx99x40x: 胃癌の治療→化学療法(抗癌剤)ありでの入院。
(2)060020xx97x4xx: 胃癌の治療→輸血+化学療法(抗癌剤)ありでの入院。
(3)060035xx99x4xx: 結腸癌の治療→化学療法(抗癌剤)ありでの入院。
(1)から(3)の治療を受けた患者の平均年齢は、(1)68.18歳、(2)68.40歳、(3)66.73歳。
さらに全国的な平均的入院期間は、(1)7.81日(当センター:2.05日 )、(2)28.22日(当センター:4.40日)、(3)4.28日(当センター:3.91日)であった。
初発 | 再発 | 病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 |
- |
- |
- |
- |
- |
64 |
1 |
7 |
大腸癌 |
- |
- |
- |
- |
- |
46 |
1 |
7 |
乳癌 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
1 |
|
肺癌 |
137 |
39 |
40 |
84 |
74 |
882 |
1 |
7 |
肝癌 |
- |
- |
- |
- |
- |
- |
1 |
※ 1:UICCTNM分類、2:癌取扱い規約
当センターに入院して治療を受けた5つの代表的癌疾患(5大癌)の診療情報の指標である。
初めての治療(初発)時の癌の進行度(Stage;ステージ)と再発で治療を受けた患者数を集計している。当センターでの癌治療は、肺癌と消化器がんの対象患者となっている。
肺癌のステージ分類の進行度は、Stage1.(137人:36.6%)、Stage2.(39人:10.4%)、Stage3.(40人:10.7%)、最も重症なStage4.(84人:22.5%)、不明(74人:19.8%)で再発患者数は882人であった。
尚、上記の表の-(ハイフン)は、症例数が10未満の場合である。
患者数 | 平均 在院日数 |
平均年齢 | |
---|---|---|---|
重症度 0 | 57 | 11.26 | 57.46 |
重症度 1 | 63 | 13.30 | 72.68 |
重症度 2 | 30 | 13.77 | 78.43 |
重症度 3 | - | - | - |
重症度 4 | - | - | - |
重症度 5 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
日常生活をしていた人が発症した肺炎(市中肺炎)の重症度を集計した指標である。
入院中に発症した肺炎(院内肺炎)を別にし、市中肺炎の入院患者数は重症度分類(A-DROP)スコアを用いて集計しており、軽症の重症度0から最も重症の重症度5まである。
当センターの成人市中肺炎の重症度分類は、重症度0(57人:36.5%)、重症度1(63人:40.4%)、重症度2(30人:19.2%)、重症度3(4人:2.6%)、重症度4(1人:0.6%)、重症度5(1人:0.6%)であった。
尚、上記の表の-(ハイフン)は、症例数が10未満の場合である。
ICD10 | 傷病名 | 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|---|---|
G45$ | 一過性脳虚血発作及び関連症候群 | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | ||
G46$ | 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | ||
I63$ | 脳梗塞 | 3日以内 | 98 | 26.99 | 73.97 | 25.23 |
その他 | - | - | - | - | ||
I65$ | 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄、脳梗塞に至らなかったもの | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | 30 | 8.00 | 73.23 | 0.00 | ||
I66$ | 脳動脈の閉塞及び狭窄、脳梗塞に至らなかったもの | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | ||
I675 | もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - | ||
I679 | 脳血管疾患、詳細不明 | 3日以内 | - | - | - | - |
その他 | - | - | - | - |
脳梗塞を国際的な疾病分類(ICD-10分類)に基づき、入院患者数等を集計した指標である。
脳梗塞等の発症日から「3日以内」と「その他」に分けて集計している。
主な疾患としては、次の治療による入院である。
(1)G45$は、一過性脳虚血発作及び関連症候群の入院
(2)G46$は、脳血管疾患における脳の血管(性)症候群の入院
(3)I63$は、脳梗塞疾患の入院
(4)I65$は、脳実質外動脈(内頸動脈等)の閉塞及び狭窄、脳梗塞に至らなかった疾患の入院
(5)I66$は、脳動脈(中大脳動脈等)の閉塞及び狭窄、脳梗塞に至らなかった疾患の入院
(6)I675は、もやもや病(ウイリス動脈輪閉塞症)疾患の入院
(7)I679は、脳血管疾患、詳細不明の入院
当センターでは、発症日から3日以内の脳梗塞による入院患者数が98人と最も多く、平均年齢は、73.97歳、回復期病院等への転院率は、25.23%であった。
尚、上記の表の-(ハイフン)は、症例数が10未満の場合である。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇) | 16 | 1.88 | 33.63 | 31.25 | 65.44 | |
K6092 | 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈) | 15 | 3.20 | 14.73 | 13.33 | 73.07 | |
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 14 | 0.50 | 11.43 | 7.14 | 80.79 |
脳神経外科の上位3位までの手術について各々集計した指標である。
(1)K1771:脳動脈瘤頸部クリッピング術(1箇所)
脳動脈瘤の頸部を1箇所、脳血流遮断用クリップで止める手術。
(2)K6092:動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈)
閉塞性動脈硬化症に対し、血栓と内膜を一塊として剥離摘除して血行再建を図る手術。
(3)K164-2:慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術
外傷等により、数週間から数カ月後に硬膜とくも膜の間にできた血腫を穿頭して抽出及び洗浄し、さらにドレナージ(排液)を行う手術。
(1)から(3)の手術を受けた患者の平均年齢は、(1)65.44歳、(2)73.07歳、(3)80.79歳であった。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5143 | 肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) | 88 | 8.51 | 11.22 | 0.00 | 68.31 | |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) | 22 | 8.05 | 2.59 | 0.00 | 32.82 | |
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) | 21 | 6.57 | 9.52 | 0.00 | 66.52 |
呼吸器外科の上位3位までの手術について各々集計した指標である。
(1)K5143:肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える)
原発性肺悪性腫瘍の標準治療で、上~下の肺葉を切除する手術。
(2)K5131 :胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除))
良性肺腫瘍、自然気胸、慢性閉塞性肺疾患(COPD)等に施行する手術。
(3)K514-23 :胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える)
開胸よりも低侵襲の胸腔鏡下で、悪性腫瘍である肺葉を切除する手術。
(1)から(3)の手術を受けた患者の平均年齢は、(1)68.31歳、(2)32.82歳、(3)66.52歳。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K617-4 | 下肢静脈瘤血管内焼灼術 | 51 | 0.98 | 1.98 | 0.00 | 67.67 | |
K6153 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) | 48 | 1.54 | 4.90 | 0.00 | 76.75 | |
K5612 | ステントグラフト内挿術(腹部大動脈) | 34 | 4.38 | 11.41 | 2.94 | 77.65 |
心臓血管外科の上位3位までの手術について各々集計した指標である。
(1)K617-4:下肢静脈瘤血管内焼灼術
弁不全のある下肢の静脈の本幹を血管内焼灼して、血管を閉塞させる手術。
(2)K6153:血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他)
動静脈奇形等に対して、血管塞栓術や動脈塞栓術を施行する手術。
(3)K5612:ステントグラフト内挿術(腹部大動脈)
真性大動脈瘤に対してステントグラフトを用いた経カテーテル的な血管内手術。
(1)から(3)の手術を受けた患者の平均年齢は、(1)67.67歳、(2)76.75歳、(3)77.65歳。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術前日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6151 | 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術) | 12 | 2.50 | 6.58 | 0.00 | 67.25 | |
K5091 | 気管支異物除去術(直達鏡) | - | - | - | - | 70.33 | |
K488-4 | 胸腔鏡下試験切除術 | - | - | - | - | 68.50 |
呼吸器内科は基本的には手術は施行しないが、上位3位までについて各々集計した指標である。
(1)K6151:血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(止血術)
外傷等による動脈損傷が認められる場合に血管塞栓術を施行。
(2)K5091:気管支異物除去術(直達鏡)
直達鏡(気管支鏡等)下に種々の異物鉗子等を使って気管支内の異物を除去すること。
(3)K488-4:胸腔鏡下試験切除術
適正な治療方法を選択するため、胸腔鏡下で病巣を試験的に切除すること。
(1)から(3)の手術を受けた患者の平均年齢は、(1)67.25歳、(2)70.33歳、(3)68.50歳。
尚、上記の表の-(ハイフン)は、症例数が10未満の場合である。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) | 427 | 2.49 | 3.27 | 0.47 | 70.03 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症) | 144 | 0.26 | 7.61 | 1.39 | 70.02 | |
K5491 | 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞) | 127 | 0.00 | 16.41 | 7.87 | 68.81 |
循環器内科の上位3位までの手術について各々集計した指標である。
(1)K5493:経皮的冠動脈ステント留置術(その他)
不安定狭心症、急性心筋梗塞以外の冠動脈の狭窄疾患等に対して冠動脈ステント留置を用いた経カテーテル的な血管内手術。
(2)K5492:経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症)
不安定狭心症に対して冠動脈ステント留置を用いた経カテーテル的な血管内手術。
(3)K5491:経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞)
急性心筋梗塞に対して冠動脈ステント留置を用いた経カテーテル的な血管内手術。
(1)から(3)の手術を受けた患者の平均年齢は、(1)70.03歳、(2)70.02歳、(3)68.81歳。
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 25 | 3.16 | 3.80 | 0.00 | 70.24 | |
K7211 | 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) | 19 | 4.11 | 3.21 | 0.00 | 68.42 | |
K6552 | 胃切除術(悪性腫瘍手術) | - | - | - | - | - |
消化器外科の上位3位までの手術について各々集計した指標である。
(1)K6335:鼠径ヘルニア手術
鼠径部に発生するヘルニアで、最も頻度の高いヘルニアが鼠径ヘルニア手術である。
(2)K7211:内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満)
内視鏡下で行うポリープ切除は、主として電気焼灼で施行される手術である。
(3)K6552:胃切除術(悪性腫瘍手術)
胃の悪性の病巣に対して、胃の単純切除とリンパ節郭清等を施行する手術。
(1)から(3)の手術を受けた患者の平均年齢は、(1)70.24歳、(2)68.42歳、(3)69.50歳。
尚、上記の表の-(ハイフン)は、症例数が10未満の場合である。
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | - | - |
異なる | 26 | 0.46 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 12 | 0.21 |
異なる | - | - |
DIC(播種性血管内凝固症候群)、敗血症、その他の真菌感染症のいずれの疾患も原則的には入院する際の原疾患ではなく、入院経過中に併発して新たに付けられるものである。手術・処置等の合併症については、術後の創部感染や出血、縫合不全等によって入院の契機となった疾患名と「同一」になることはあり得る。
入院契機のところの「同一」と「異なる」は、入院の契機となった疾患名と入院中に最も治療した疾患名が上記の4つの病態各々と同一か否かを分けて集計したものである。
当センターでは、敗血症が入院の契機となった疾患名と異なる症例数が26件、手術・処置等の合併症が入院の契機となった疾患名と同一である症例数が12件あった。
尚、上記の表の-(ハイフン)は、症例数が10未満の場合である。
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