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掲載日:2023年2月7日
当センターでは、医学教育、医学研究、学会活動または、地域医療機関等との円滑な連携等のため、病歴(カルテ)、診療で行なった各種検査や、手術などで採取した組織やその画像などの医療情報を使用させていただくことに対して、ご同意(包括同意)をお願いしています。
これらのデータは学術集会や医学専門誌などに発表される場合でも個人が特定されることはなく、患者さんの不利益になることはありません。
包括同意は当センターの診療・教育・研究に必要ですので、下記内容につきましてご理解とご協力をお願いいたします。
当センターで診療を受けられますと、患者の皆さまに関するいろいろな検査試料や診療情報が集められます。「診療に伴い発生する試料」とは、病歴(カルテ)、レントゲン写真や内視鏡写真などの画像情報、血液や尿などの検査試料、診断のための生検試料、手術で切除した組織やその写真などです。
診療に伴い発生する試料は患者の皆さまの診療に必要なものとして採取・保管されますが、その後診療上不要となった場合でも医学研究のための大切な試料となることがあります。当センターでは皆さまの試料を病態解明や治療のための研究材料として利用させていただくことがあります。
研究への試料の提供による個人情報等は、当センターが責任をもって厳重に管理します。また、研究によって得られた成果を学会や科学専門誌などに発表する場合にも匿名にし、個人が特定されないよう配慮します。
当センターの診療の場には医療従事者を志す学生が立ち会うことがあります。学生及び研修者の立ち合いは、臨床現場を体験させることにより臨床での知見を深めることを目的に行います。立ち会う場合は、安全の確保を最優先し、指導者等が立ち会い十分な指導監督をいたします。
当センターでは手術や検査など診療を受けられる患者の皆さまに原則としてHIV(エイズウィルス)検査を受けていただいています。これは職員が血液・体液の付着した医療器材で負傷した場合の感染症対策として実施しています。費用は当センターが負担します。結果は原則としてご本人にお話しし個人の秘密は守ります。検査の趣旨をご理解いただき、ご協力をお願いいたします。
包括同意は不同意の意思表示がない場合、同意とみなし対応させていただきます。同意は本人のお申し出によりいつでも撤回することができます。希望される場合は、担当の医師へご連絡ください。同意いただけない場合でも、診療上の不利益を受けることはありません。
ご不明な点や、ご質問がある場合は何でもお尋ねください。
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