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掲載日:2022年3月15日
依存症から立ち直るには依存物質を断つ以外には道がありません。そのために依存症病棟では、専門的なプログラムを用意しています。
外来で治療契約を結び、お酒や依存薬物のない環境(閉鎖病棟)での入院治療を行います。
入院後は、依存症治療プログラムへ参加をするための身体的・精神的準備をする期間として1期治療があります。期間は個人差がありますが、おおよそ1~2週間です。解毒や身体的検査・治療を行いながら、どうして入院が必要なのか、どのように回復していくかを考える期間です。
1期治療が終了後、治療契約を再確認後2期治療に入ります。2期治療は、8週間の依存症治療プログラムの参加が中心となります。この治療を通して、依存症から回復するとはどういうことか、回復するためには何が必要か、体験を通して感じ取り実際に行動していきます。
時間 |
内容 |
---|---|
6時30分 |
起床・検温(対象者のみ) |
7時 |
ラジオ体操 |
7時30分 |
朝食・服薬 |
8時45分から9時 |
患者会による朝のミーティング |
9時から9時10分 |
患者会と病棟職員との朝のミーティング |
9時10分から9時30分 |
検温 |
10時から11時 |
依存症治療プログラム |
11時 |
売店・自動販売機での買い物 |
12時 |
昼食・服薬 |
14時から15時 |
依存症治療プログラム |
17時から17時30分 |
検温(対象者のみ) |
18時 |
夕食・服薬 |
19時から20時 |
自助グループ参加または残棟者ミーティング |
21時 |
眠前薬の服薬 |
22時 |
消灯 |
午前10時~午前11時 |
午後2時~午後3時 | |
---|---|---|
月 |
酒歴・薬歴発表 |
DVD鑑賞(第2・4週)午後1時30分~3時 ヨガ・瞑想(第1・3・5週) |
火 | スタッフ合同ミーティング 自助グループメッセージ |
CST(再発防止プログラム) |
水 | 病棟回診 |
中間施設メッセージ 自助グループメッセージ 栄養指導(1・3・5・7・9・11月:第3週) 自助グループ参加(第1・2・5週)午後12時30分~4時 外来LIFE:薬物依存症の方 |
木 |
作業療法(第1・3週) テキストミーティング(第2・4・5週) |
レクリエーション 中間施設メッセージ ウォーキング(7・8・9月以外の第3週)午後1時15分~3時 自助グループ参加(第1・2・5週)午後12時30分~4時 残棟プログラム(第1・3・5週) 外来ギャンブル障害プログラム(第2週):ギャンブル障害の方 |
金 | 勉強会 | スマイルイベント(不定期) レクリエーション |
土 | 個別活動 | 個別活動 |
日 | 個別活動 | 個別活動 |
月曜日から土曜日 | 残棟者ミーティング(午後7時~8時) | |
月曜日から金曜日の祝祭日 | 残棟プログラム(午前10時~11時) |
※プログラムは変更になることがあります。
食事
デイルームを利用できます。
入浴
浴室は男女各1つ有り、午後2時から6時30分まで毎日利用できます。
面会時間
面会室をご利用ください。
郵便
デイルームに郵便ポストを設置しています。月曜日から金曜日の午前に郵便物の回収をしています。
電話
デイルームの公衆電話が利用できます。
洗濯
洗濯機・乾燥機のコインランドリーが病棟内に設置してあります。
買い物
当センター内の売店をご利用ください。病棟内安静のかたは、病棟職員が代行します。
患者会
病棟職員と協力して治療的雰囲気を高めるために、患者さんで構成された患者会という組織があります。
※ご不明な点はお問い合わせください。
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