• トップページ
  • 診療のご案内
  • センターのご紹介
  • 当施設について
  • 診療関連部門診療科のご案内
  • 採用案内

ここから本文です。

 

掲載日:2024年8月8日

長期の体調管理

  1. 血液内科

 血液内科で行っている長期健康管理支援

1.小児がん経験者(治療時18歳未満)の方の相談窓口


長期の体調管理1

 小児がんの治療成績は向上し、小児がん経験者の約80%以上が治癒するようになってきました。一方で、健康上の問題を抱えている方もいらっしゃいます。近年、小児がん経験者を長期的に支援するために長期フォローアップ(LTFU)の必要性が明らかになってきました。

 治療終了後に起こる可能性のある晩期合併症には様々なものがありますが、生命を脅かすもので、早期発見や進行を予防できるものの中に、二次がんと慢性心不全があります。当院に通院中の方で、小児がん経験者の方であれば、血液内科に小児血液腫瘍を専門としている医AYA長期体調管理血液内科画像2師、造血細胞移植コーディネーターHCTCがいますので、ご相談ください。

<<長期の体調管理に必要なこと>>

  1. 病気について知る
  2. 過去の治療について知る(抗がん剤の種類、放射線療法、手術など)
  3. 今後、何に気を付けたらよいか知る
  4. どんな検診が必要か知る

今後の検診を一緒に考えましょう。移行期のお手伝いをします。

2.定期受診をしていない血液腫瘍の経験者(治療時40歳未満)の方

白血病やリンパ腫で行う治療の、胸部を含む放射線療法、アントラサイクリンと呼ばれる抗がん剤の中には、投与量に応じて心毒性を持つことがあります。治療を終了しても、定期的な心機能(心電図や心エコー)の検診が必要であることがわかってきました。どういう検診を受けたらよいかなどご相談に応じます。

AYA血液内科グラフ

図:アントラサイクリン累積投与量と放射線治療と心毒性の発症リスク

                       Armstrong T, et al. JCO 31, 3673, 2013 改変

 

〇当院で造血器腫瘍(白血病、骨髄異形成症候群、リンパ腫など)の治療を受けた方は、「担当医または外来」に、他院で治療を受けた方は「血液内科を受診(初診)」してください。

〇血液内科のLTFU外来は、木曜日午前中です。当院だけでは、管理が不十分なときは、適切な施設をご紹介します。

〇造血細胞移植を受けた方には、当院の造血器幹細胞移植後の長期フォローアップ外来があります。

https://www.saitama-pho.jp/documents/471/ketueki202210.pdf(リンク先)

3.当院のP/AYA(小児/思春期・若年成人)世代患者さんの長期健康管理支援の流れ

AYA体調血液3

 「若年AYA世代支援チーム」TOPページへ戻る

ページの先頭へ戻る

 

お問い合わせ

地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立がんセンター  

郵便番号362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町小室780番地 埼玉県立がんセンター

ファックス:048-722-1129

※※お問い合わせフォームご活用時の注意点※※

上記フォームからの受診や治療等に関するお問い合わせについては、医療上の安全確保のため回答しておりません。
受診や治療等に関するご相談は、患者サポートセンターへ直接お電話でお問い合わせください。
担当の者が内容を伺い対応させていただきます。
なお、既にがんセンターを受診している方の場合は、診療科外来へお問い合わせください。

【患者サポートセンター連絡先】
電話番号:048-722-1111(代)※「患者サポートセンターに相談したい」とお伝えください。
受付時間:平日9時~12時、14時30分~15時30分

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?