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掲載日:2024年10月8日
1. がん薬物療法とその副作用
がん薬物療法では、がん細胞を攻撃する薬を使用します。がん薬物療法で使用する薬にはいくつかの種類があり、それぞれに特有の効果と副作用があります。
抗がん薬は、がん細胞が増える仕組みを止める働きがあります。体内の健康な細胞にも影響を与えるため、副作用が生じることがあります。
免疫チェックポイント阻害薬は、体の免疫システムを強化してがん細胞を攻撃します。副作用が起こりにくい反面、(がんのない部位でも免疫反応が強くなることで)免疫関連有害事象を生じることがあります。
ホルモン療法薬は、特定のホルモンに依存して増殖するがん(乳がんや前立腺がんなど)に対して使用します。ホルモンの働きに影響するため、関連した副作用が生じることがあります。
がん薬物療法にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる方法でがん細胞を攻撃します。治療の効果を最大限に引き出し、副作用を最小限に抑えるためには、患者さんと医療チームが協力して最適な治療計画を立てることが重要です。患者さん自身が治療法とその副作用について理解し、適切な対策を講じることで、治療の成功率を高めることができます。また、薬によっても副作用は様々で、上記の副作用がすべて起こるわけではありません。そのため、わからないことがあればスタッフにご相談ください。
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