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掲載日:2022年8月17日
患者さんが安心して輸血療法を受けられるように、24時間体制で安全性確保に努め、正確かつ迅速に輸血用血液製剤選択のための検査を行っています。また、厳重な温度管理のもと輸血用血液製剤の保管管理を行っています。そのほか輸血副作用防止、輸血療法に関する仕事を行っています。輸血管理室は治療支援としての性格を持つ検査室です。
ABO式血液型検査
一般的によく知られているA、B、AB、O型があります。
Rh式血液型検査
D因子の保有者Rh(+)と非保有者Rh(-)があります。
不規則性抗体検査
輸血副作用を起こす蛋白質で、過去に輸血を経験された方や妊娠を経験された方で検出されることがあります。
交差適合試験
患者さんの血液と供血者血液との適合性をみる検査です。
貯血式自己血の保存、管理
自分の血液を手術前に予め貯血し、手術時に使用します。自己の血液なので輸血副作用等の危険性は軽減されます。
輸血用血液製剤の保管管理
血液製剤は患者さんの体内に入れる重要なものなので、専用の保冷庫・冷凍庫を用いて厳密な温度管理の下で保管管理します。
血液製剤の血液センターへの依頼発注
血液製剤は使用期限があり、かつ急な輸血依頼にも対応できるように需要と供給のバランスを考えながら血液センターとの連携のもと血液製剤の発注をしています。
血液製剤の払い出し
払い出し者と受け取り者の双方でダブルチェックし、払い出し間違いを起こさないように努めています。
輸血療法委員会の開催
輸血は検査技師だけでなく、医師や看護師等様々な職種が関わる医療行為であり、安心・安全な輸血療法推進のために定期的に輸血療法委員会を開催しています。
ビジョン(全自動輸血検査装置)
輸血製剤保管専用の冷蔵庫・冷凍庫
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