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掲載日:2025年12月12日

「For the future、for the children~こどもたちの未来は私たちの未来~」を理念とし、高度で専門的な医療を提供しています。さいたま赤十字病院との連携により総合周産期母子医療センター、小児救命救急センター、移植センター(生体肝移植)を運営しています。リスクの高い新生児、重篤な状態の子どもの治療を行っています。また、小児がん拠点病院としても小児血液がんの患者登録数は全国一番で、多くの子どもの治療にあたっています。
病院では「子ども憲章」を掲げ、こども権利擁護委員会を設置し、どのような時でも一人の人間として尊重され、子どもにとって最善の方法を選択し安心できる療養環境を提供することを大切にしています。その一環として看護部では、子どもの安全を守りながら回復促進を支援し、子どもの権利を尊重した行動制限最小化に取り組んでいます。
看護師一人一人が、安心で安全、責任ある行動がとれるよう各人の看護実践能力に合わせた指導を行い、思いやりのある看護師を育てています。
その取り組みの一つとして、令和6年9月に特定行為研修指定研修機関として指定を受けました。呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連、ろう孔管理関連の2区分を開講しています。令和7年9月に院内受講生5名と院外受講生2名が研修を修了し、院内で医療的ケア児の気管カニューレ交換・胃ろう交換などの活動を開始しています。多くの看護師が特定行為研修を修了し、実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能の向上を図ることを目指しています。
私たちは、子どもとご家族の思いを大切にし、寄り添い、子どもたちの可能性、がんばる力を引き出し、回復過程を支援しています。
埼玉県唯一の小児専門病院看護部として、これからも高度専門医療の充実に取り組んでいきます。
そして私たちは、看護職員自身も安心・安全で働きがいのある職場環境を目指しています。小児看護を目指そうと思う皆さん、小児看護への情熱や想いを埼玉県立小児医療センターで実現しませんか。こどもたちの未来のために、一緒に取り組んでいきましょう。
埼玉県立小児医療センター副病院長兼看護部長 中田 尚子
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