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掲載日:2024年12月20日
心配なことがあるときや、何か不安だなというときは、できれば誰かの力を借りてみるのがいいと思います。そのような安全感を持てずにいる人が、安全感を持てるようになるにはどうしたらいいのかを一緒に考えてゆくことが、心理の仕事の1つといってもよいかも知れません。その仕事を行うのが臨床心理士です。
臨床心理士とは、臨床心理学の知識や技術を用いて心理的な問題を取り扱う「心の専門家」のことです。誰かの力を借りることは少し勇気がいることですが、そういう勇気を持って相談に来られた気持ちを心理外来では、第一に大切にしたいと思っています。毎日が安心して生活できるということ、そして安全だと感じられることは大切なことだと考えています。
心に何か心配なことを抱えている子どもさんや、色々なことがうまくいかなくなっているお子さんと、そのことについて話し合ったり、考えたりします。臨床心理士はそのようなお子さんに対して、遊戯療法、箱庭療法などの心理療法を行います。
などが挙げられます。
お子さんの発達に関する相談です。臨床心理士がご両親からお話をうかがったり、お子さんと一緒に遊んだりしながら、これからのことを一緒に考えてゆきます。
などが挙げられます。
お子さんに対して、発達や行動の特徴、性格、また、得意なことや苦手なことは何か、などについて、ご両親のご希望、もしくは他の診療科からの依頼によって発達検査や知能検査、性格検査などを行います。検査は、臨床心理士がお子さんと一対一で行い、お子さんの様子を拝見します。そして、検査の結果は、お子さんのある側面を知る手がかりとして、これからのお子さんの生活や教育に役立てて頂くための1つの参考資料となり、お子さんにとって必要だと思われる場合に実施します。
日時が決まり次第、当センター総合受付より、お電話でご連絡します。心理検査の予約が確定した方は、以下のリンク先のPDFファイルをお読みください。
他のコメディカルスタッフと共に、保健発達部で実施している集団外来に参加しています。
心理外来は直接受診することはできません。当センター医師からの紹介制となっています。
1.心理療法/2.発達相談
保健発達部 精神保健外来からの紹介制となっています。
希望される場合は、まず精神保健外来を受診して下さい。
3.心理検査
全科からの紹介制となっています。希望される場合、担当医にご相談下さい。
個人での申し込みや大学/大学院のカリキュラム外での申し込みには対応していません。
ご希望の場合は、ご所属の大学の教員にご相談下さい。
保健発達部における心理社会的支援について、見学を通して学びます。
実習内容に応じて異なりますので、別途ご相談となります。
当院ではCOVID-19の感染防止策を実施しております。
以下のことをご理解、ご了承のうえお申込みいただきますようお願い申し上げます。
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