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掲載日:2022年6月30日
病床数:503床
外来や手術室を含み19看護単位あります。看護体制は、プライマリーナーシングをとっています。勤務体制は2交代制です。継ぎ目のない医療・看護を提供するために院内・外の連携を大切にしています。
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東病棟 |
西病棟 |
10階 |
緩和ケア病棟 |
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9階 |
9階東 血液内科(無菌治療) |
9階西 整形外科、血液内科 |
8階 |
8階東 呼吸器内科、脳神経外科 |
8階西 乳腺腫瘍内科、乳腺外科 呼吸器内科、形成外科 |
7階 |
7階東 泌尿器科、婦人科 |
7階西 婦人科、泌尿器科、放射線科 |
6階 |
6階東 頭頸部外科、歯科口腔外科 |
6階西 消化器内科・外科、胸部外科、頭頸部外科 |
5階 |
5階東 消化器内科、皮膚科 |
5階西 消化器外科 |
4階 |
4階 有料個室28床・RI病棟3床 |
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3階 |
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2階 |
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1階 |
外来 患者サポートセンター |
4階病棟は、有料個室28床RI病棟3床の全診療科対象の病棟です。
近年は落ちついた個別の空間を希望される方も多く、ゆったりとした時間が流れています。がん治療を行うすべての入院患者が安全・安心な入院生活が送れるよう、「転倒・転落ゼロ」を目指し、転倒リスクアセスメントを強化し、病棟看護師・看護助手全員で取り組んでいます。
5階東病棟は、消化器内科・皮膚科の混合病棟です。皮膚科の手術をはじめ、化学療法、緩和ケア、内視鏡治療等あらゆる分野に特化した看護展開を行っています。入退院数も月平均100件前後と病院内1・2位を争っていますが、忙しくても患者さん中心の医療を第一に考え、医師、看護師、すべての職員は明るく、協力し合いながら取り組んでいます。
5階西病棟は、消化器外科・泌尿器科の病棟です。消化器外科では胃・肝臓・胆嚢・胆管・膵臓・大腸がんにおける外科的療法、泌尿器科では膀胱・腎・前立腺・尿管がんにおける外科的・内科的治療を行っています。患者さんが安全に治療を受け順調に経過できるよう看護をさせていただいています。また、術後の食事指導やストーマケア等のセルフケアの支援を通し、安心して自宅での生活に戻ることができるようサポートをさせていただいています。
6階東病棟は、頭頸部外科・歯科口腔外科の病棟です。「手術療法」「放射線療法」「化学療法」「症状コントロール」などの治療・看護を行っています。「呼吸をする」「話す」「食べる」ことに支障をきたしている患者さんが多く、外来から退院まで患者さんの状態を見極めた幅広い看護が求められます。退院時の状態を予測しご家族の状況等を考慮しながら、地域医療機関との連携を進めていくことで患者さんがその人らしく元の生活により近い状態で社会復帰できるよう多職種のスタッフで協力し、専門的で充実したサポートが行えるよう日々努力しています。
6階西病棟は、消化器内科・消化器外科・胸部外科・頭頸部外科の混合病棟です。
食道を主とする消化器領域のがん患者さんに、手術療法・化学療法・放射線療法など外科と内科が連携した集学的治療と看護を提供しています。胸部外科では、周術期を安全・安心して受けられるようクリニカルパスを導入しています。
経口摂取の練習、経管栄養、簡易懸濁による薬剤投与などの看護援助を実施しており、多岐にわたる病期において、一貫して6階西病棟に入院し、症状コントロールや緩和医療、社会復帰や在宅療養へのサービス調整なども患者さんやご家族と共に行っています。
7階東病棟は、婦人科と泌尿器科の混合病棟です。婦人科では子宮・卵巣など女性特有の疾患を対象としており、泌尿器科では腎臓・膀胱のほかに、前立腺や精巣など男性特有の疾患も対象としています。そのため、消化器科や呼吸器科のように科の中でさらに内科と外科に分かれることがないため、治療も手術療法、放射線療法、化学療法、緩和医療など患者さんの状況に応じた治療と看護を提供しています。患者さんやご家族に寄り添いながら、安全で安心な療養環境を提供できるように支援します。
7階西病棟は、乳がん及び婦人科疾患を中心とし、手術・化学療法・放射線療法・ホルモン療法の治療と、がんによる苦痛症状緩和を目的とした病棟です。特に乳がんは、他のがんより標準治療の個別化が進んでいる疾患といえます。臨床試験や治験の受け入れを推進し、新たな治療薬とともに、遺伝性癌についてもチームで連携して、積極的に取り組んでいます。セミレディース病棟ですので、女性による、女性にやさしい病棟を目指しています。
8階東病棟は、呼吸器内科、脳神経外科、乳腺腫瘍内科の混合病棟です。手術療法、化学療法、放射線療法、免疫療法全てを行っています。
呼吸器内科で行う化学療法は標準治療から先進治療を行っており、最近話題の免疫チェックポイント阻害薬での治療も行っています。脳神経外科では脳腫瘍、脊髄腫瘍の手術療法、化学療法、放射線療法を行っています。看護では患者さんの力を生かした治療継続の支援をしています。
9階東病棟は、白血病や悪性リンパ腫などの血液がんを中心とした抗がん剤治療や骨髄移植を目的とした患者さんが入院しています。部屋数は、クリーンルーム3室、個室10室、4床室が3室からなる全ベッド数25床です。9階東病棟の特徴は、一般病棟と違って粉塵除去フィルターを通した空気が流れており、空気の清浄度が高く無菌治療病棟と呼ばれているところです。患者さんが快適に過ごせるように眺望の良い広い談話室などの工夫があります。
9階西病棟は血液内科・整形外科・呼吸器内科・放射線科の4科からなる病棟です。がんの集学的治療である化学療法・手術療法・放射線療法を行っている病棟です。小学生から高齢者まで様々な年代の患者がおり、患者が社会復帰できるよう多職種と連携しながら看護を提供しています。スタッフ間の仲も良く常に笑顔があふれており、忙しい時でもお互い協力しながら仕事に励んでいます。
HCU(ハイケアユニット)は主に、手術の後に入室される患者さんの術後管理を行います。そのほか化学療法や造影剤検査によるアレルギー性ショックや、急性重症肺炎、急性心不全、急性腎不全などの患者さんを救命するため、高度な治療を行なう部門です。患者さんやご家族が安心して治療を受け早期回復ができるよう、不安や緊張、痛みや苦痛症状に対して、迅速丁寧な対応とチーム全員笑顔を忘れない看護を心掛けています。
手術室は、12室あり年間3,300件以上の手術を行っています。基本方針は、安全な手術を提供することです。手術は、医師、麻酔科医、看護師、ME、中央材料室のスタッフが一丸となり、患者さんが安心して手術に望めるような体制をとっています。そのため、手術室看護師は術前外来にて分かりやすく説明を行い、疑問についてお答えして、不安の軽減に努めています。また、手術室ではBGMを流すなど、リラックスできるような環境つくりに配慮しています。手術室看護師は、専門的な知識と技術を駆使して手術が安全に行われ成功すること、患者さんの安全安楽が十分に配慮された手術看護を提供できることを目標にスタッフ一同がんばっています。
周術期センターは、「安全・安心・快適な周術期環境づくり」を目標に2018年1月に新設されました。対象患者は、侵襲の高い手術を受ける方や合併症のある方、高齢など手術前後のリスクが高いと考えられる方で、手術が決まった外来時点より多職種連携の医療チームで関わっています。メンバーは、麻酔科医、薬剤師、看護師(外来・病棟・OP・HCU)、理学療法士、管理栄養士、歯科衛生士、MSW、医療秘書と各診療科医師です。私たち看護師の役割は、専用のチェックリストを用いての全身状態のスクリーニング、患者・家族の手術への意思決定支援、禁酒・禁煙指導、術前オリエンテーションの実施、他部門との連携や調整の統括を行っています。
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