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循環器・呼吸器病センター > 診療のご案内 > 外来 > 胸部・腹部大動脈瘤検診

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掲載日:2024年12月12日

胸部・腹部大動脈瘤検診

大動脈瘤とは

心臓が拍出する血液は、大動脈の中を流れて全身に行きわたります。この大動脈が、加齢や高血圧、高脂血症、喫煙などによる動脈硬化で脆弱化し、血流の圧力に耐えきれずに膨らんだ状態を大動脈瘤(瘤:こぶ)といいます。胸部に動脈瘤がある場合が「胸部大動脈瘤」、腹部に動脈瘤がある場合が「腹部大動脈瘤」です。

大動脈瘤の症状

大動脈は瘤化しても痛みを感じないので、無症状のまま大きくなっていくことがほとんどです。本人が気付かないまま大きくなった大動脈瘤がある日突然破裂すると、胸部の場合は激しい胸痛を、腹部の場合は激しい腹痛や腰痛を起こし、大量出血となり命に関わることがあります。症状が出る前に大動脈瘤を発見し、早期治療で大切な命を守りましょう!

胸部・腹部動脈瘤検診をおすすめする

✔50歳以上の男性
✔高血圧
✔高脂血症
✔喫煙習慣がある
✔動脈瘤を発症した血縁者がいる

検査項目

次の3つからお選びください

  1. CT(胸部・腹部)
    胸部・腹部大動脈瘤の詳細な情報が得られるため、有用な検査です。
    広範囲かつ制度の高い検査です。早期肺がんなどの発見にも役立ちます。
  2. 胸部レントゲン+腹部エコー
    胸部大動脈瘤の発見率はCTに比べて低下しますが、CTよりも身体に負担がかかりません。疑いの診断が出た場合には、必要に応じて追加でCTなどをおすすめする場合があります。
  3. 腹部エコー
    腹部大動脈瘤やその他腹部の内臓の検診となります。

検診実施日時

時間 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日

15時00分

- - - -

検査料金

  検査項目 金額(税込)
1

CT

22,000円
2

胸部レントゲン+腹部エコー

13,000円
3

腹部エコー

10,000円

ご予約方法

048-536-9911(予約専用)

  胸部・腹部大動脈瘤検診チラシ(PDF:716KB)

Q&A

質問胸部・腹部大動脈瘤が見つかった場合は、治療を受けることができますか?

答え当センターの専門外来でご対応いたします。他の医療機関への紹介を希望された場合は、ご紹介させていただきます。

質問他の疾患が見つかった場合も、治療を受けることができますか?

答え当センターで対応可能な疾患であった場合は、当センターでの治療をご提案させていただきます。他の医療機関への紹介もご対応いたします。

質問この検診に助成金はありますか?

答え現在は全額自己負担となっております。

大動脈瘤に対する治療方法について

人工血管置換術(開胸・開腹手術)

胸部または腹部を20~25cmほど切開して、大動脈瘤を切除して人工血管に置き換える方法です。2~4週間の入院が必要です。手術前の状態に戻るには1~3か月ほどかかることがあります。これらの術式は標準治療(もっとも実績のある治療)ですが、すべての患者さんが手術に耐えられるわけではありません。術後は年に一回程度の定期検診が必要です。

ステントグラフト内挿術

両足の付け根を1~5cmほど切開して、大動脈瘤の中に細く折りたたんだ、ステントグラフト(金属製のステントがついた人工血管)を挿入して、大動脈瘤の中に新しいステントグラフトを留置する事で破裂を予防する方法です。傷が小さいために術後1週間程度の入院で退院が可能となります。2~4週間程度で、手術前の状態に戻ります。ご高齢な方にも可能な治療方法です。術後は年に一回程度の定期検診が必要です。

 

お問い合わせ

地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立循環器・呼吸器病センター  

郵便番号360-0197 埼玉県熊谷市板井1696

ファックス:048-536-9920(代表) 【医療情報等はこちら 平日:048-536-9921 休日・夜間:048-536-9926】

検査や治療又は診療の内容に関する個別のご相談には応じかねます。

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