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掲載日:2025年6月3日
新たにつくられた薬の有効性と安全性を人に使用して確かめるための試験を「治験」といい、その「治験」で使われる薬を「治験薬」といいます。現在、私たちが使用している薬は過去に多くの患者さんの協力のもとに「治験」が行われ開発されたものです。
当センターでも、今まで多くの患者さんにご協力いただき、センターで治療する疾病に使われる薬についての「治験」を実施しています。(医療機器の場合は、薬を機器と読み替えます。)
当院は専門病院のため、一般病院では十分な症例数を確保することが難しい疾病に対する治験薬を中心に、多様な治験の依頼を受けています。
薬剤部は治験審査委員会の事務局となっており、治験を当院で行ってよいかの審査に関与しています。
治験が当院で実施されることが決定した後も治験薬の適切な保管、払い出しに関わっています。
治験関係の専従薬剤師はいませんが、SMO(治験施設支援機関)の支援を受けていますので、本来業務をしながら治験薬が新薬として生まれてゆく過程に関わることができます。
治験への参加は患者さん自身の意思で自由に決めていただきます。参加を断られてもそれ以後の治療において患者さんが不利益を被ることは一切ありません。また、参加を決めた後も途中で止めたくなった場合はいつでも参加を取りやめることができます。
当センターで実施する「治験」は、センター内に設置された治験審査委員会でその治験が倫理的及び科学的に妥当であるか、当センターで行うのに適当であるか等について調査審議され、承認されています。また、実施後も必要に応じてその治験を継続して行うことの適否について調査審議されます。治験審査委員会の手順書、委員名簿、委員会の議事録の要旨等は以下の各ページをご確認ください。
年度 | 受託件数 | 医療機器の治験 | 医薬品の治験 | 医薬品の製造販売後臨床試験 | |||
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第1相 | 第2相 | 第2/3相 | 第3相 | ||||
令和6年度 | 8 | 0 | 1 | 2 | 2 | ||
令和5年度 | 6 | 1 | 1 | 1 | 1 | ||
令和4年度 | 7 | 1 | 1 | 1 | 2 | ||
令和3年度 | 4 | 1 | 1 | ||||
令和2年度 | 5 | 2 | 1 | ||||
平成31年度 | 4 | 2 | 2 | ||||
平成30年度 | 5 | 2 | 1 | 2 | |||
平成29年度 | 5 | 2 | 2 | 3 | |||
平成28年度 | 5 | 2 | 2 | 3 | |||
平成27年度 | 4 | 2 | 4 | ||||
平成26年度 | 6 | 2 | 3 | 3 | |||
平成25年度 | 7 | 2 | 3 | 5 |
薬剤部
Tel:048(536)9900(内線2143)
Fax:048(536)9918
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