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掲載日:2022年1月27日
小児は大人に比べ薬の使用量が少なく、また、年齢・体重等で大きく量が異なります。市販されている錠剤やカプセルはほとんどが大人用ですのでそのままでは飲めないことや量が多くなりすぎることから、錠剤やカプセルを粉砕して粉薬や水薬にして量を調整します。
当センターでは外来患者さんのお薬は、原則として院外処方となります。医師の診察後、お薬のある方には処方せんをお渡ししますので、院外の調剤薬局へお持ちください。お薬は調剤薬局で受け取っていただきます。
なお、一部の特殊なお薬については院内でお渡しする場合があります。
調剤薬局は、患者さんが自由に選ぶことができます。「かかりつけ薬局」を決めておくとよいでしょう。「かかりつけ薬局」では、薬剤師が薬ののみ合わせや副作用のチェックを行い、よりよい薬物治療ができるように患者さんご自身のお薬に関する情報を管理しています。事前にお薬の情報を伝えておくと、お薬がない等でお待ちいただくことがなくなります。2階会計窓口前のホールにさいたま市薬剤師会のファックスコーナーがあります。調剤薬局に関するご相談も受け付けていますのでご利用ください。
院外処方せんには有効期限があります。発行日を含めて4日間(土・日、祝日も含む)です。期限を過ぎてしまうと調剤薬局で受け付けてもらえませんので、ご注意ください。
当センターでは、患者の皆様に「おくすり手帳」を所持していただくよう、お願いしています。「おくすり手帳」は、処方されたおくすりの記録であるだけでなく、おくすりを服用(使用)中のできごとの記録にもなります。気付いたことは、こまめに記録するようにしましょう。
そして、病院や診療所、調剤薬局では、かならず「おくすり手帳」を提示して、おくすりを服用(使用)中のできごとをお知らせください。おくすりでの治療をする際に大切な情報となります。
外来患者の方で、当日、お薬を受け取れない場合は、時間外に、お受け取りになることも可能です。薬剤部へご連絡ください。
窓口では、お薬の説明に十分な時間がとれません。より詳しい説明をご希望の方は窓口でお申し出ください。また、帰宅後、お薬への疑問等がありましたら、薬剤部へお電話でお問合せください。
お薬には様々な剤形(粉末、錠剤、カプセル、液剤等)があります。お薬がうまく飲めない場合は薬剤師にご相談ください。
現在、他の医療機関からもらった服用中の薬があれば、診察時に医師に必ずお伝えください。飲み合わせ(相互作用)が悪い場合があります。できればお薬をご持参下さい。
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