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掲載日:2024年1月12日
小児は大人に比べ薬の使用量が少なく、また、年齢・体重等で大きく量が異なります。市販されている錠剤やカプセルはほとんどが大人用ですのでそのままでは飲めないことや量が多くなりすぎることから、錠剤やカプセルを粉砕して粉薬や水薬にして量を調整します。
当センターでは外来患者さんのお薬は、原則として院外処方となります。医師の診察後、お薬のある方には処方せんをお渡ししますので、院外の調剤薬局へお持ちください。お薬は調剤薬局で受け取っていただきます。
なお、一部の特殊なお薬については院内でお渡しする場合があります。
院外処方せんには有効期限があります。発行日を含めて4日間(土・日、祝日も含む)です。期限を過ぎてしまうと調剤薬局で受け付けてもらえませんので、ご注意ください。
例えば、お薬が手元に残っていても、新しい院外処方せんが発行された場合、発行した日から4日以内に調剤を行わないと、その院外処方せんは無効になります。
このため、事情により院外処方箋の有効期限の延長を希望する場合は、診察時に医師に申し出てください。
調剤薬局は患者さんが自由に選択することができますが、いつも利用する「かかりつけ薬局」を決めておきましょう。
「かかりつけ薬局」では薬剤師がお薬の飲み合わせや副作用の確認を行い、安全な治療ができるよう、お薬の情報を管理しています。
当センターで診療を受ける患者さんの多くは、小児用の特殊な医薬品が処方されており、在庫の確保が難しいものもあります。あらかじめ「かかりつけ薬局」を決め、院外処方せんの内容や服用しているお薬の情報を伝えておくと、調剤や医薬品の確保でお待ちいただくことを減らすことができます。
総合受付の横にさいたま市薬剤師会のファックスコーナーがあり、「かかりつけ薬局」の相談も受け付けていますのでご利用ください。
当センターでは、患者の皆様に「おくすり手帳」を所持していただくよう、お願いしています。「おくすり手帳」は、処方されたおくすりの記録であるだけでなく、おくすりを服用(使用)中のできごとの記録にもなります。気付いたことは、こまめに記録するようにしましょう。
そして、病院や診療所、調剤薬局では、かならず「おくすり手帳」を提示して、おくすりを服用(使用)中のできごとをお知らせください。おくすりでの治療をする際に大切な情報となります。
外来患者の方で、当日、お薬を受け取れない場合は、時間外に、お受け取りになることも可能です。薬剤部へご連絡ください。
窓口では、お薬の説明に十分な時間がとれません。より詳しい説明をご希望の方は窓口でお申し出ください。また、帰宅後、お薬への疑問等がありましたら、薬剤部へお電話でお問合せください。
お薬には様々な剤形(粉末、錠剤、カプセル、液剤等)があります。お薬がうまく飲めない場合は薬剤師にご相談ください。
現在、他の医療機関からもらった服用中の薬があれば、診察時に医師に必ずお伝えください。飲み合わせ(相互作用)が悪い場合があります。できればお薬をご持参下さい。
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