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掲載日:2025年2月17日

医療安全の取り組み

医療安全の基本的な考え方

安全な医療の提供は医療の基本となるものであり、職員一人ひとりが医療安全の必要性・重要性を自分自身の課題と認識し、医療安全体制の確立を図り、安全な医療の遂行を徹底することが重要です。このため、当センターは医療安全管理室および医療安全管理者を配置し、医療安全管理委員会を実務委員会として医療安全体制を確保し、院内の関係者と協議のもと医療安全管理指針及び医療安全対策マニュアルを作成しています。また、事例及び医療事故の評価分析により医療安全対策マニュアル等の定期的な見直しを行い医療安全管理の充実を図っています。

医療安全管理室構成メンバー

  • 医療安全管理室長(副病院長・兼任)
  • 医療安全管理者主幹 1名(看護師・専従)
  • 医療安全管理者主査 1名(看護師・専従)
  • 医薬品安全管理責任者 1名(兼任)
  • 医療機器安全管理責任者 1名(兼任)
  • 医療放射線安全管理責任者 1名(兼任)
  • 看護部門 1名(兼任)
  • 事務部門 1名(兼任)
  • 事務補助員 1名

医療安全管理者の役割

医療安全対策加算1の要件に準じた業務内容を遂行します。

  1. 安全管理部門の業務に関する企画立案及び評価を行います。
  2. 定期的に院内を巡視し各部門における医療安全対策の実施状況を把握・分析し、医療安全確保のために必要な業務改善等の具体的な対策を推進します。
  3. 各部門における医療事故防止担当者への支援を行います。
  4. 医療安全対策の体制確保のための各部門との調整を行います。
  5. 医療安全対策に係る体制を確保するための職員研修を企画・実施します。
  6. 相談窓口等の担当者と密接な連携を図り、医療安全対策に係る患者・家族の相談に適切の応じる体制を支援します。

医療安全対策の主な取り組み

お子さんを間違えるという事象(患者誤認)を防止するために、私たち(全職種)は次のことに取り組んでいます。

  1. お名前をお子さんやご家族に名乗っていただき、確認します。
  2. 書いてあるお名前をお子さんやご家族に読み上げていただき確認します。
  3. お子さんがつけているネームバンド、パソコンの画面、点滴などに書いてあるお名前を医療者が指を差し声に出して読み上げます。
  4. 電子カルテシステムにおけるバーコード認証でお子さんとお子さんに行う注射、輸血を照合します。お子さんがつけているネームバンドについているバーコードと注射ラベルなどのバーコードを読み取ります。

この取り組みは医療者だけでは実施できません。お子さんやご家族のご協力が必要不可欠です。ぜひご協力のほど、よろしくお願いいたします。
また、患者誤認防止策については年3回、医療者同士だけではなく、お子さんやご家族にお願いして、医療者がきちんと確認行動を実施しているか調査を行っています。調査結果については毎年11月院内に掲示し、院内の患者誤認防止策実施状況を評価しています。

医療安全に関するご相談について

医療安全についてご相談があるときは、総合受付にお声がけくださるか、代表番号にお電話ください。医療安全管理者が対応いたします。

TeamSTEPPS(チームステップス)について

重大事象発生時の要因は組織の問題が大きいことがあります。そこで、組織の医療安全文化を向上するために平成23年度より医療におけるチームトレーニングTeamSTEPPSを実施しています。
TeamSTEPPSとは「Team Strategies and Tools to Enhance Performance and Patient Safety:チームとしてのより良いパフォーマンスと患者安全を高めるためのツールと戦略」です。
医療の現場は様々な職種で構成され、それぞれの職種が高い専門性を発揮するために、各々の職種で知識・技術・態度を高めていくための教育が行われていますが、お子さん・ご家族に関わるときにはチームとして診断・治療・ケアを行っています。チームステップスロゴ
そのチーム力を高めるためにチームトレーニングがTeamSTEPPSを行っています。
全職員、全職種がこのトレーニングを受けています。
「『何か変!?』と感じたら、声に出そう!」「自分の考えていること=相手の考えていることなのか、確認してみないとわからないから、考えていること、思っていることは声に出して確認していこう!」「心配なこと、不安なこと、医療安全上の問題と感じたことは『心配です』『不安です』『医療安全上の問題です』と言葉で表現して伝えていこう!」ということをチームでトレーニングしています。
トレーニングは他職種合同のチームに分かれ、その都度、与えられた各課題を実施していきます。
このトレーニングを通して、職種間のコミュニケーションなどがより円滑に変わってきています。
そして、医療現場で行われているチーム医療のチームにはお子さん・ご家族も入っています。不安なこと、心配なこと、何か変と感じていることなどありましたら、ご遠慮なくお声掛けください。

TeamSTEPPS研修の様子

インシデント・アクシデントについて

埼玉県立病院機構では、医療の透明性を高め、県立病院と県民の皆様との信頼関係を気づいていくため、埼玉県立小児医療センターを含む県立病院における医療安全の取り組みやインシデント・アクシデント報告件数などについて公表しています。
詳しい内容につきましては、リンク先の公表資料をご確認ください。

県立病院の医療安全管理の取組について(PDF:1,569KB)

 

お問い合わせ

地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立小児医療センター  

郵便番号330-8777 埼玉県さいたま市中央区新都心1番地2

ファックス:048-601-2201

検査や治療又は診療の内容に関する個別のご相談には応じかねます。
回答にお時間をいただく場合がございますので、ご了承ください。

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