埼玉県立けやき特別支援学校のご案内
小児医療センターの移転に伴い、「けやき特別支援学校」という新たな名称で、岩槻特別支援学校の全機能が小児医療センター新病院内(7階)に移設されました。小児医療センターに入院・通院している小・中学生が学んでいます。
1.学校の概要
- 入院している間はけやき特別支援学校で学習し、治療が終わって元気になったら、もとの小・中学校に戻ります。
- 年間120人前後の児童生徒がけやき特別支援学校で学んでいます。在籍期間は、短いケースで2週間程度、長いケースでは数年間とさまざまです。平均すると3ヶ月から6ヶ月程度のケースが多いです。
- 学習は、体調や治療に合わせて進めます。主治医の指示によって、登校したり、ベッドで学習したりします。
- 登校している児童生徒の学習内容や時間割は、小・中学校とほとんど変わらず、教科書を使用して学習しています。中学部卒業生の多くは、高等学校に進学しています。
- 一人一人の運動や食事などの制限に合わせて、体育や調理実習などの活動を工夫しています。屋内温水プールでの授業もあります。
- ベッドで学習している児童生徒も、体育祭や文化祭などの行事に参加できるように工夫しています。
- 修学旅行、遠足などの校外行事では教職員の引率に加え、医師、看護師が同行します。
2.けやき特別支援学校で学ぶためには
- 現在通っている小・中学校から、けやき特別支援学校に転学(転校)する手続が必要です。小児医療センターを退院する時に再び手続をして、すぐにもとの小・中学校に戻ることができます。
- 転学するためには、主治医の許可が必要です。主治医、病棟師長にご相談ください。