埼玉県立がんセンター > 地域医療連携 > 地域医療機関の皆さまへのお知らせ
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掲載日:2025年2月4日
地域医療機関の皆様
新年あけましておめでとうございます。
患者様へのより良い医療提供のため、日ごろから当院との連携にご協力を賜り、本当にありがとうございます。この場をお借りして深謝申し上げます。
今年、がんセンターは50周年を迎え、新たな転機となります。これからも高度で高質、かつ全人的ながん診療を患者さんに提供していくことを第一の使命としていきます。しかしながら、当センターの機能も十分とは言えませんので、地域医療機関の皆様のお力をお借りしながら、互いの施設の強みを生かして共に患者様を支えていきたいと考えています。
新年を迎え、患者サポートセンターでは、「地域医療機関との連携強化」を大きな目標に掲げました。
当院の医師をはじめとする職員が積極的に地域の医療機関へ訪問し、是非とも皆様方に顔を覚えていただき、連携を深めていきたいと考えております。
皆様方からご紹介いただいた患者様のがん治療が一段落した後には、紹介元の医療施設に繋げさせていただくこと、地域の先生方からの受診を勧められた場合は喜んで診させていただき、定期的な当院の診察と併診をお願いするなど、患者様を中心とした循環型の地域医療展開を目指してまいります。
今後ともご指導ご鞭撻いただけますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
副病院長兼患者サポートセンター長
別府 武
C@RNA Connectは、オンラインで予約が取れるシステムです。
<予約可能な診療科>
外科系診療科:乳腺外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、婦人科
頭頸部外科、泌尿器科、胸部外科、消化器外科、皮膚科
歯科口腔外科
内科系診療科:呼吸器内科、消化器内科、血液内科、乳腺腫瘍内科
放射線治療科、腫瘍診断・予防科
1.C@RNA Connect(カルナコネクト)で予約をするためには、事前登録(無料)が必要となります。当院のHPより、
「C@RNA Connect新規申込書」(PDF:170KB)を出力し、必要事項を記入し、当院にFAX(FAX048-723-0851)で送信します。
2.当院より、「C@RNA Connect新規申込書」を富士フィルムメディカル株式会社に送り登録手続きを依頼します。
3.関連会社である富士フィルムソフト株式会社より、約2週間前後で操作に必要な「アカウント」と「パスワード」を
貴院へ郵送で通知いたします。
予約取得には、以下の方法もあります。
〇先生方から地域連携室に直接ご連絡をいただく。
〇患者さんが当院予約専用ダイヤル(048-722-3333)を通じて予約をとる。
お問い合わせ先
患者サポートセンター 地域連携担当(発知)
電話:048-722-1111(代表)
FAX:048-723-0851(直通)
E-mail:msyk2028@saitama-pho.jp
胃癌・大腸癌・肝臓癌・肺癌・乳癌の5大がんについては、埼玉県の中核病院(専門病院)で切除手術を受けた患者さんは、退院後の術後経過観察・再発の定期検査については、地元の連携病院やクリニック(かかりつけ医)で受けることができます。
その最大のメリットは通院時間や外来待ち時間の短縮です。また高血圧や糖尿病などの並存疾患も含めての全人的なケアーがしやすいことです。地域全体で、患者さん中心の医療をすることで、医療の偏在化を緩和し、医療レベルの均霑化を図ろうとする試みです。
当面、5大癌の中で比較的再発の少ない早期の癌患者さんが対象になります。早期でなくても、高齢者や、足が悪くて中核病院に通いきれない患者さんや、すでに高血圧や糖尿病などの並存疾患の治療も受けている患者さんで希望のある方はお申し出ください。担当医師・看護師の説明の後、御承諾をいただければ、臓器別の「医療連携手帳」をお渡しし、連携先の受け入れ承諾を確認後、実際の医療連携がスタートします。
患者さんは再診のたびに毎回この「医療連携手帳」を持参し、受診前に手帳に健康状態についての必要事項を毎回記入してください。それを見ながら、連携の医師がその時点の検査データを記入します。再発やその他の以上データが現れたときには、追加の検査で問題点を解明します。再発が少ない早期癌患者さんでも、他の癌(重複癌)やまったく別の病気が見つかることも時々ありますので、油断は禁物です。
さて、この「医療連携手帳」は、手術を施行した病院とかかりつけ医が協力し、専門的な医療と総合的な診療をバランスよく提供する共同診療体制を構築することを目的に作成されました。
内容は、(1)共同診療に必要な診療情報、(2)5年間の診療予定表、(3)5年分の診療記録、(4)病気に関する説明、の4つに分かれています。診療記録の所には患者さん自身に記入してもらう欄が設けてあります。この連携手帳を使用することで、患者さんは今後の診療予定を知ることが出来ますし、診療情報が共有されますので安心してこれまで通りかかりつけ医の診療を受けることが出来ます。通院時間や待ち時間が短縮し通院の負担が軽減します。
また、他の医療機関を受診する場合でも、お薬手帳と一緒に連携手帳を持参すれば、治療内容が正確に伝わり診療に役立ちます。病状が落ち着いているときの投薬や日常の診療はかかりつけ医が行い、手術を行なった病院へは節目(1年目・2年目・3年目・4年目・5年目)に受診していただきます。何か心配なことがある時には、まずかかりつけ医にご相談ください。適宜必要に応じて手術病院を受診していただきます。また緊急を要する場合で休日や夜間等でかかりつけ医に受診できない場合は、手術した病院までご連絡ください。
埼玉県は、がん診療連携拠点病院、埼玉県医師会が協力し、県内医療機関が共通に使用できる5大がんの地域連携クリティカルパス「埼玉県医療連携手帳」を、平成23年8月より運用しています。
地域連携クリティカルパス「埼玉県医療連携手帳」とは
がん患者さんが、手術など専門的な治療を行なった後に使用するものです。
患者さんの5年ないし10年先までの診療の計画を、手帳にまとめたものです。(パス詳細(PDF:188KB))
「がん診療連携指導料」の施設基準の届出に必要な「地域連携診療計画書」を以下のとおり公開いたします。
また、今後、連携医療機関に参加される場合や辞退される場合、がん種を変更する場合には、当がんセンターからも施設基準の変更届出の提出が必要となります。前月25日までにお知らせください。
がん治療連携に関する連絡:ファックス送信用紙(PDF:124KB)
「PSA経過観察手帳」及び「前立腺がん放射線治療後大腸検診手帳」を以下のとおり公開いたします。
当センターは今まで地域医療連携パスの協力(連携)施設に対して「医療連携機関登録証」を交付しておりましたが、それ以外の多くの紹介元施設から「医療連携機関登録証」の交付についてご要望をいただきました。
そのため、今後は当センターが発行する「医療連携機関登録証」の交付を希望される保険医療機関で、過去に紹介実績がある場合には交付させていただくことといたします。
下記「申込書」にご記入いただき、当センター患者サポートセンター直通ファックスまたはメールにてお送りいただければ、後日交付させていただきます。
なお、交付に関しては順次行いますが、若干のお時間をいただく場合もございますのでご了承ください。
【担当】
患者サポートセンター 発知
電話 048-722-1111(代表)
1 予約申込方法
・PET-CTの場合
「2 連絡先(PET-CT検査予約窓口)」に直接電話いただき、「紹介状/PET-CT依頼書」を至急ファックスしてください。検査日程調整後、
「紹介状/PET-CT依頼書」に予約日時を記載しこちらからファックスさせていただきます。
※「紹介状/PET-CT依頼書」は「3 様式」の「PET-CT検査依手順」内に様式がありますのでご利用ください。
・シンチグラフィ検査の場合
「2 連絡先(核医学検査予約窓口)」に直接電話いただき、「3 様式」の「シンチグラフィ検査依頼書」を至急ファックスしてくだ
さい。検査日程調整後、シンチ検査受診案内をファックスさせていただきます。(患者様にお渡しください)
2 連絡先(核医学検査予約窓口)
埼玉県立がんセンター放射線技術部核医学(RI)検査室
電話:048-722-3330(直通)
ファックス:048-722-3350
3 様式
以下の様式をダウンロードして使用してください。
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