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掲載日:2023年11月14日
顔かたち、肌の色、病気になりやすい体質、血液型など、私たちの様々な性質は次の世代に伝わりますが、そのことを私たちは「遺伝」と呼んでいます。その性質を決定しているのが、細胞の中にDNAという形で存在している「遺伝子」です。この遺伝子には、大変低い頻度ではありますが、変化が起こることがあります。1つの細胞の中で遺伝子変化が起こると、その細胞が分裂してできてくる細胞にも、同じ遺伝子の変化が存在することになります。そのために、遺伝子の変化が受精卵に存在すれば、そこから分裂してできてくる体中のすべての細胞に、同じ遺伝子の変化が伝わります。その遺伝子変化が、がんになりやすい性質に強く関わっている場合、遺伝性腫瘍ということになり、50%の確率で次の世代へと遺伝子の変化が受け継がれることになります。
遺伝性腫瘍の場合、一般には
等の特徴が見られます。この外来では、遺伝性腫瘍の診断、予防、治療、家族への遺伝、遺伝子検査(遺伝学的検査)などに関する情報を提供し、がん体質に関する不安や悩みなどに対して一緒に考え、これからの方向性を見いだせるよう支援していきます。
ご心配な方は、まずは相談にお越しください。
遺伝性腫瘍には以下のような診断名がついています。
など
午前:月曜日・火曜日・水曜日・木曜日
午後:月曜日・火曜日・水曜日・木曜日
赤木究(臨床遺伝専門医・指導医)
吉田玲子(臨床遺伝専門医・指導医)
山本剛(臨床遺伝専門医)
角田美穂(認定遺伝カウンセラー)
仲なつき(認定遺伝カウンセラー)
埼玉県立がんセンター 予約専用
電話 048-722-3333
〒362-0806
埼玉県北足立郡伊奈町大字小室780
埼玉県立がんセンター 腫瘍診断・予防科 担当:角田(かくた)
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