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埼玉県立がんセンター > 当施設について > 病院指標 > 令和6年度 埼玉県立がんセンター病院指標 > 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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掲載日:2025年9月30日

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

胸部外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx02x0xx 肺の悪性腫瘍 肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの等 手術・処置等2なし 216 11.87 9.82 0.46 71.11  
040150xx97x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2なし 15 20.93 28.41 0 71.33  
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし - - 3.03 - -  
040010xx01x0xx 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍 縦隔悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし - - 8.41 - -  
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - - 11.12 - -  

解説

 胸部外科で最も多かった診断群は、原発性肺癌や転移性肺腫瘍の手術症例で216例でした。手術のクリニカルパスでは入院期間は11日または13日(土日を挟む場合)ですのでほとんどの患者さんが術後予定通り退院しています。
2番目に多かったのは感染の手術症例15例です。これは肺癌を疑い診断及び治療目的に手術を行い、非結核性抗酸菌症等の感染症であった症例が大部分を占めています。また膿胸は入院期間が数か月に及ぶ場合もありこれらが平均在院日数を延ばす要因になっています。
3番目は胸水貯留に対するドレナージの目的の入院です。
4番目は縦隔悪性腫瘍で7例、平均在院日数は11.6日と肺悪性腫瘍手術と同様で、手術のクリニカルパスによる日数です。
5番目は術後の肺炎などによる呼吸不全が6例で在院日数は全国平均と同等でした。

 

乳腺外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし 257 9.00 9.77 0 59.44  
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 168 6.28 5.5 0 61.47  
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 12 4.17 9.75 0 53.67  
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし - - 6.48 - -  
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり - - 3.94 - -  

解説

 当科は乳房という単一臓器の診療を対象としており、令和6年度も当科の診断群別患者数の大部分は、乳房の悪性腫瘍で手術を要した患者群であった。最多であったのは、この表では乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なしであった。この項目には複数の術式の手術患者が混在している。

 

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 手術あり 手術・処置等1なし 143 5.06 4.65 0 44.69  
070041xx02x0xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術 手術・処置等2なし 33 17.85 17.01 0 64.64  
070041xx99x5xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 手術なし 手術・処置等25あり 31 3.10 4.15 0 63.65  
070041xx99x3xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 手術なし 手術・処置等23あり 27 6.63 8.66 0 56.85  
070041xx99x0xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 手術なし 手術・処置等2なし 22 6.36 6.81 4.55 51.59  

解説

 当院において診療する骨軟部腫瘍患者のうち、最も多い診断は四肢体幹に発生する骨軟部の良性腫瘍である。良性腫瘍あるいは良悪性不明で前医から紹介いただいた患者の中に、いわゆる希少がんである肉腫(骨軟部悪性腫瘍)が含まれてくる。このため他の癌種と違い整形外科においては良性腫瘍から積極的に診療介入を行っており、これが診断分類別患者数に反映されている。次に軟部の悪性腫瘍の手術と非手術(化学療法、放射線治療)が第2,3位となっている。当院サルコーマセンターでは全県的に希少がんに含まれる肉腫を受け入れている。軟部の悪性腫瘍(肉腫)に対する手術および手術以外の薬物療法や放射線治療を行う体制が整っており、サルコーマセンターによる肉腫の集学的治療の充実が数値に反映されている。軟部の悪性腫瘍における平均在院日数は全国平均と同等程度であり、非手術の平均在院日数は全国平均より下回っている。化学療法や放射線治療マネージメント力が入院期間短縮に寄与していると考えられる。

 

形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 24 7.58 6.48 0 52.17  
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし 14 12.21 9.77 0 53.29  
070570xx010xxx 瘢痕拘縮 瘢痕拘縮形成手術 手術・処置等1なし - - 5.31 - -  
090010xx05xxxx 乳房の悪性腫瘍 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) - - 7.26 - -  
090010xx011xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1あり - - 14.76 - -  

解説

 形成外科では乳房再建を目的とした乳癌患者がほとんどを占める。再建方法による分類で、組織拡張器による再建、ゲル充填人工乳房を用いた再建、自家組織による再建、乳頭乳輪再建に分類される。再建時期による分類では、乳癌切除と同時に行う一次再建と、切除後時間がたってから行う二次再建がある。その他には手術後の瘢痕、瘢痕拘縮などの治療も適宜行っている。

 

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010010xx9903xx 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 25 13.56 17.40 0 67.92  
010010xx03x00x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 17 14.00 19.89 5.88 60.24  
010010xx03x30x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等23あり 定義副傷病なし - - 46.13 - -  
010010xx97x3xx 脳腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等23あり - - 34.46 - -  
010010xx02x0xx 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術+術中血管等描出撮影加算等 手術・処置等2なし - - 21.16 - -  

解説

 当科の入院患者さんのほとんどは脳腫瘍の方です。脳から発生する「原発性脳腫瘍」は発生頻度が少なく[希少がん]に分類されるため、各地の医療機関からご紹介いただいています。肺がんや乳がんなど、体の他の部位から転移して脳にできる「転移性脳腫瘍」については、原発巣(最初にがんが発生した臓器)を担当する診療科と連携して治療を行っています。
脳腫瘍に対する治療の中心は手術です。腫瘍を摘出する手術が最も多く行われていますが、そのほかにも嚢胞性腫瘍(液体がたまるタイプの腫瘍)の内容液を吸引する手術や、水頭症(脳脊髄液がたまる状態)に対する髄液短絡術(シャント術)なども行っています。
また、腫瘍の種類や状態によっては、放射線治療や抗がん剤による化学療法が必要となることもあります。当院では特に「定位放射線治療」を導入しており、これは腫瘍に限局して放射線を当てる方法です。正常な脳への影響をできるだけ避けながら、短期間で体に負担の少ない治療が可能です。
さらに当科では、放射線科や主治科とのカンファレンスを行い、看護師・リハビリスタッフ・ソーシャルワーカーとも協力しながら、一人ひとりの患者さんにとって最適な治療と療養環境を提供できるよう努めています。

 

頭頸部外科

 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除(頸部外側区 域郭清を伴わないもの)等 手術・処置等1なし

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx99x3xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 135 12.56 26.52 0 59.33  
03001xxx0200xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 62 14.08 12.45 0 68.11  
03001xxx99x70x 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等27あり 定義副傷病なし 57 8.53 6.52 0 60.93  
100020xx010xxx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除(頸部外側区域郭清を伴わないもの)等 手術・処置等1なし 55 8.42 7.90 0 58.95  
03001xxx99x0xx 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 41 18.56 12.16 4.88 68.44  

 

放射線科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100020xx99x2xx 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 31 6.00 5.83 0 59.74  
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし - - 13.66 - -  
- - - - - - -  

解説

 放射線治療科で外部照射を行う患者さんは、入院が必要な場合には紹介元の診療科で入院して放射線単独治療や化学放射線治療を行っています。
放射線治療科では、RI病棟に入院して甲状腺癌に対して行うI-131内用療法を担当しています。

 

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 10 8.10 6.92 0 71.40  
130030xx97x00x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - - 7.82 - -  
070041xx97x0xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等2なし - - 9.61 - -  
02001xxx97x0xx 角膜・眼及び付属器の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし - - 7.58 - -  
080005xx99x2xx 黒色腫 手術なし 手術・処置等22あり - - 13.40 - -  

解説

 皮膚科の入院症例で最も多いのは有棘細胞癌、乳房外パジェット病といった皮膚がん手術です。基底細胞癌やボーエン病は有棘細胞癌より患者数は多いものの、外来で治療される方が多い疾患です。基底細胞癌でも眼瞼のような部位的に全身麻酔下での手術が必要な場合は入院して行っています。他科から依頼されたリンパ節生検(摘出術)を短期入院で行っております。悪性黒色腫の抗がん剤導入は入院で行い、以後外来にて治療を行っております。

 

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 219 2.86 2.45 0 73.58  
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし 132 5.96 6.81 0.76 74.61  
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし 105 6.01 8.64 0 73.68  
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 98 11.59 11.11 0 70.64  
110080xx99000x 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 92 2.26 6.74 0 75.53  

解説

 前立腺癌の増加に伴い、生検目的で入院する症例が増えており、2024年度は入院患者数のトップになっています。MRI超音波融合画像ガイダンスシステムを使用した生検が多く行われています。膀胱癌は表在性の比較的悪性度の低い癌と、浸潤傾向を有する比較的悪性度の高い癌に分かれます。表在性癌は経尿道的切除と膀胱内抗がん剤注入療法の対象となりますが再発率が高いため複数回の手術が必要になる症例が多く、入院患者数は多くなっています。平均在院日数は5.96日となっており、全国平均より短くなっています。また進行癌の場合は薬物療法が主体になり入院または外来で治療を行っています。最近増加傾向が著しい前立腺癌は早期の場合手術ないし放射線治療の適応となります。前立腺癌の手術件数は2020年以降、年あたり80件から100件の間で推移しており、2024年は98件でした。そのほとんどを負担の少ないロボット支援手術で行い、在院日数は現在2週間を切っています。また、進行前立腺癌に対しての化学療法目的の入院も増えています。このほか、最近は転移を有する進行癌も含めた腎盂尿管腫瘍も増加しており、手術ないし化学療法目的の入院が増えています。

 

婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 193 10.74 9.84 0 59.30  
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 85 3.25 4.07 0 59.64  
120010xx01x0xx 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)等 手術・処置等2なし 82 12.41 11.58 0 55.20  
120010xx99x30x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし 71 3.20 4.12 0 59.30  
12002xxx02xxxx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 61 3.02 2.92 0 41.74  

解説

 令和6年度に婦人科治療入院において診療群別に多かったのは、上位から①子宮頚癌/子宮体がんに対する手術群の患者、②子宮頚癌に対する根治的放射線/放射線化学療法の患者と術後や再発の子宮体がん/子宮頚癌に対する抗がん剤治療を施行した患者の混在群、③卵巣(卵管/腹膜)悪性腫瘍に対する手術群、④卵巣悪性腫瘍患者に対する化学療法等の治療患者群、⑤子宮頚部上皮内腫瘍に対する手術群であった。それぞれ進行した病期に対する初回治療としての手術治療、手術後補助治療、再発時の治療法があり、抗がん剤治療など外来治療可能な場合も相当数あるが、短期入院を複数回繰り返すことも多い。②は子宮頚癌に対する初回治療としての根治的放射線および放射線化学療法と、再発時や進行した病状における子宮頚癌/子宮体がんの種々の病状制御(治療関連合併症、緩和ケアなど)を目的とした入院が含まれており、病態によって短期~中長期の入院を要している。複数科(放射線治療科、消化器内科/外科、泌尿器科、緩和ケア科、呼吸器科など)と合同で集学的にアプローチし、病態の維持改善と退院を図っている。③および④の卵巣/卵管原発、一部腹膜がんを含む疾患群では、進行した病期で発症することが少なくないため、術前および術後化学療法が標準治療として行われ、比較的高率に認められる再発患者に対する化学療法、症状緩和目的の入院も多く含まれている。手術では消化器外科/泌尿器科などの診療科との合同手術となることも多い。⑤は子宮頚部異形成および初期子宮頚癌に対する子宮頚部円錐切除手術の患者群であり、治療目的と診断目的がある。

 

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 203 2.44 3.03 0 72.42  
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 82 16.49 13.41 1.22 71.65  
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 75 8.81 8.16 0 69.07  
040040xx9905xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等25あり 62 12.35 18.72 0 69.23  
040040xx99060x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等26あり 定義副傷病なし 43 13.60 14.00 0 71.37  

解説

 当科は切除不能進行再発肺癌の診断と治療を行っている。
診断群分類別患者数上位5位には、化学療法のみ(使用薬剤により分類が異なる)、緩和治療のみ、検査のみの患者が含まれている。

 

乳腺腫瘍内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx99x30x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし 98 2.97 5.48 0 55.88  
090010xx99x4xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 77 2.97 3.64 0 54.84  
090010xx99x80x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等28あり 定義副傷病なし 54 3.22 3.58 0 62.02  
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 34 8.38 9.75 2.94 63.32  
090010xx99x9xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等29あり 30 3.63 4.83 0 57.47  

 

血液内科

 

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99xbxx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2Bあり 59 18.54 12.23 1.69 70.83  
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等22あり 47 34.96 35.63 2.13 50.06  
130030xx99x0xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2なし 39 10.08 8.86 2.56 73.59  
130030xx99x6xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等26あり 38 16.00 15.67 2.63 69.03  
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等25あり 32 17.53 19.30 0 66.25  

 

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 115 6.95 7.45 0 75.63  
060010xx04xxxx 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 内視鏡的食道粘膜切除術等 85 6.80 7.39 0 71.74  
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 83 8.49 8.61 0 66.13  
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 70 4.70 2.57 0 67.33  
060035xx03xxxx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 69 5.17 6.39 0 69.70  

解説

 外科手術を行わない消化器内科では、内視鏡治療、抗癌剤治療が主な内容となります。中でも内視鏡を使用した胃・十二指腸ポリープ・粘膜切除術が115症例となっており、平均在院日数は6.95日となっています。その次に多い症例は、食道(頸部を含む)粘膜切除術が85症例で、平均在院日数は6.80日、次いで食道癌の化学療法(食道の悪性腫瘍(頸部を含む) 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし)が83症例で、平均在院日数は8.49日となっています。
 小腸・大腸の良性疾患(良性腫瘍含む)に対する内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術は70症例で、平均在院日数は4.70日でした。また、早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術(結腸の悪性腫瘍(虫垂を含む))は69症例で、平均在院日数は5.17日でした。

 

消化器外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035xx0100xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 145 14.41 14.81 0 67.74  
060020xx02xxxx 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 77 16.30 18.48 0 70.03  
060050xx020xxx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等 手術・処置等1なし 61 11.98 13.83 0 70.13  
060040xx0300xx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 直腸切除・切断術 切除術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 55 15.56 14.91 0 66.49  
060010xx02x1xx 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 食道悪性腫瘍手術(消化管再建手術を併施するもの) 頸部、胸部、腹部の操作によるもの等 手術・処置等21あり 48 32.60 31.92 0 69.98  

解説

   当科における診断群分類別にみる患者数は、標記のごとく大腸悪性腫瘍200例(結腸145+直腸肛門55)、胃悪性腫瘍77例、肝悪性腫瘍61例、食道悪性腫瘍48例となります。この数が診断群分類別の症例数となり、実際には、各悪性腫瘍の診療患者数は、この数値よりも多くなっています。診療科別手術患者数の項で記載します。
在院日数は全国平均にほぼ一致しており、在院日数の短縮を目指しつつ、適正で丁寧な診療を心がけています。

 

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お問い合わせ

地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立がんセンター  

郵便番号362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町小室780番地 埼玉県立がんセンター

ファックス:048-722-1129

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