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埼玉県立がんセンター > 当施設について > 病院指標 > 令和2年度 埼玉県立がんセンター病院指標 > 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

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掲載日:2023年9月8日

 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

胸部外科  

DPCコード DPC名称 患者数
平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 214 12.08 10.83 0 68.45  
040150xx97x00x 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 15 24.93 29.23 69.87  
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 13 2.00 3.39 75.77  
040010xx01x0xx 縦隔悪性腫瘍、縦隔・胸膜の悪性腫瘍 縦隔悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし - - 9.98 - -  
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - 13.30 - -  

解説

 令和2年度、当科で最も多かったのは、肺悪性腫瘍手術でした。肺癌または転移性肺腫瘍に対する肺切除症例で214例でした。クリニカルパスで入院期間は11日または13日ですので、平均在院日数は12日であり、パス通りに治療が行われたことを示しています。また、術後入院日数では7日~9日でほぼパスどおり、手術前日数は2日~4日と長く、土日を挟んだ場合の術前日数が多くなっており、入院日数に反映されています。
2番目に多かったのは、肺化膿症や膿胸の手術症例で15例、平均在院日数は25日と長期の入院になっています。胸腔内感染や気管支断端瘻などの手術合併症のリカバリー手術が含まれています。
3番目に多いのは、胸水や気胸など、術後処置目的に入院した症例で13例、平均在院日数は2日と短期間の入院となっていました。
4番目に多いのは、悪性縦隔腫瘍および悪性胸膜腫瘍手術症例で4例でした。
5番目は術後再発などの理由で再入院した4症例でした。

乳腺外科 

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)

転院 率

平均年齢
患者用  パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし 236 9.05 10.30 0 59.17  
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 148 5.63 6.02 0 56.94  
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし 20 2.95 6.20 0 61.35  
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり 11 3.91 4.13 0 46.36  
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし - - 9.58 - -  

解説

 当科は乳房という単一臓器の診療を対象としており、令和元年度も当科の診断群別患者数の大部分は、乳房の悪性腫瘍で手術を要した患者群であった。最多であったのは、この表では乳房の悪性腫瘍手術 乳房部分切除術であった。診療科別主要手術別患者数等に示されるように腋窩部郭清を伴わないものが多い結果であったが、この表では郭清を伴うもの等の方が多かった。それはこの診断群分類が一区分内に複数の手術を含む分類となっているためである。

整形外科 

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070010xx010xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし 80 5.71 5.39 0 38.60  
070041xx01x00x 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 40 18.98 16.79 0 59.38  
070041xx99x3xx 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 手術なし 手術・処置等23あり 31 6.71 9.63 0 47.55  
070040xx99x0xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等2なし 18 4.06 9.85 5.56 53.72  
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1なし 17 4.47 4.76 0 48.71  

解説

 当院において診療する骨軟部腫瘍患者のうち、最も多いのは骨軟部の良性腫瘍手術である。良性腫瘍あるいは良悪性不明で前医から紹介いただいた患者の中に、いわゆる希少がんである肉腫(骨軟部悪性腫瘍)が含まれてくる。このため他の癌種と違い良性腫瘍から積極的に診療介入を行っており、これが診断分類別患者数に反映されている。次に軟部の悪性腫瘍手術が多く、当院の特徴となっている。サルコーマセンターでは全県的に患者を受け入れ、軟部肉腫に対する手術および手術以外の薬物療法や放射線治療を行う仕組みが整っており、前年度第5位から第3位と上昇している。これはサルコーマセンターによる肉腫の集学的治療が充実してきていることを示していると考えられる。良性腫瘍治療の在院日数は全国平均程度であり、患者負担の少ない効率的な治療を行っている。軟部肉腫手術の平均在院日数が全国平均より上回っている。この理由として、治療を受ける患者の平均年齢が高いことや難易度の高い手術症例の紹介が考えられる。当院では高齢者の軟部肉腫手術を安全かつ積極的に行っているため、術後四肢機能の低下すなわち移動能の低下が、在院日数に影響したと考えられる。

形成外科 

DPCコード DPC名称

患者

平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)

転院 率 

平均年齢 患者用 パス
090010xx011xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1あり 27 14.07 15.87 0 47.33  
090010xx04xxxx 乳房の悪性腫瘍 組織拡張器による再建手術(一連につき) 乳房(再建手術)の場合等 12 9.92 8.26 0 56.08  
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし - - 10.30 - -  
070520xx97xxxx リンパ節、リンパ管の疾患 手術あり - - 8.51 - -  
090010xx97x0xx 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし - - 6.20 - -  

 解説

 形成外科では乳房再建を目的とした乳癌患者がほとんどを占める。再建方法による分類で、組織拡張器による再建、ゲル充填人工乳房を用いた再建、自家組織による再建、乳頭乳輪再建に分類される。再建時期による分類では、乳癌切除と同時に行う一次再建と、切除後時間がたってから行う二次再建がある。その他には手術後の瘢痕、瘢痕拘縮などの治療も適宜行っている。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢

患者用パス

010010xx9903xx 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり 26 8.54 17.29 3.85 72.42  
010010xx02x00x 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 25 17.36 21.17 0 66.60  
010010xx9900xx 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし - - 11.50 - -  
010010xx97x3xx 脳腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等23あり - - 34.28 - -  
010010xx9908xx 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等28あり - - 34.86 - -  

解説

 脳神経外科の入院患者は脳腫瘍が大部分を占めます。脳腫瘍は脳から発生する原発性脳腫瘍と、肺がんや乳がんなどのがんの転移性脳腫瘍に分類されます。原発性脳腫瘍は脳神経外科が、転移性脳腫瘍は原発巣を担当する診療科と連携しいずれかの科が主治医となって治療しています。脳腫瘍の手術では、脳腫瘍を摘出する手術が最も多く、ほかには、嚢胞性腫瘍の内容液を吸引する手術や併発する水頭症に対する髄液短絡術(シャント術と呼ばれます)などの手術法があります。手術以外にも、疾患によっては放射線治療や化学療法が必要になることがあります。当院では、脳腫瘍に限局して放射線を照射する定位放射線治療を行っており、これは、正常脳への放射線障害が回避でき、治療期間が短く体への負担の少ない最新の治療法です。
当科では、主科、放射線科とカンファレンスを通して理解を深め、ひとりひとりの患者さんに最適な治療法を提供できるように日々努力しています。 

頭頸部外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
03001xxx99x30x 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし 147 9.48 25.61 0 64.98  
03001xxx0100xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 88 15.28 13.68 0 66.35  
100020xx010xxx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除(頸部外側区域郭清を伴わないもの)等 手術・処置等1なし 52 9.94 8.50 0 56.21  
130030xx97x00x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 40 3.65 8.20 0 67.15  
03001xxx0111xx 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1あり 手術・処置等21あり 38 38.66 41.30 2.63 69.16  

解説

 令和2年度、当科の診断群別患者数で最多であったのは、シスプラチンを用いた化学放射線同時併用療法を行った患者群であった。この治療は咽頭、喉頭癌で治癒が見込める場合、あるいはQOL低下を伴う手術を拒否した場合に根治目的に施行された。また、頭頸部癌手術後の再発転移に関して高リスク群であった患者にも予防的に施行された。第2位に位置したのが組織移植や植皮術等を行わずに原発巣と頸部、あるいは頸部のみの手術を施行した頭頸部癌患者群でこれらには術後補助治療も行っていない。第3位は甲状腺癌に対する手術を行った患者群、第4位が悪性リンパ腫の確定診断、遺伝子検査提出目的で頸部リンパ節の生検目的で入院治療した患者群、第5位は進行頭頸部癌で原発巣の拡大切除と組織再建術を同時に行った患者群である。この方々には術後集中治療室で人工呼吸器管理を数日施行している。

放射線科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢

患者用

パス

100020xx99x2xx 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 18 5.72 6.15 0 65.33  
040040xx9902xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり - - 21.47 - -  
070040xx99x2xx 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等22あり - - 20.47 - -  

解説

 放射線治療の患者さんは、基本的には紹介元の診療科で入院して放射線単独治療や化学放射線治療を行っています。
放射線科で入院する患者さんは、RI病棟で行う甲状腺癌に対するI-131内容療法の患者さんが主です。
その他、他院からの紹介で短期間の治療を行う場合に、例外的に放射線科に入院して放射線単独治療を行う場合があります。

皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080005xx01x0xx 黒色腫 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 14 8.71 12.39 0 57.71  
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし 12 5.17 7.71 0 72.50  
110100xx97x0xx 精巣腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし - - 8.15 - -  
080005xx97x0xx 黒色腫 その他の手術あり 手術・処置等2なし - - 10.66 - -  
080005xx99x0xx 黒色腫 手術なし 手術・処置等2なし - - 12.89 - -  

解説

 皮膚科の入院症例で最も多いのは悪性黒色腫です。手術の他に抗がん剤導入は入院で行い、以後外来にて治療を行っております。次に多いのは有棘細胞癌です。基底細胞癌やボーエン病は有棘細胞癌より患者数は多いものの、外来で治療される方が多い疾患です。続いて多いのが乳房外パジェット病です。高齢化が進んでおり当科での患者さんの平均年齢は高い傾向を示しています。短期入院にてADLの低下を防ぐ対応をとっています。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 148 2.14 2.54 0 71.46  
110070xx99x20x 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし 141 5.76 9.96 0 69.48  
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし 132 5.95 7.13 0 73.23  
110080xx01xxxx 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 81 11.69 11.89 0 69.28  
110060xx99x20x 腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし 70 6.03 10.12 0 74.59  

解説

 前立腺癌の増加に伴い、生検目的で入院する症例が増えており、2020年度は入院患者数のトップになっています。平均在院日数は2019年度の2.98日から2.14日と短縮され全国平均より短くなっています。膀胱癌は表在性の比較的悪性度の低い癌と、浸潤傾向を有する比較的悪性度の高い癌に分かれます。表在性癌は経尿道的切除と膀胱内抗がん剤注入療法の対象となりますが再発率が高いため複数回の手術が必要になる症例が多く、入院患者数は多くなっています。平均在院日数は7日弱となっており、平均的なものとなっています。また進行癌の場合は抗がん剤治療が主体になり2週間程度の入院で行っています。最近増加傾向が著しい前立腺癌は早期の場合手術ないし放射線治療の適応となります。前立腺癌件数はコロナによる診療制限により2019年の110件から81件と減っていますが、そのほとんどを負担の少ないロボット支援手術で行い、在院日数は現在2週間を切っています。最近は転移を有する進行癌も含めた腎盂尿管腫瘍が増加しており手術ないし化学療法目的の入院が増えています。

婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002xxx01x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし 167 13.24 11.96 0 58.69  
120010xx99x50x 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり 定義副傷病なし 146 4.74 4.34 0.68 61.36  
12002xxx99x40x 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 142 4.11 4.44 0 63.51  
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なし 78 3.00 3.11 0 38.06  
120010xx01x0xx 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)等 手術・処置等2なし 74 12.41 12.59 0 56.08  

解説

 令和2年度に婦人科治療入院において診断群別に多かったのは、上位から①子宮頚癌/子宮体がんに対する手術群の患者、②卵巣悪性腫瘍患者に対する化学療法等の治療患者群、③子宮頚癌に対する根治的放射線/放射線化学療法の患者と術後や再発の子宮体がん/子宮頚癌に対する抗がん剤治療を施行した患者の混在群、④子宮頚部上皮内腫瘍に対する手術群、⑤卵巣(卵管/腹膜)悪性腫瘍に対する手術群であった。それぞれ進行した病期に対する初回治療としての手術治療、手術後補助治療、再発時の治療法があり、抗がん剤治療など外来治療可能な場合も相当数あるが、短期入院を複数回繰り返すことも多い。③は子宮頚癌に対する初回治療としての根治的放射線および放射線化学療法と、再発時や進行した病状における子宮頚癌/子宮体がんの種々の病状制御(治療関連合併症、緩和ケアなど)を目的とした入院が含まれており、病態によって短期~中長期の入院を要している。複数科(放射線治療科、消化器内科/外科、泌尿器科、緩和ケア科、呼吸器科など)と合同で集学的にアプローチし、病態の維持改善と退院を図っている。②および⑤の卵巣/卵管原発、一部腹膜がんを含む疾患群では、進行した病期で発症することが少なくないため、術前および術後化学療法が標準治療として行われ、比較的高率に認められる再発患者に対する化学療法、症状緩和目的の入院も多く含まれている。手術では消化器外科/泌尿器科などの診療科との合同手術となることも多い。④は子宮頚部異形成および初期子宮頚癌に対する子宮頚部円錐切除手術の患者群であり、治療目的と診断目的がある。

呼吸器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし 100 2.60 3.39 0 74.94  
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 87 8.20 9.42 0 69.66  
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 63 11.54 13.30 3.17 70.32  
040040xx99060x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等26あり 定義副傷病なし 58 10.03 15.31 0 70.86  
040040xx99080x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等28あり 定義副傷病なし 45 8.62 9.40 2.22 64.82  

乳腺腫瘍内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx99x4xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 127 3.98 4.15 0 53.61  
090010xx99x30x 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし 115 3.17 6.87 0 52.17  
090010xx99x8xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等28あり 47 3.11 4.31 0 55.81  
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 38 13.89 9.58 2.63 62.66  
060050xx99000x 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 11 6.45 8.65 0 57.73  

 

血液内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり 81 12.12 11.14 0 70.31  
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等22あり 60 37.72 38.35 3.33 59.63  
130030xx97x40x 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 55 27.07 25.58 0 67.53  
130030xx97x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等23あり 28 25.71 30.79 0 68.32  
130060xx99x4xx 骨髄異形成症候群 手術なし 手術・処置等24あり 26 9.54 10.18 0 78.96  

解説

 血液内科の入院の中で最も数が多いのは悪性リンパ腫の患者さんの化学療法導入です。治療を要する患者さんが多いので、多くの患者さんには導入療法の後は通院治療に移行して頂いています。再発した悪性リンパ腫の患者さんのうち、若い方には治癒を目指した自家末梢血幹細胞移植を前提とした化学療法を行っています。自家移植の対象にならない患者さんに対しても可能な範囲で強力な化学療法を行い、病気がない期間をできるだけ長くすることを目標にしています。
延入院日数が最も多いのは急性白血病患者さんの寛解導入療法、地固め療法での入院です。強力な化学療法と病状により造血幹細胞移植を併用して、白血病の治癒と社会復帰を実現しています。
高リスクの骨髄異形成症候群の患者さんには、メチル化阻害剤などを用いた化学療法を行い、元気でいられる時間をできるだけ長くすることを目標に治療を行っています。

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060010xx99x40x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし 159 9.22 9.31 0 67.91  
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 80 6.05 8.11 0 74.61  
060010xx99x30x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし 74 9.49 17.00 0 70.42  
060010xx02xx0x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 内視鏡的食道粘膜切除術等 定義副傷病なし 73 6.85 9.68 0 70.03  
060020xx99x7xx 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等27あり 56 5.34 6.93 0 68.02  

 解説

 外科手術を行わない消化器内科では、内視鏡治療、抗癌剤治療が主な内容となります。中でも食道の悪性腫瘍への化学療法が159症例となっており、平均在院日数は9.22日となっています。その次に多い症例は、内視鏡を使用した胃・十二指腸ポリープ・粘膜切除術(EMR)が80症例となり、次いで食道(頸部含む)粘膜切除術で74症例となっています。その場合平均在院日数は6.49日です。胃の悪性腫瘍に対する化学療法が56症例となります。

消化器外科 

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060020xx02xxxx 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 92 15.87 19.04 0 69.55  
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 66 13.42 16.19 0 67.79  
060050xx02xxxx 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等 51 13.10 15.58 0 68.20  
060040xx02000x 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 肛門悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 47 13.96 15.31 0 66.98  
060010xx01xx0x 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 食道悪性腫瘍手術(消化管再建手術を併施するもの) 頸部、胸部、腹部の操作によるもの等 定義副傷病なし 43 31.12 32.17 0 67.58  

解説

 DPCによる診断群分類は癌の罹患率を反映したデータになっています。大腸癌113例(結腸癌66+直腸癌47)、ついで胃癌は92例、肝悪性腫瘍51例、食道癌43例の順になります。ただし、このDPCコード以外に分類されている大腸癌、胃癌、食道癌、肝臓癌、膵臓癌もあり、別に掲載される主要手術別患者数を是非ご覧頂きたい。県内では有数の症例数です。

 

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