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掲載日:2023年6月2日
小児の重症潰瘍性大腸炎の臨床経過と予後の解明~日本小児炎症性腸疾患レジストリ研究より
埼玉県立小児医療センターが参加した、日本小児炎症性腸疾患レジストリ (JPIBD-R)より解析された「重症小児潰瘍性大腸炎の臨床経過と予後の解明」の結果が、科学誌である「Journal of Gastroenterology」に受理され、5月号に掲載されました。本研究により、生物学的製剤が登場した現代における小児の重症潰瘍性大腸炎の本邦の自然歴が明らかになりました。本邦ではカルシニューリン阻害薬が多く使用されていることで、欧米と比較して生物学的製剤の導入が回避できている可能性が示されました。本研究では埼玉県立小児医療センターは患者登録数が第一位であり、消化器・肝臓科の南部 隆亮 医長が重要な役割を果たし、本解析および執筆を担いました。同科の岩間達 科長兼副部長も重要な役割を果たし、同論文の共同著者となっています。
本研究成果のポイント
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