埼玉県立 小児医療センター > 各部門の紹介 > 診療技術部門 > 放射線技術部 > 造影X線検査
ここから本文です。
掲載日:2023年4月27日
造影検査のご紹介
当センターにおいて、一般撮影室で行われている主な造影検査は、消化器系と泌尿器系の検査です。一般的に透視造影検査は「X線TV検査」とも呼ばれ、人体を透過してきたX線を捕らえ、その画像をTVモニターに映しだして動画として見ることが出来ます。多くの場合、バリウムやヨードなどの造影剤を使用して食道や胃腸、膀胱の形態や動きを見ています。また、誤飲(硬貨などの異物を誤って飲む)時に透視しながら異物の除去を行うこともあります。また、透視画像を使用しない検査として、静脈から造影剤を注入し、腎臓・尿管・膀胱の経時的な変化をX線撮影する、IVP(経静脈腎孟造影)検査も行われています。
異物抜去術(ボタン電池)
腸重積整復術
検査名 |
前処置など注意事項 |
---|---|
IVP(経静脈腎孟造影) |
検査4時間前から禁飲食 |
VCG(排尿時膀胱造影) |
病態を把握するため、検査近日(一週間以内)の尿検査データが必要です。 外来患者の場合、検査当日に尿検査を行うと、検査結果が出るまでに多少お待たせすることがありますので、ご了承ください。 |
胃・食道造影 |
検査4時間前から禁飲食 |
注腸造影 |
検査4時間前から禁飲食 |
上記以外にも実施している検査は数多くあります。
検査を受けるように指示された時点で、検査前の注意事項については、主治医に確認するようにしてください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください