埼玉県立がんセンター > 当施設について > 病院指標 > 令和3年度 埼玉県立がんセンター病院指標 > 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
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掲載日:2023年9月8日
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x00x | 肺の悪性腫瘍 手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 232 | 12.00 | 10.47 | 0 | 68.53 | |
040150xx97x00x | 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 11 | 19.73 | 29.54 | 9.09 | 72.45 | |
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | - | - | 3.30 | - | - | |
040150xx99x0xx | 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術なし 手術・処置等2なし | - | - | 22.84 | - | - | |
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | - | - | 13.12 | - | - |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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090010xx010xxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし | 213 | 9.51 | 10.15 | 0 | 60.19 | |
090010xx02xxxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) | 148 | 5.86 | 5.88 | 0 | 58.74 | |
090020xx97xxxx | 乳房の良性腫瘍 手術あり | 17 | 3.06 | 4.10 | 0 | 52.65 | |
090010xx97x0xx | 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし | 13 | 4.00 | 6.37 | 0 | 62.38 | |
090010xx99x0xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし | - | - | 9.61 | - | - |
当科は乳房という単一臓器の診療を対象としており、令和3年度も当科の診断群別患者数の大部分は、乳房の悪性腫瘍で手術を要した患者群であった。最多であったのは、この表では乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なしであった。この項目には複数の術式の手術患者が混在している。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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070010xx010xxx | 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし | 53 | 5.43 | 5.49 | 0 | 41.53 | |
070041xx01x00x | 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部悪性腫瘍手術 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 37 | 17.03 | 17.13 | 0 | 62.41 | |
070041xx99x3xx | 軟部の悪性腫瘍(脊髄を除く。) 手術なし 手術・処置等23あり | 30 | 7.73 | 9.27 | 0 | 43.77 | |
080007xx97xxxx | 皮膚の良性新生物 その他の手術あり | 30 | 4.63 | 5.86 | 0 | 54.63 | |
070040xx03x0xx | 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 骨悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし | 16 | 25.75 | 23.44 | 6.25 | 59.88 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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090010xx011xxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1あり | 21 | 14.52 | 15.31 | 0 | 47.19 | |
090010xx97x0xx | 乳房の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2なし | 20 | 6.10 | 6.37 | 0 | 49.85 | |
090010xx04xxxx | 乳房の悪性腫瘍 組織拡張器による再建手術(一連につき) 乳房(再建手術)の場合等 | 15 | 8.67 | 8.10 | 0 | 47.60 | |
090010xx010xxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし | 12 | 13.25 | 10.15 | 0 | 46.08 | |
030390xx970xxx | 顔面神経障害 手術あり 手術・処置等1なし | - | - | 10.03 | - | - |
形成外科では乳房再建を目的とした乳癌患者がほとんどを占める。再建方法による分類で、組織拡張器による再建、ゲル充填人工乳房を用いた再建、自家組織による再建、乳頭乳輪再建に分類される。再建時期による分類では、乳癌切除と同時に行う一次再建と、切除後時間がたってから行う二次再建がある。その他には手術後の瘢痕、瘢痕拘縮などの治療も適宜行っている。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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010010xx02x00x | 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 23 | 21.74 | 20.79 | 0 | 66.52 | |
010010xx9903xx | 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等23あり | 16 | 9.50 | 17.10 | 0 | 65.63 | |
010010xx9900xx | 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | - | - | 10.65 | - | - | |
010010xx02x3xx | 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等23あり | - | - | 50.03 | - | - | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | - | - | 9.78 | - | - |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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03001xxx99x30x | 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし | 138 | 9.12 | 22.84 | 0 | 65.45 | |
100020xx010xxx | 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除(頸部外側区域郭清を伴わないもの)等 手術・処置等1なし | 57 | 10.14 | 8.19 | 0 | 61.37 | |
03001xxx0100xx | 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 46 | 13.50 | 13.07 | 0 | 68.35 | |
130030xx97x00x | 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 37 | 3.89 | 8.18 | 0 | 65.65 | |
03001xxx0111xx | 頭頸部悪性腫瘍 頸部悪性腫瘍手術等 手術・処置等1あり 手術・処置等21あり | 34 | 39.91 | 41.34 | 0 | 70.00 |
令和3年度、当科の診断群別患者数で最多であったのはシスプラチンを用いた化学放射線同時併用療法を行った患者群であった。この治療は咽頭、喉頭癌で根治が見込める場合、あるいはQOL低下を伴う手術を拒否した場合の治療目的に施行された。また頭頸部癌手術後の再発転移に関して高リスク群であった患者にも予防的に施行されている。次に多かったのは甲状腺癌に対する手術を行った患者群であった。3番目に多かったものは組織移植や植皮術等を行わずに原発巣と頸部、あるいは頸部のみの手術を施行した頭頸部癌患者群でこれらには術後補助治療も行っていない。4番目が悪性リンパ腫の確定診断、遺伝子検査提出目的で頸部リンパ節の生検目的で入院治療した患者群、5番目は進行頭頸部癌で原発巣の拡大切除と組織再建術を同時に行った患者群である。この患者群は術後集中治療室で人工呼吸器管理を数日施行している。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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100020xx99x2xx | 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり | 18 | 5.78 | 6.10 | 0 | 61.56 | |
100020xx99x00x | 甲状腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | - | - | 7.96 | - | - | |
- | - | - | - | - | - | - |
放射線治療で外部照射を行う患者さんは、入院が必要な場合には紹介元の診療科で入院して放射線単独治療や化学放射線治療を行っています。放射線科では、RI病棟に入院して甲状腺癌に対して行うI-131内用療法を担当しています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり | 179 | 2.04 | 2.50 | 0 | 72.31 | |
110070xx03x0xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし | 137 | 5.66 | 7.02 | 0 | 74.55 | |
110080xx01xxxx | 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 | 94 | 11.41 | 11.63 | 0 | 67.96 | |
110070xx99x20x | 膀胱腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし | 90 | 6.63 | 9.65 | 0 | 72.76 | |
110060xx99x20x | 腎盂・尿管の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし | 59 | 5.56 | 9.69 | 0 | 72.83 |
前立腺癌の増加に伴い、生検目的で入院する症例が増えており、2021年度は入院患者数のトップになっています。平均在院日数は2019年度の2.98日から2.04日と短縮され全国平均より短くなっています。膀胱癌は表在性の比較的悪性度の低い癌と、浸潤傾向を有する比較的悪性度の高い癌に分かれます。表在性癌は経尿道的切除と膀胱内抗がん剤注入療法の対象となりますが再発率が高いため複数回の手術が必要になる症例が多く、入院患者数は多くなっています。平均在院日数は5.66日となっており、全国平均より短くなっています。また進行癌の場合は抗がん剤治療が主体になり2週間程度の入院で行っています。最近増加傾向が著しい前立腺癌は早期の場合手術ないし放射線治療の適応となります。前立腺癌件数はコロナによる診療制限により2019年の110件から2020年は81件に減少しましたが、2021年は94件とやや回復しています。そのほとんどを負担の少ないロボット支援手術で行い、在院日数は現在2週間を切っています。最近は転移を有する進行癌も含めた腎盂尿管腫瘍が増加しており手術ないし化学療法目的の入院が増えています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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12002xxx01x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2なし | 161 | 12.30 | 11.55 | 0 | 58.68 | |
12002xxx99x40x | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし | 108 | 4.55 | 4.34 | 0 | 59.46 | |
12002xxx02x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2なし | 90 | 3.00 | 3.05 | 0 | 40.00 | |
120010xx99x50x | 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等25あり 定義副傷病なし | 83 | 3.90 | 4.23 | 0 | 65.59 | |
120010xx01x0xx | 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 子宮附属器悪性腫瘍手術(両側)等 手術・処置等2なし | 59 | 13.00 | 12.38 | 0 | 60.37 |
令和3年度に婦人科治療入院において診断群別に多かったのは、上位から①子宮頚癌/子宮体がんに対する手術群の患者、②子宮頚癌に対する根治的放射線/放射線化学療法の患者と術後や再発の子宮体がん/子宮頚癌に対する抗がん剤治療を施行した患者の混在群、③子宮頚部上皮内腫瘍に対する手術群、④卵巣卵管等悪性腫瘍患者に対する化学療法等の治療患者群⑤卵巣(卵管/腹膜)悪性腫瘍に対する手術群であった。それぞれ進行した病期に対する初回治療としての手術治療、手術後補助治療、再発時の治療法があり、抗がん剤治療など外来治療可能な場合も相当数あるが、短期入院を複数回繰り返すことも多い。②は子宮頚癌に対する初回治療としての根治的放射線および放射線化学療法と、再発時や進行した病状における子宮頚癌/子宮体がんの種々の病状制御(治療関連合併症、緩和ケアなど)を目的とした入院が含まれており、病態によって短期~中長期の入院を要している。複数科(放射線治療科、消化器内科/外科、泌尿器科、緩和ケア科、呼吸器科など)と合同で集学的にアプローチし、病態の維持改善と退院を図っている。③は子宮頚部異形成および初期子宮頚癌に対する子宮頚部円錐切除手術の患者群であり、治療目的と診断目的がある。④および⑤の卵巣/卵管原発、一部腹膜がんを含む疾患群では、進行した病期で発症することが少なくないため、術前および術後化学療法が標準治療として行われ、比較的高率に認められる再発患者に対する化学療法、症状緩和目的の入院も多く含まれている。手術では消化器外科/泌尿器科などの診療科との合同手術となることも多い。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
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040040xx99040x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし | 93 | 8.91 | 9.07 | 1.08 | 68.94 | |
040040xx9910xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 51 | 2.80 | 3.30 | 0 | 76.16 | |
040040xx99060x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等26あり 定義副傷病なし | 49 | 12.22 | 15.06 | 2.04 | 67.98 | |
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 48 | 13.73 | 13.12 | 8.33 | 69.27 | |
040040xx9905xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等25あり | 34 | 13.26 | 19.34 | 0 | 70.06 |
当科は切除不能進行再発肺癌の診断と治療を行っている。
診断群分類別患者数上位5位には、化学療法のみ、化学療法+放射線併用療法、放射線治療のみ、緩和治療のみ、検査のみの患者が含まれている。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
090010xx99x30x | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし | 94 | 3.00 | 6.55 | 0 | 52.68 | |
090010xx99x4xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等24あり | 92 | 3.11 | 3.94 | 0 | 55.14 | |
090010xx99x8xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等28あり | 43 | 2.98 | 4.21 | 0 | 59.42 | |
090010xx99x0xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし | 26 | 9.31 | 9.61 | 0 | 54.46 | |
070040xx99x2xx | 骨の悪性腫瘍(脊椎を除く。) 手術なし 手術・処置等22あり | 11 | 30.55 | 20.77 | 0 | 66.45 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
130030xx99x4xx | 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等24あり | 77 | 12.51 | 10.66 | 0 | 69.48 | |
130030xx97x40x | 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等24あり 定義副傷病なし | 59 | 27.19 | 24.41 | 1.69 | 64.03 | |
130010xx97x2xx | 急性白血病 手術あり 手術・処置等22あり | 56 | 32.82 | 37.46 | 1.79 | 52.70 | |
130030xx97x3xx | 非ホジキンリンパ腫 手術あり 手術・処置等23あり | 26 | 26.00 | 29.03 | 0 | 60.42 | |
130060xx99x4xx | 骨髄異形成症候群 手術なし 手術・処置等24あり | 24 | 9.25 | 10.12 | 0 | 81.96 |
血液内科の入院の中で最も数が多いのは悪性リンパ腫の患者さんの化学療法導入です。治療を要する患者さんが多いので、多くの患者さんには導入療法の後は通院治療に移行して頂いています。再発した悪性リンパ腫の患者さんのうち、若い方には治癒を目指した自家末梢血幹細胞移植を前提とした化学療法を行っています。自家移植の対象にならない患者さんに対しても可能な範囲で強力な化学療法を行い、病気がない期間をできるだけ長くすることを目標にしています。
延入院日数が最も多いのは急性白血病患者さんの寛解導入療法、地固め療法での入院です。強力な化学療法と病状により造血幹細胞移植を併用して、白血病の治癒と社会復帰を実現しています。
高リスクの骨髄異形成症候群の患者さんには、メチル化阻害剤などを用いた化学療法を行い、元気でいられる時間をできるだけ長くすることを目標に治療を行っています。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060010xx99x40x | 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等24あり 定義副傷病なし | 148 | 8.47 | 9.09 | 0 | 70.10 | |
060020xx04xxxx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 | 63 | 6.19 | 7.96 | 0 | 73.87 | |
060010xx99x30x | 食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし | 50 | 9.92 | 15.55 | 0 | 71.00 | |
060020xx99x7xx | 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等27あり | 50 | 5.26 | 6.54 | 0 | 66.96 | |
06007xxx9905xx | 膵臓、脾臓の腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等25あり | 50 | 7.42 | 8.03 | 0 | 68.80 |
外科手術を行わない消化器内科では、内視鏡治療、抗癌剤治療が主な内容となります。中でも食道の悪性腫瘍への化学療法が148症例となっており、平均在院日数は8.47日となっています。その次に多い症例は、内視鏡を使用した胃・十二指腸ポリープ・粘膜切除術が63症例となり、次いで食道(頸部含む)粘膜切除術で50症例となっています。その場合平均在院日数は5.26から6.19です。
胃及び膵臓の悪性腫瘍に対する化学療法がそれぞれ50症例ずつとなります。食道癌の化学放射線療法(食道の悪性腫瘍(頸部を含む。) 手術なし 手術・処置等23あり 定義副傷病なし)は50症例であり、平均在院日数は9.92日と比較的長い傾向がありました。化学療法レジメンの内容と放射線照射があるためと考えます。
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060020xx02xxxx | 胃の悪性腫瘍 胃切除術 悪性腫瘍手術等 | 87 | 15.23 | 18.34 | 0 | 68.34 | |
060035xx010x0x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし | 71 | 12.77 | 15.76 | 0 | 69.38 | |
060050xx02xxxx | 肝・肝内胆管の悪性腫瘍(続発性を含む。) 肝切除術 部分切除等 | 53 | 13.81 | 14.93 | 0 | 69.87 | |
060040xx0210xx | 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 肛門悪性腫瘍手術 切除等 手術・処置等1あり 手術・処置等2なし | 43 | 18.16 | 23.28 | 0 | 63.77 | |
060040xx03xx0x | 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 直腸腫瘍摘出術(ポリープ摘出を含む。)等 定義副傷病なし | 37 | 11.97 | 12.63 | 0 | 63.32 |
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | 10 | 15.50 | 13.12 | 0 | 73.00 | |
040050xx99x0xx | 胸壁腫瘍、胸膜腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし | - | - | 13.72 | - | - | |
03001xxx99x0xx | 頭頸部悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし | - | - | 12.14 | - | - | |
060020xx99x0xx | 胃の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし | - | - | 10.44 | - | - | |
060040xx99x00x | 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | - | - | 9.37 | - | - |
当緩和ケア病棟へ入棟する患者は、院内からの紹介が約9割、院外からの紹介が約1割である。あらゆるがん種に対応している。
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