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掲載日:2024年4月1日
病理診断科(病理部門)のご紹介
病理診断科は、平成20年4月1日より医療機関の標榜診療科に加えられました。
病理診断科(病理部門)の主な仕事は、1.病理組織診断、2.細胞診断、3.病理解剖です。
小児期は人間の一生の中でもっとも発達成長を遂げる時期であり、このことは組織や臓器に置き換えても同じことがいえます。小児の疾患を病理組織学的に診断するには、発達過程にある組織・臓器の特徴を十分に理解した上で行わなければならないと日頃から考えております。
当センター病理部門では、神経芽腫・腎芽腫・肝芽腫に代表される腫瘍性疾患やヒルシュスプルング病に代表される消化管奇形病変など小児特有の疾患の診断をするにあたり、通常の顕微鏡観察のほかに免疫組織化学的手法・酵素組織化学的手法・蛍光抗体法などを用いて診断しております。また、感染免疫科などと協力し先天性および後天性感染症(ウイルス・細菌等)の診断にはin situ hybridizationなどの新しい技術も用いております。
さらに、光学顕微鏡で観察し得ない細胞の微細構造の異常については透過型電子顕微鏡や走査型電子顕微鏡を用いて詳細な検討を加えより詳しい診断を行っております。
小児疾患には難解な例も多いのですが、臨床医が早く適切な治療が開始できるように全国の小児病理医や一般病理医と情報交換を行い正確で詳細な情報をより早くフィードバックするように努力しております。
氏名 | 渡辺 紀子 |
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役職 | 科長 |
専門(得意分野) | 小児病理 |
資格 | 死体解剖資格、病理専門医、細胞診専門医、病理専門医研修指導医、分子病理専門医、 日本病理学会学術評議員、日本小児がん研究グループ 病理診断委員会オブザーバー、医学博士 |
最終学歴(卒業年) | 新潟大学医学部(平成13年) |
氏名 | 市村 香代子 |
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役職 | 医長 |
専門(得意分野) | 小児病理学 |
資格 | 病理専門医 |
最終学歴(卒業年) | 東京大学大学院博士課程(平成28年) |
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