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掲載日:2020年1月7日

2012年レジデントの言葉

4人のレジデントの皆さん(うち1人は平成24年度スタッフに採用)に、がんセンターを選択した動機や所属科の印象など複数の項目にわたって語ってもらいました。

  1. がんセンターを選択した動機
  2. 所属科の印象
  3. 所属科の特徴
  4. どうやって専門領域を決めたか
  5. 症例数のまとめ
  6. 日常生活の実際、施設の充実度など
  7. 今後の目標
  8. 未来のレジデントに向かって一言

語ってくれた4人

横山医師の写真

横山先生
平成21年外科レジデント採用
平成24年消化器外科スタッフ採用

野田医師の写真

野田先生
平成22年外科レジデント採用

石川医師の写真

石川先生
平成24年外科レジデント採用

沼田医師の写真

沼田先生
平成22年婦人科レジデント採用

レジデントの言葉紹介

1. がんセンターを選択した動機 

横山 私の場合は『とにかく手を動かして治療できるのは外科しかない』と思い外科医を志し、大学卒業後は一般病院で外科手術全般を経験しました。その中で、消化器がんの治療方針の決定、術式の選択、系統的リンパ節郭清の手技などに強い関心を持ち始めました。がん治療をもっと知りたい、極めたいと思い、それならば専門病院のがんセンターで学ぶのがベストと考え、当センターを選択しました。

野田 私は専門性が高く、最新の技術を身につけたいと思い、がんセンターを志望しました。

石川 手術件数が豊富であり、手術手技、周術期管理はもちろんのこと病理診断や画像診断また緩和ケアにいたるまで、がん診療に対して幅広く、知識と技術を習得したいと思い、がんセンターを志望しました。

沼田 私は大学病院で5年間産婦人科の基礎を学ぶ中で、婦人科腫瘍に興味を持ち埼玉県立がんセンターを希望しました。

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2. 所属科の印象 

横山 消化器外科のカンファレンスは原則、消化器外科スタッフ全員で行うので、手術適応の検討や多臓器同時手術など多角的な視野で治療を行っていると思います。また他の専門分野のチェックを受けることで、見落としが少なくなったり、思いつかなかったアドバイスをいただいたりできるので勉強になります。

野田 消化器外科は野武士軍団という印象ですね。

石川 消化器外科は経験豊かな指導医が多く、治療内容や方針に親身に相談に乗っていただける雰囲気の良い科だと感じています。またレジデント同士仲がよく、切磋琢磨しながら日々診療にあたっています。レジデント部屋があるので、わからない事や患者さんの相談、将来のことなど、同期や先輩と話すことができるのも助かります。

沼田 婦人科は部長を中心にアットホームな印象です。先輩方は治療だけでなく、ICの仕方、患者様との関わり方なども含めて、とてもよく指導してくれます。

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3. 所属科の特徴 

横山 全臓器に胸腔鏡または腹腔鏡が導入され、鏡視下手術が盛んに行われています。私は下部消化管グループに所属していますが、究極の肛門温存手術であるISR(内肛門括約筋切除術)、低侵襲の腹腔鏡下大腸切除術が売りです。また、大腸癌の局所再発や腹膜播種など通常では切除困難とされる病変も積極的に切除している点は腫瘍学的にも興味があり、当科の特徴と言えます。

野田 現在は全臓器において内視鏡外科手術を行っていて、最新の外科治療を勉強することができます。ロボット手術も導入予定と聞いています。

沼田 症例数が多く様々な経験ができる点ですね。またいろいろな専門医の資格が取得可能な点も教育病院として重要だと思います。看護師、コメディカルも含めた全人的な医療を心がけて患者様に接している点も非常に良いですね。

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4. どうやって専門領域を決めたか 

横山 私の専門領域は下部消化管で、主に大腸癌を扱っています。大腸癌治療を選択したのはその治療方法の多様性が魅力的だからです。通常のステージ3.までの大腸癌は開腹または腹腔鏡で切除しますが、大腸は腹腔内全域に広がり、固定されているため、腫瘍の占拠部位に応じた術式があります。また、直腸癌においては根治性と肛門温存や自律神経温存といった機能温存、この相反する両者をいかに担保できるかというのが永遠のテーマであり、興味深いと思ったからです。

野田 私はまだ特に専門分野は決めていませんが、現在当科で行われている低侵襲な内視鏡外科手術を身につけたいと思います。

沼田 私は腫瘍学に興味をもったためです。

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5. 症例数のまとめ 

横山 平成21年から23年の経験症例数まとめは次の表のとおりです。

術式

開腹術者

開腹助手

鏡視下術者

食道癌手術

0

0

0

胃手術

40

24

0

胃局所切除(楔型切除を含む)

2

0

0

幽門側胃切除術

20

8

0

幽門保存胃切除術

4

1

0

噴門側胃切除術

3

1

0

胃全摘術

11

14

0

大腸手術

75

89

18

回盲部切除術

0

0

1

経腸右半切除術

12

9

6

経腸左半切除術

3

4

0

S状結腸切除術

15

3

3

Hartmann氏手術

1

2

0

高位前方切除術

4

3

3

低位前方切除術

11

11

4

超低位前方切除

12

25

1

Miles手術

0

2

0

ISR

3

6

0

骨盤内蔵全摘出

0

2

0

経肛門的手術

0

3

 

大腸癌再発手術

0

6

0

人工肛門造設術

7

9

0

人工肛門閉鎖術

7

4

 

肝胆膵手術

17

43

1

肝部分切除術

10

8

1

肝外側区域切除術

2

0

0

肝切除術(外側区域を除く区域以上)

2

16

0

胆嚢悪性腫瘍手術

1

1

0

膵頭十二指腸切除術

1

14

0

膵体尾部切除術

1

4

0

その他

22

28

0

手術件数合計

154

184

19

野田 18か月(術者のみ)の件数です。

術式

件数

胃切除

33

結腸切除(腹腔鏡下結腸切除含む)

16

直腸切除

14

膵切除

4

肝切除

7

手術件数合計

74

沼田 2年間(主治医として携わってきた症例数)の件数です。

術式

件数

子宮頸部上皮内癌(円錐切除術)

35

子宮頸癌(手術、放射線治療、化学療法含む)

34

子宮体癌(手術)

29

卵巣癌(手術、化学療法含む)

19

手術件数合計

117

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6. 日常生活の実際、施設の充実度 

横山 毎日、手術日でとにかく忙しいと思いましたが、短期間で色々経験できるのはメリットだと思いました。レジデントはレジデント室という一室に机が与えられ、そこで夜な夜な先輩や後輩と日々の診療における疑問点や今後の医者人生について語れたことがとても有意義でした。

野田 症例数が多く人が少ないため、平日は手術に追われていますが、緊急手術が少なくonoffがはっきりしているのは良いですね。自分次第で勉強する時間も作れますし、図書館の環境も非常に充実しています。学会発表も盛んで、専門医取得するための症例数には困りません。建物自体は古くて不便を感じる部分もありますが、新病院になるにあたり、かなり改善されるようなので期待しています。レジデントの宿舎も良くなるようですし。

石川 平日朝8時45分から病棟回診があり、患者さんの状態を全員でチェックしています。月曜7時00分から術前、金曜7時45分から術後カンファレンスがあります。また月曜日の夕方から医局会、木曜日の夕方からは“キャンサーボード”という治療方針を組み立てるのが難しい患者さんに対する、方針決定のためのカンファレンスがあります。また手術に関しては、現在肝胆膵外科をローテーションしていて、1週間に3~4件の手術に入っています。

沼田 婦人科では主治医として患者様に接することができ、外来や初診も診ます。週に2回あるカンファレンスで治療方針の相談を行いながら診療を進めています。消化器外科や泌尿器外科と合同で行うキャンサーボードや緩和、遺伝子の勉強会など、いろいろな先生方と関わり、さまざまな領域の勉強が可能です。緩和ケア科、精神腫瘍科などがあり、他科の先生方からも治療を学ぶことができる点は充実した環境であると思います。

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7. 今後の目標 

横山 私は大腸外科の分野のうち、特に腹腔鏡手術とISR、側方リンパ節郭清の手技を修得したいと思っています。

野田 消化器外科学会の専門医資格と、昨年から本格的に導入された腹腔鏡下胃切除の最新技術を身につけたいと考えています。

石川 腹腔鏡下での低侵襲手術の技術向上を目指したいと考えています。

沼田 この2年間で癌治療認定医、細胞診専門医の資格を取得できたため、現在は婦人科腫瘍認定医を目指しています。

8. 未来のレジデントに向かって一言 

横山 3年間のレジデント生活は決して楽なものではありませんが、得られる知識や手術技術は今後の医師人生においてかけがいのないものとなります。我々と一緒に日夜、研鑽を積んでいきましょう。

野田 百聞は一見に如かず。是非見学にいらしてください。歓迎しますよ!

石川 雰囲気を味わうためにも、是非一度見学に来ていただければと思います。新病院になると施設もさらに充実し、より満足のいく研修ができると思います。

沼田 手術の技術を学びたい方、他科へのローテーションで癌治療における幅広い知識を身につけたい方など、それぞれの希望に合った研修が可能な病院です。癌治療に興味がある方には是非お勧めです。

お問い合わせ

地方独立行政法人埼玉県立病院機構 埼玉県立がんセンター  

郵便番号362-0806 埼玉県北足立郡伊奈町小室780番地 埼玉県立がんセンター

ファックス:048-722-1129

検査や治療又は診療の内容に関する個別のご相談には応じかねます。
がん相談については、地域連携・相談支援センターをご利用ください。
地域連携・相談支援センター連絡先
電話:048-722-1111
受付時間 平日9時00分~16時00分

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